やはり俺のボーダー生活は間違っている   作:小野こまっち

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お久しぶりです
またゆっくり更新してきます


昔からメガネキャラはデータマンと決まっている

古今東西メガネキャラといえばデータマンと相場が決まっているものである。

 

データに沿って相手の弱点を攻める戦い方を得意とし、最後にデータで負ける。様々な作品に登場したおなじみの設定の1つである。

一応、我が比企谷隊にもメガネキャラ(データマン)がいるにはいるが・・・

 

「むほんむほん。さて次のランク戦に向けての作戦会議だが・・・。聞いて驚け!この比企谷隊の軍師!剣豪将軍材木座義輝が対戦相手のデータはまとめておいたぞ!」

 

丁寧に写真付きでデータが書かれたホワイトボードを叩きながら叫ぶ材木座。

つか将軍なのか軍師なのかはっきりしてくれ。その2つが両立してるのは信○の野望の中だけだ。

 

「なんか刑事ドラマのホワイトボードみてぇだな。」

 

「でも雰囲気出ていいじゃん!真実はいつも1つ!」

 

「それは探偵だろうが・・・。」

 

いや面白いけどね?コ○ン。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「編成は那須隊はうちとほぼ同じ、柿崎隊がオールラウンダー2人にガンナー1人だね。」

 

「MAP選択権は柿崎隊か。まぁ普通に考えるなら、射線が通らない場所にしてうちと那須隊のスナイパーの動きを制限するだろうな。」

 

「うむ。柿崎隊はオールラウンダーがアタッカーにシフトして白兵戦も出来る。射線が通らない事はマイナスにはならないからな!」

 

「ただ・・・。仮にそんな障害物の多いMAPだったとして厄介なのが・・・。」

 

「うむん。那須女史だな。」

 

「材木座君のデータによると、基本は障害物を盾にして戦うんだよね。」

 

「ほむんほむん。スナイパー2人とエースどちらかを封じればどちらかが有利になる。なかなかに難しい。」

 

会議室の中には重苦しい雰囲気が流れる。由比ヶ浜に至っては相槌以外の反応をしていない。

 

「はぁ・・・。ちょっと休憩するか。」

 

「うむ。我はもう少しデータを見直してみよう。」

 

こうして会議は一旦解散、俺はマッ缶を買いにいつもの自販機へ。

ふう・・・。やはり頭脳労働の後はマッ缶に限るな。脳細胞に素早く染み渡る甘さ。唯一無二の黄色いイナズマ。

 

「アンタまたそれ飲んでるの?そのうち体壊すよ。」

 

「熊谷か。探りでも入れにきたのか?」

 

「そんなことしても比企谷は喋らないでしょ?ただの休憩だよ。比企谷は?」

 

「俺も同じくだ。会議が煮詰まっててな。今回はどっかの隊からポイント取らなきゃならんからな。」

 

「ひどい言われよう。まぁウチも新人に簡単にはやらせるつもりはないけどね。」

 

「おっ・・・お手柔らかに。っとそうだ、なぁ熊谷。柿崎隊ってどんな感じなんだ?」

 

俺はこの場にいない柿崎隊の情報を聞き出してみる事にした。敵の敵は味方。実際に戦ったことのある奴の話は参考になるだろう。

 

「そっちはどれだけ掴めてるの?」

 

「ぶっちゃけログから分かるような事くらいだな。ソロでも当たった事は無いし・・・。」

 

「なら私から言えることはないかな。比企谷は敵の敵だけど味方ではないからね。まぁなんとなく柿崎隊の作戦は読めるけど。」

 

「そうか。」

 

まぁこっちにめぼしい情報がないのなら手の内は明かさないよな。まぁ那須隊は柿崎隊の作戦にある程度目星をつけてるって情報だけでも収穫か。

 

「あっあたしもう行くね。お互い頑張っていこう。」

 

「ああ。」

 

熊谷を見送ってから俺は残りのマッ缶を飲み干し、会議室に戻った。

 

 

 

 

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