機動戦士ガンダム0087~ウロボロスの軌跡~   作:金国佐門

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解説
登場人物「メアリー・スー」


メアリー・スー

階級:少尉

16歳(女性)

 

 やや幼い顔立ちに、透き通るような白い肌、肩まで伸ばした輝くような金の髪、宝石のように美しい碧の瞳を持った少女。

 身長はコーカソイド系にしてはやや小柄。見た目にそぐわない豊満なバストの持ち主。

 明るく元気で無邪気な性格をしており、RIP隊のムードメーカー。

 基本的に髪型はワンサイドアップにしている事が多い。

 ちょい足しマニアで、持ち物には大量のスパイスなどが含まれる。

 好きな食べ物は肉類全般。嫌いな食べ物は虫類や爬虫類、雑草っぽい草など。

 好きなスパイスはフライドガーリック。(だが、絶対必須なスパイスとしてカレー粉と塩を上げている)

 

 連邦軍のニュータイプ研で施術を受けた強化人間であり、主に肉体(フィジカル)面や、思考速度と反射速度を薬で強化されている。

 近接戦のスペシャリストで、モビルスーツに乗りさえすれば白兵戦で負ける事はまず無い。

 一方、射撃の成績が悪く、彼女が乗る機体は常に、超加速で敵陣に乗り込み、白兵戦で敵を倒すタイプにカスタマイズされている。

 

 生身の白兵戦は苦手。体の使い方が素人レベルなのと、胸が邪魔なため、らしい。

 避け続けるなら得意だが、背丈の問題でパワーが足りないため、攻撃力が足らないようだ。

 ナイフや銃火器を持たせれば白兵戦でも一般兵よりは遥かに強い。が、比較的非力なため重火器を持てない。

 

 反射性と回避性能は高く、強化され付与された擬似ニュータイプ能力により狙撃なども避ける事が可能。

 

 強化の副産物として、将棋やチェスの天才となっており、他人の行う30手先までなら予測可能。

 その能力を生かし、把握できる射程圏内の行動を全て読み、超高速で最適解の行動をとり、近接戦のアドバンテージを取る。

 だが、射程外からの素早い強襲などのイレギュラーには若干弱い。

(もっとも、それさえも、ほとんど擬似ニュータイプ能力で克服されているが)

 

 幼少期に被験体としてニュータイプ研に集められた孤児の一人。

 強化施術の副作用により過去の記憶を失っているが、精神は比較的安定している。

 

 コードネームは『ラビット』。

 

 このコードネームは研究所時代からのもので、記憶は研究所での施術以降のものしか持っておらず、本名も不明なためコードネームで呼ばれ続けていた。

 

 名前は偽名であり、軍に登録された際に偽造戸籍を取得するために付けられた。

 

 あまり有名では無いものの、一部敵兵からは『ヴォーパルバニー』として恐れられている。

 

 

  ウサギのエンブレムに気をつけろ。うかつに近寄ると首を刎ねられるぞ。

   いやいや、たかがメインカメラがやられた所で……。

    馬鹿野郎。コクピット内のお前の首が消し飛ぶって言ってんだよ。

 

 

 

 

 


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