やはり俺のボーダー生活は間違っている   作:小野こまっち

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第2話です。


なぜか彼らは引かれ合う

 

「戸塚、それから比企谷。あとで生徒指導室まで来るように」

 

またかよ・・・おそらくボーダー選抜関連だと思うが―

って戸塚?なら奉仕部関連か・・・とにかく行きますかね。

重い腰を上げると戸塚が話かけてきた。

 

「八幡!一緒に行かない?なんの用だろう?」

 

「おっおう!そうだな」

相変わらず戸塚は天使である。思わずどもるレベルで、そんな戸塚と並んで歩けるとは・・・そうかここが天国か―

だがそんな時間は長くは続かなかった。

 

「むむっ・・・そこにいるのは我が相棒八幡ではないか!!」

 

「いやー本当に何の用だろうな?なんか心当たりあるか?戸塚」

 

「反応してあげようよ八幡・・・」

 

くっ・・・戸塚が言わなければスルー出来ていたのに。むしろ俺の天国空間を邪魔したので万死に値するレベル。いや逆にコイツは気づいた戸塚の優しさに感謝した方がいいすらある。

 

「なんだ材木座。また新作か?」

 

「それはまた後日・・・今は平塚女史に呼ばれて生徒指導室に向かうところでな、そこで相棒の気配がしたのだよ!!」

 

後日読むのかよ?!あと俺の気配ってなんだよ?俺は死神か何かかよ。むしろ影が薄すぎて常時チャ○状態なんだが・・・ ん?平塚女史?

 

「って事はお前も平塚先生に呼ばれたのか?材木座」

 

「お前もという事は八幡、お主も平塚女史に?」

 

「僕たちも先生に呼ばれたんだ。良ければ一緒に行かない?」

 

「――そうだな!戸塚氏の有難い申し出を受けるとしよう!

共に参ろうではないか!!八幡、戸塚氏!!!!」

 

「なんでお前が仕切ってんだよ・・・」

 

こうして俺達3人は平塚先生の元へ行った。今日はいつもの応接間ではなく生徒指導室だ。部屋には既に平塚先生が待っていた

 

「よし!3人揃ったな。戸塚、材木座、それから比企谷。お前達は選抜隊としてボーダーに入隊してもらう。今日はその説明と顔合わせのようなものだ。午後の授業時間を使うから終わり次第帰宅してもらって構わない。」

 

選抜されたの俺だけじゃ無かったのか。顔合わせといっても見知った顔ではあるな。まぁ説明くらいはしっかり聞いておくか

そこから俺達は三門市への出発日程や引越しなどの予定、入隊後の予定について、その他諸々の手続きについての説明を受けた。

 

「それから君達の様子を見て第2選抜隊を送る事も計画されている。まぁむやみやたらに生徒を送る訳には行かないからまだ選抜途中だがな。ここまでで質問はあるか?」

 

おいおい俺達はモルモットかよ・・・だがここまでの説明から言って詳しい事は入隊初日の説明会で説明するからって感じだ。守秘義務とかもあるのだろう。

 

ここで戸塚が質問をはさんだ

 

「あの!僕達が出発までにやらなくては行けない事って他にはあるんですか?」

 

「いや特にはない。荷物をまとめて・・・ああ、あとは家族以外の親しい人には事情を話した方がいいだろう。もちろんあまり不特定多数に話すのは辞めて貰いたいが・・・」

 

なるほどな・・・あいつらには話しておくか。

 

「他にはないか?ないなら今日は解散とする。また連絡事項があれば集合してもらうことになるだろう。」

そう言って平塚先生は退室していった。戸塚はテニス部に顔を出してくると言って、材木座はゲーセン仲間に呼ばれたらしく慌ただしく出ていった。

 

俺はというと奉仕部の部室へ向かっていた。

 

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