やはり俺のボーダー生活は間違っている   作:小野こまっち

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こうして各部隊の思いは交差し始める

ーROUND2当日ー

「結局大した作戦立てないまま当日になっちまったな。」

 

「・・・・・・仕方ないだろう。柿崎隊は初手合流、那須隊はエースを軸に組み立てる。これだけ頭に入れてその場で対応するしかあるまい。」

 

「まっまあ、とにかく頑張っていこー!ねっ!みんななら何とかなるって!」

 

重い空気を察してか由比ヶ浜が励ましの言葉をかける。

こいつの空気読むこの感じありがてぇなぁ。

 

「んじゃ、最後の確認だけしとくか。とりあえず今回も開始したら合流を目指す。他の隊も合流狙いだろうから、移動中かち合う可能性あるけど逃げ一択で。」

 

「ほむん。確かその後那須隊、柿崎隊を戦わせ我が隊が漁夫の利を得るという方針だったな。前回のように色々出来る立場ではない分対応力が試されるな。」

 

「まぁ全員で正面から当たるより点取れる可能性はあるだろ。戸塚も間合いだけ気を付けてな。」

 

「うん。一応ガンナーとは何回か模擬戦してきたから間合いはなんとなくは掴めたと思うけど・・・。」

 

「自信ないか?」

 

「うーん・・・。乱戦に持ち込めば行けると思うけど、実際の間合いはやってみないと分からないし、不安はあるかな。」

 

なんてこった・・・。エースの戸塚に不安があるとなるとやれる事は限られてくる・・・。これはつまり・・・。

 

「これはつまり我と八幡の戦果が勝利に直結するということだな・・・。むは!むはははは!燃えてきた!燃えてきたぞ八幡!この剣豪将軍材木座義輝。日本一の武功を挙げてみせよう!」

 

「あっスタート3分前だよ。みんな準備よろしく!」

 

「うし、いきますか。」

 

「えっちょっ・・・。我スルー?八幡?はちまーん!」

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ー同時刻、那須隊作戦室ー

 

「じゃあ最終確認するよ。柿崎隊は言わずもがな合流狙いだろうね。出来れば合流前に叩きたいけど・・・。」

 

「そこは転送場所による所が大きいですもんね。」

 

「それに比企谷隊・・・。やれる事は限られているとはいえ、何をしてくるか分からないんだよねぇ。まずは合流してくるとは思うけど。」

 

「いずれにしても、いつも通りくまちゃんは防御を、茜ちゃんは援護よろしくね。何をされてもわたしが点を取るわ。」

 

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ー同時刻、柿崎隊作戦室ー

 

「今回のMAPは展示場でいこう。合流して開けた場所で撃ち合いで仕留める。」

 

「了解です。那須隊はいいとして、比企谷隊ってどんな感じなんですか?」

 

「いやーわからん。なんか隊としては影浦隊に似てる感じだよな・・・。乱戦の場でサッと掠め取ってく感じの・・・。あと隊長の目がヤバい。」

 

「ああ前戦のログ見ましたけど、アレはヤバいっすよね〜。」

 

(なんとなく気になるのよね・・・。あの比企谷隊長。)

 

「どうした文香?」

 

「いえ、なんでもないです。」

 

「とにかくルーキーだろうが容赦はしねぇ!今回も4人で勝つぞ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「B級ランク戦2日目夜の部で実況を務めます、海老名隊オペレーター武富桜子です!解説席には冬島隊当麻隊員と嵐山隊木虎隊員にお越し頂きました!」

 

「よろしく。」

 

「よろしくお願いします。」

 

「さて、今回のステージは展示場ですね。開けた場所が多く撃ち合いが予想されますが・・・。」

 

「柿崎隊はおそらく合流して撃ち合いで決めるつもりだろうな。となると、中央の室内展示場がメインの戦場の可能性が高い。ただ室内は遮蔽物がないから撃ち合いに自信がない場合は屋外戦になる可能性が高いステージだ。」

 

「エースがアタッカーの比企谷隊はかなり不利なステージかもしれませんね。那須隊の場合はエースが射撃戦に参加できる分点を取れる可能性がありますから」

 

「なるほど!そのあたりにも注目ですね!さぁ!まもなくROUND2夜の部スタートです!」

 

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