やはり俺のボーダー生活は間違っている   作:小野こまっち

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私生活が忙しくなかなか更新出来ず申し訳ありませんでした。
本編18話です。


こうして大規模侵攻は終結する

「包囲か・・・。」

 

このタイミングで押すのか?まぁ東さんなりの考えがあるんだろうな。戸塚は心配してないけど材木座はなぁ・・・。

絶対震えてるね。ガクブルだよ。別に誰かに会いたいわけじゃないだろうけど・・・。

 

まぁ何とかするだろアイツらなら。・・・大丈夫だよね?ハチマン心配。

 

主に材木座が・・・。

――――――――――――――――――――――――――――

「けぷこんけぷこん!このタイミングで包囲とは!確かに敵の意識がA級に集中しだした今が好機!ゆくぞ!戸塚氏!!」

 

「材木座君足が震えてるけど・・・。」

 

「・・・・・・・・・むっ武者ぶりゅいだ!!」

 

材木座君緊張してるなぁ。最後の方噛んでるし。でも八幡がいない今僕がしっかりしなきゃ!だよね。

 

「とにかく人型を包囲しにいこう。僕は射撃出来ないから材木座君の援護に回るよ。」

 

「・・・うっ うむ!頼んだぞ戸塚氏!」

 

大丈夫かどうかは分からないけどとにかく今は出来ることをやらなくちゃ。 どうなるかは行けば分かるさ。・・・ってね。

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

「クッソあの野郎フラフラ飛びやがって。」

 

これじゃ当たる弾も当たらないってもんだ。

 

しかしアレだな。実戦を経験して改めて感じるけどスナイパーってのはつくづく陰気なポジションだよな。

見てない所から攻撃したり遠くからちょっかい出したり。

はいそこ。俺にピッタリとか思った奴。八幡先生怒らないから手を挙げてー。

いや誰もいないからピッタリって思った奴俺だわ。

 

まぁそれはともかくとして、全然当たんないんだが俺の腕が悪いのだろうか。当真先輩なら普通にぶち抜いて色々言ってくるんだろうな。

所詮俺はB級スナイパーってことで。

 

「あっ射線切られちまった。」

 

俺の仕事は一旦待機かなぁ・・・。

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

「材木座君右上!」

 

「うむ。了解した。」 ガガガガガガガ

 

「向こう行ったね。」

 

「相手の射線を切りながらとなると校舎沿いに追いかけた方がいいだろうな」

 

「そうだね!行こうか。」

 

―――攻撃手配置完了。弾で獲物を追い込んでくれ

 

「・・・・・・了解です!材木座君頼んだよ!」

 

「御意。」 ガガガガガガガガガガガガガガ

 

―――――――――――――――――――――

 

飛び回りながらでは狙いが定まらんな・・・。かといってぬるい機動では的になる。ここは建物で射線を切って・・・。 ギュンッ

 

「浮いた兵から狩っていくか。」

A級の先輩が人型に襲いかかる。

 

仕留めた?!

 

「なるほど。こうして敵を呼びこむわけだな。よく理解できたよ・・・。」

 

「・・・・・・と思うじゃん?」

 

「・・・・・・戸塚氏!!」

 

「うん!」

 

「「両防御!」」

 

「こっちは「部隊」なんで悪いな。」

 

こうして僕達人型を倒したんだ!

 

――――――――――――――――――――――――――――

 

「みんなよくやった。だがまだ終わってない。B級合同部隊は南部地区の防衛に戻るぞ。」

 

「了解!」

 

俺達はこのまま南部地区の防衛に務めていた。他の地区や本部では色々あったらしいが詳しくは知らないんだよなぁ

まぁなんだかんだ対近界民大規模侵攻三門市防衛戦は集結した。

 

 

 

 

・・・・・・だけどこの戦いは俺達に肉体の怪我以上の傷を負わせていった。


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