コードギアス −魔王と魔女の旅路−   作:アンサラ

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第15話

あれからC.C.とアーニャが東京からオレンジ農園に帰ってきて、それをジェレミアが迎えた。

 

「おぉ、帰ってきたか2人とも」

「うん、ただいま、ジェレミア」

「ルルーシュは?」

「ルルーシュ様なら「たまには俺が食事を作るよ」と仰って、今食事を作っていらっしゃる」

「今日はルルーシュの手作りか」

 

そう言いながら3人はリビングに入ると、様々な料理がテーブルに並んでいた。

 

「ほぅ、さすがルルーシュだな」

「いつ見ても、ホント凄い」

「私もここまでは作れないからな。さすがルルーシュ様だ」

 

3人がテーブルに並んでいる料理に感心していると、奥からルルーシュが出てきた。

 

「良いタイミングで帰ってきたな。お帰り、C.C.、アーニャ」

「「ただいま、ルルーシュ(ルル様)」」

「さて、2人が帰ってきた事だし、食事にしよう」

 

ルルーシュがそう言って席に着くと3人も席に着いて、ご飯を食べ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ブリタニアでは1人の女性がある事を調べていた。

 

「少し前に、ロシアで魔女の目撃情報か…」

 

その女性とはコーネリア・リ・ブリタニアで、今はブリタニアの1部隊の指揮官を務めている。

 

「そして今は日本にて目撃されている…」

 

コーネリアが調べている事の1つはC.C.の事で、そのC.C.がロシアでは男と、日本では女と一緒だったという情報を見て、険しい表情をしていた。

 

「お前は、ルルーシュにギアスを与えた罪を償わずに、のうのうと生きているというのか。ならば、私が魔女を…ギアスの源を滅ぼす。ギアスのせいで死んでしまったユフィの為にも…!」

 

そしてコーネリアはもう一つの情報を目にする。

 

「ゼロの正体が枢木スザクの可能性あり、か。…確かに1年前に現れたゼロは銃弾を避けていた。並大抵の身体能力では出来ない事を軽々と…。そして、そのゼロのナイトメアはカラーリングは違うが、姿は間違いなくランスロット・アルビオンだ。アルビオンは元々、枢木スザクに合わせて造られたと聞いている」

 

もう一つの調べ物とはゼロの正体の事で、その正体は枢木スザクの可能性があるという情報がコーネリアの元に届いていた。

 

「…ありえるのか?奴はダモクレスの戦いで死んでいる筈だ。仮に生きていたとしても、ルルーシュを討ったのは枢木スザクということになる。それにアルビオンに関しても、第9世代という事でゼロに合わせて造られた可能性もあるが…。これに関しては情報が足りないから引き続き調べるとしよう」

 

コーネリアは色々と考えてはみたが、ゼロが枢木スザクという確実な情報がない為、引き続き調べる事にした。

 

「…だが魔女は別だ。お前は生きていてはいけない存在なのだ。時期が来れば必ず私が滅してやる。覚悟していろ」

 

そう言ったコーネリアの顔は、憎しみのあまり歪んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらく時間が経った頃、ルルーシュとC.C.は食事と風呂を済ませ、地下の自室へと戻ってきていた。

 

「そうか、カレンが…」

「あぁ。第4格納庫での事を後悔していたよ」

 

その2人はベッドの上に座り、C.C.はルルーシュに今日の出来事を詳しく話していた。

 

―あの時の事は、俺が悪いと思っているんだがな…。

 

「……」

「…ん?C.C.?」

 

黙り込んだC.C.に、ルルーシュは首を傾げていると、いきなりC.C.がルルーシュに抱き着いた。

 

「ほわぁっ!?」

「…ルルーシュ」

「ど、どうしたんだ?」

「私は最低な事をしてしまった…」

「…何をしたんだ?」

「私にカレンを責める権利なんてないのに、裏切り者と責めてしまった。私だってルルーシュを裏切っているのに、それを棚に上げて…」

「…?お前は俺を裏切ってないだろ?」

「裏切っているさ。…私は中華連邦にあったギアス嚮団のアジトに乗り込んだ時、お前が伸ばしてくれた手を取らずに記憶の回路に閉じ籠った。ずっと傍にいると契約していたのに…」

「…確かに''お前自身''はいなかったが、それが俺を裏切った事になるのか?」

 

そう疑問に思っていると、胸の中で少し震えてるC.C.に、ルルーシュは何かに気づいた。

 

「お前、もしかして…」

「ああ、そうだ。カレンの事も許せないが、一番許せないのは自分の事なんだ。お前が大切な者を失って悲しんでいるのを知っていながら私はお前から逃げた。自分の想いに気づき、それに怖くなって…」

「…まぁ、お前が記憶を失ったときはショックだったが、今はこうして傍にいてくれている。それで良いじゃないか。…だから、自分の事をそう責めるな。その姿を見てると、俺が辛い」

「っ、…ルルーシュ…」

 

ルルーシュはC.C.の頭を落ち着くまで撫で続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう大丈夫だ。ありがとう」

 

それから少ししたあと、落ち着いたC.C.はルルーシュの胸の中から離れて、ルルーシュの目の前に座り直す。

 

「それで?お前はカレンの事、許せそうなのか?」

「…さぁな。さっきも言ったが、一番許せないのは自分で、今はカレンの事も許せてない。だが、それでも心の底からカレンの事を恨む事は出来そうにない。…あとは私の気持ちとアイツの頑張り次第だ」

「そうか」

 

―…いつかコイツが、カレンを、そして自分の事を許せる日が来る事を信じよう。

 

「それとカレンが教えてくれたが、日本がナイトメアを不正所持してるらしいぞ。しかも、それを藤堂が隠蔽してるらしい」

「…扇は他の国に対して戦争を仕掛けるつもりか?それに藤堂も何をやっているんだ。そんなの、日本の立場が悪くなるだけなのに」

「藤堂はスザクとカレンが対処して、日本に関しては神楽耶と協議して対応を決めるとか言ってたな。神楽耶は扇を首相から退任させて、国際犯罪者として捕まえて日本を生存させようとしてるらしいと、カレンが言ってた」

「それと、責任を取って評議会議長の職を辞任するつもりだろうな。そうじゃなきゃ、各合集国からの非難が収まらない。まぁ、その辺りはスザクと神楽耶がなんとかするだろ」

 

それからも2人は話し合い、そろそろ寝ようした時、不意にC.C.がルルーシュに声をかける。

 

「ルルーシュ」

「なんだ?」

「…その、今日…お前をたくさん感じたいんだ。…ダメか?」

 

頬を染めながら潤んだ目で見つめてくるC.C.。

 

―それは反則だろ…。まぁ、断る気は元々ないが。

 

「任せろ。たくさん俺を感じさせてやる」

 

 

ルルーシュはそう答えるのと同時に、キスをしながらC.C.を押し倒し、2人は熱い夜を過ごすのであった。

 

 

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