地の文が多い4話です。
「君達が総武高校の生徒さん達ですね。初めまして!ボーダー嵐山隊の嵐山 准です。ここからボーダー本部までご案内しますね。」
そう言って一人づつ握手をする嵐山さん。なんつうか葉山みたいなヤツだな・・・イケメンだし、絶対に上位カースト以外にならないタイプってところだろうか。材木座に至っては完全に雰囲気に押されている。しかし何処か親近感というか近いモノを感じる、いや気のせいだな・・・。
「では私はこれで失礼するよ。戸塚、材木座、比企谷、しっかりな。嵐山さん、後はよろしくお願いします。」
そう言って平塚先生は千葉へ帰って行った。
「じゃあ、俺達も行こうか!」
そう言って歩き出す嵐山さんに俺達も続いた。歩きながら三門市について色々話してくれる嵐山さん。道中ではたまに声をかけられていた。どうやら有名人らしい
「有名人なんすね、嵐山さん。」
「ああ俺達の部隊はボーダーの広報部隊でもあるんだ。いわゆるボーダーの顔ってヤツ。テレビなんかにも出たりするから声をかけられることは多いかな。」
そんな話をしていると目の前に巨大な建物が見えてきた。
「あれがボーダー本部だ。とりあえず今日はオリエンテーションを受けてもらうから、本格的な訓練は明日からになるんじゃないかな?」
確かに秘密基地って感じだな。デカいし・・・
その後俺達は本部のとある部屋に通され、そこで今後の訓練日程、ボーダーの活動について、今日付で俺達は仮入隊扱いとなる事、約2ヶ月後の入隊日まで訓練をする事などが説明された。
今日の予定は以上らしく宿舎までの地図、カードキーを渡され解散となった。本来本部にはトリガーなるものがないと入れないらしいが、まだ俺達はトリガーを持っていないためこのカードキーを使うらしい。
宿舎に着いた俺達はそれぞれの部屋に別れた。部屋の中には既に荷物が運び込まれていた。1人で使うには少々広いなこの部屋。
やることもないし明日からは本格的な訓練が始まるし今日は早めに寝るか・・・
その日はすんなりと眠る事が出来た。そして俺のボーダー隊員(仮)生活が始まった。
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訓練の初日はトリガーやネイバー、トリオンなど基礎的な知識を学ぶ座学、そしてトリオン量を計量することから始まった。
計量の結果、俺と戸塚のトリオン量は並、なぜか材木座のトリオン量は平均より少々多いようだ。そのせいで
「むほんむほん、やはり我の剣豪将軍としての眠っていた才覚が――」
と調子にのせる事になってしまった。
明日からは座学に加えて、一通り基本的なトリガーを試して行くらしい。それによって自分のポジションを決めてからポジション別の訓練に入る予定のようだ。
こうして俺達のボーダー隊員(仮)としての1週間が過ぎていった。