やはり俺のボーダー生活は間違っている   作:小野こまっち

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9話です。
天使ちゃんマジ天使


どうにか彼らはB級へと昇っていく

Angel 〇eats!というアニメを知っているか?

第1話で主人公は天使に刺されるんだが・・・。

俺は今天使・・・、もとい戸塚彩加に真っ二つにされていた。

 

「これで今日は2勝1敗。八幡にも勝ち越しだね!」

 

2勝の内容はかなりのワンサイドゲームだった。テニスで鍛えられたフットワークと動体視力で撃った弾は全て避けるか上手く遮蔽物でやり過ごされて戸塚の被弾は0。

運良く見つかる前に不意打ちで撃ち抜けたのが俺の1勝の内容である。

ちなみに材木座も同じく1勝2敗。戸塚に勝ち越されている。

 

「でもやっぱり距離を取られると厄介だね、スナイパー・・・。」

 

「逆に言えば、距離詰められたら為す術もないってことだがな。」

 

俺達に協力して貰っている戸塚は既に4000点を獲得し、すでにB級への昇級が決まっている。俺も材木座もどうにかB級が見えるところまで上がって来た。

 

「しかし遠いなB級は・・・俺と材木座は来シーズンまでかかるかもな。」

 

「そんな事ないんじゃない?ほら材木座君とか調子いいみたいだし。」

 

「いやあれは調子がいいってより調子に乗ってるって感じだろ。」

 

戸塚にフルボッコにされた時はもはや見てられないほどだった材木座は戸塚以外と戦って勝ちを重ねて来ると、

見える・・・見えるぞ!!ついに我もニュータイプに――

と今のような調子になっていった。

 

「けぷこんけぷこん。我の話をしているのは貴公か?我が永遠の相棒八幡よ!!」

 

「・・・まぁそうだな!戸塚が言うならそんな事ないのかもな。」

 

「あの・・・ちょっ・・・。八幡?もしもーし」

 

「とりあえず戸塚に早く追いつくために俺も頑張るか!」

 

「ちょっ・・・あの・・・。助けて〜戸塚氏〜」

 

「あはは・・・相変わらずだね八幡も。」

 

「んだよ材木座。人が珍しく頑張ろうとしてる時に。」

 

「いやすまん。ついに我もB級に上がったのでな!いの一番にお主に報告しようとしたら我の話をしているではないか!これはちゃんすと思って・・・」

 

「いや今お前が調子に乗ってるって話を・・・、今なんて言った?」

 

「いや我B級に上がったのだ。今しがただがな!」

 

なん・・・だと・・・?

 

「おめでとう材木座君!」

 

「うむ!戸塚氏には感謝してもしきれんほど世話になったな!」

 

「お前昨日までは俺と大差無かったじゃねえか。マジかよ・・・」

 

「ほむんほむん。あとは八幡!お主が上がるだけだな!」

ついに材木座も4000点を稼ぎだし、B級昇級を決めた。俺がB級に昇格したのはそこから3日後の事だった―――

 

 

「へー比企谷もB級に上がったんだ!じゃあ昇級祝いに奢るよ。マッ缶でいい?」

 

「いや俺は施しを受ける気は・・・」

 

「いいからいいから!」

 

そういうと熊谷はマッ缶を手渡した。俺と熊谷はあの日以来たまにこうして雑談を交わすようにになっていた。

 

「比企谷はランク戦、出るんでしょ?」

 

「とりあえず来シーズンからな。それまでにオペレーターを探さなきゃならなくてな・・・」

 

「なるほどね。あたしたちのオペレーターはスカウトしてきたんだ。」

 

「ほぅ。スカウトねぇ・・・」

 

「まぁ来シーズンまで時間まだあるし、ゆっくり探しなよ。」

 

「そうするわ。」

 

しばらくはオペレーター探しか・・・ぼっちにはなかなかハードルの高い仕事だな。

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