やはり俺のボーダー生活は間違っている   作:小野こまっち

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10話です。
次話は番外編を予定しています。


また彼と彼女達は巡り会う

FROM 平塚静

 

TITLE 昇級おめでとう

 

――――――――――――

 

お久しぶりです。戸塚くんから近況を聞きました昇級したそうですね、おめでとう。比企谷くんは私にあまり連絡をしないので、とても心配していましたがよくやっているようで何よりです。しかし教員という立場上たまには近況程度で良いので連絡が欲しいものです(笑)。さて、こちらの近況ですが、雪ノ下さんがボーダーにスカウトされて仮入隊することになりました。また由比ヶ浜さんもオペレーターとしてボーダーに入隊するそうです。そちらでもうまくやって下さいね(笑)。そうそう、近況といえば、幕張でいいラーメン屋を見つけました。豚骨系のスープに醤油と塩の2種類を基本としている店でトッピングも充実していて、昼はライス無料と至れり尽くせり。私としてはこの店は塩がオススメです。また脂に関しても・・・・・・・・・

 

 

 

 

重い重い重い重い長い長い長い長い!!相変わらず平塚先生からのメールはドン引きする分量だった。

しかも内容の8割がラーメンの事なのでもはや本題がなんなのか分からない。

俺はB級部隊結成で与えられた作戦室で適当にメールに返信していると戸塚と材木座がやって来た。

最近はランク戦の他に各自トリガーの設定を行っている。

正規のトリガーになったこともあり、俺達の戦術の幅はかなりの広がりを見せていた。

 

「といってもいじってんのは材木座だけだがな・・・。」

 

「ほむんほむん。仕方なかろう、4種類の弾に加えて合成弾、さらには補助トリガーなどなど。色々考えねばならんのだからな。」

 

「何回も聞いたなそれ。」

 

「お主こそよいのか?オペレーター探しはかなり難航しているようだが・・・」

 

「熊谷繋がりはあらかたダメだったからなぁ・・・。正直厳しい。」

 

本当色々な理由で断られたな。単純に忙しいから俺の目が受け付けないまで・・・熊谷は爆笑していた。

 

「ちょっとマッ缶買って来るわ。戸塚はなんかいるか?」

 

「じゃあオレンジジュースお願い!」

 

「材木座は?コーラでいいな。」

 

「うむ・・・。頼んだぞ相棒!」

 

 

自販機で目的の飲み物を手に入れ帰ろうとした時、俺は懐かしい声に呼び止められた。

 

「あっ!ヒッキーだ!!!!」

 

「なっ由比ヶ浜?なんでここに?」

 

「えっ?先生はヒッキーには私達が入隊する事言っておいたって聞いたけど?」

 

そういえばあの長いメールにそんな事書いてあったような無いような・・・。

俺がメールの文章を思い出しているとまたしても懐かしい声がした。

 

「由比ヶ浜さん、そろそろ休憩時間が終わるけど・・・あら?久しぶりね。正隊員になったと聞いたけど相変わらず目は腐っているのね。比企谷君」

 

「それは久しぶりの人間にいう言葉じゃねーだろ。久しぶりだな雪ノ下。」

 

「久しぶり。つもる話はあるのだけれどもうすぐオリエンテーションがあるの。私と由比ヶ浜さんは行くわね。」

 

「あっホントだ、後でねヒッキー!!」

 

「おう。」

 

今度から平塚先生のメールにはちゃんと目を通そうと思った。

 

 

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