機動戦士ガンダム0087~ウロボロスの軌跡~   作:金国佐門

7 / 10
登場人物「ジニー・メイ」

ジニー・メイ

階級:少尉

17歳(女性)

 

 腰まで伸びた黒髪をツーサイドアップにまとめた、小学生と見間違える程に小柄でやせ細った体躯の少女。

 コーカソイドと日系の遺伝子を持つスペースノイドで、肌は比較的白に近い。瞳は黒。顔立ちは日系に多い幼い顔立ち。

 

 性格は大人しく、小声でポソポソと不機嫌そうに喋る。

 サイド6リボーコロニー出身。連邦の軍事に関わる兵器会社の幹部の父と開発者の母を持つ。

 

 連邦軍のニュータイプ研で施術を受けたニュータイプ候補の被験者であり、施術を受けた強化人間。

 努力の結果、狙撃の達人となり、その実力を見込まれて研究所に連れて行かれた過去を持つ。

 

 本名はステファニー・マクガーレン。(現在では行方不明の末、死亡扱いされている)

 

 親の事故死や親戚の裏切りにより他サイドのコロニーに捨てられ、思春期をスラムで育つ。

 そのため栄養が足りずに背丈が成長しきれなかった。

 非合法の児童買春斡旋業者に拾われ、地球の物好きに買われて地球へと不法に降りたつ。

 その後、屋敷から逃げ延びたり、地球に住む親戚に拾われたり紆余曲折だらけの人生の末、軍にスカウトされる。

 

 数秒後の敵の位置を何となく察知できる能力を持つ。

 また、ニュータイプ特有の直感を多数有する。

 (一年戦争末期にサイド6へのジオン軍侵入やケンプファーの強襲、ザクの出撃など、直感的に感じとって危険区域から逃げたり警告をするなど、すでに覚醒のきざしを見せ始めていた)

 

 中距離から遠距離戦に長けており、射撃と狙撃のスペシャリスト。

 反面、素早いパイロット操作が苦手で、直感で理解はできても回避行動にフィードバックできないという弱点を持つ。

 モビルスーツに乗っていない時でも射撃戦のエキスパートであり、特に狙撃を得意とする。

 

 モノアイフェチであり、ジム系のデザインを好むメカニックとはよく口論している。

 

 中二病臭いコードネームを付ける悪癖があり、RIP隊のパイロット全員にコードネームがあるのは大体この子のせい。

 趣味も中二臭く、私服がゴスロリ服だったり甘ロリ系の派手な服だったりする。

 趣味は狙撃、幼少期は気孔と瞑想、ホットヨガにはまっていた時期もある。

 狙撃以外の特技は合気道、ブラジリアン柔術、コマンドサンボなど。これは強化後に兵士としての白兵戦用に学んだもの。

 

 家系を遡ると、遠い親戚に旧世紀の世界大戦で有名だった、とあるフィンランド人の狙撃手がいる。

 

 幼少時代から直感が優れており、霊能力者気取りのオカルト少女だった。片目に眼帯といった個性的な私服ファッションもその頃から。

 

コードネームはカトブレパス。

 

   その瞳に睨まれた者に未来は無い。

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。