無理して書かなくてもよろしいですが、何がいけないかとかどんな風に感じたかとかを知りたいなぁと。
ガダルカナル付近を一機のヘリコプターが飛行している。機体名はKA-25、1961年初飛行の対潜ヘリコプターで、対潜行動の他にユークトバニア製の対艦ミサイルP-700の誘導機を務めたりする機体である。
駆逐艦ハーンにはヘリコプターを一機だけではあるが格納する事の出来る格納庫があり、エルジア海軍の対潜攻撃の一翼が担える様になっている。
機体のコールサインはマーレファルコ、海の鷹と言う意味だ。
機長「見えたぞ、あれが例の陸地だ。」
副パイロット「諸島の様ですね…………、大きな島や小さな島の集まりですから、何処かに隠れる所が有るかも知れませんね。」
マーレファルコの機長バルトロメーオ・タルデッリ大尉と副パイロットのヴィリバルト・シュヴァイツァー少尉はそう漏らす。
彼等の任務は島全体を写真に収める事である。機体を少し上昇させて島の反対側を観測しようとした時、西方に煙が上がっているのが確認された。
タルデッリ「マーレファルコからハーンへ、貴艦から見て三時の方向に黒煙が確認された。」
飛行長「了解した、指示を待て。」
飛行長のハミルトン・ウルフスタン少佐は先ずCICに居る副長に報告を行った。CICには偶々艦長が居たためそのまま協議を事となる。
協議の結果、マーレファルコを黒煙が立ち上る場所に急行させ、ハーンも現場に向かう事となった。
タルデッリ「見に行けとさ。」
ヴィリバルト「では現場に向かいましょう。燃料はまだ残っておりますし。」
タルデッリは機首を西方に向けて、目標へ進路を取った。途中島の全景を確認中出来るよう写真を撮りつつの飛行であった。
現場にて二人が目にしたのは船体自体はハーンよりも大きいが、上部構造物は小さく、三本有る煙突の内中央の煙突は折れてしまっており、主砲と思わしき単装砲は殆どどが破壊されてあった。
二人が目撃した艦は余りにも破壊されており、一応ウェーキが確認されるので、微速航行しているのが分かった。
不明艦の甲板や艦橋には人影が見え、自分達を眺めている者、手を振っている者と様々である。
目の前の異様な艦に、二人は目を奪われていたが、数秒後正気に戻ってハーンに報告を行った。
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大井の艦橋にて上空を見張り妖精が見張っていた。
対空レーダーである21号電探が先程の戦闘で穴だらけになっていたからである。
見張り妖精は、ガダルカナル島上空に小さな黒点をチラッと見たように思った。
双眼鏡で眺めて見れば、ヘリと思わしき機影を発見し大声で艦長に知らせた。
見張り妖精「十時の報告、距離7000m、ガダルカナル島上空に機影発見!」
艦長妖精「対空戦闘用意、第二種戦闘配備となせ。」
艦長妖精の号令により乗組員達が配置に付く、と言っても僅かに生き残っている14cm砲や25mm連装機銃を操作するだけである。一機ならともかく、敵機が大多数来た場合には対処不可能であった。
大井「何があったの?!うぐ!!」
艦橋にある艦長席にて、睡眠を取っていた大井が目を覚ます。
怪我が酷いのか右腕に三角巾を付け、頭部や脚に包帯を巻いており包帯には僅かに血が染み込んでいた。
艦長妖精「余り動くな、座っていろ。」
大井「ごめん…………、ぐぅっ…………。」
ヘリコプターは数分間大井の近くを飛行し、思い出したように機体を反転させて何処かへ飛んで行ってしまった。
艦長妖精はその後、先程のヘリは何だったのだろうかと幹部を呼び集めて話あったが、修理を終えた22対水上電探を扱っていた電測員が奇妙な報告を行った。
一瞬ブラウン管に反応が確認されたが、その方向にまた電磁ラッパを向けると、今度は強力な電波か何かでスクリーンが真っ白になったと言うのだ。
通信長「何を言っているんだ、今はそんな馬鹿げた話に付き合っている暇は無いぞ。」
電測員「も、申し訳ございません………………。」
通信長「ホラ、持ち場に戻れ。」
通信長は怒鳴って電測員を追い返したが、数時間後見張り妖精から水上に艦艇が居るとの報告が入った。
艦橋妖精「対水上戦闘用意。」
対水上戦の号令を発したが、乗組員は既に持ち場について居るので、砲を不明艦に向けるに留まった。
不明艦を注意深く確認すると艦橋から発光信号が飛んで居るのが目に見えた。
そして更に近付くと今度はスピーカーによって、本艦の所属を知らせるよう通信を行っているらしかった。最初はフランス語で、次に英語を話している。
不明艦「我、エルジア共和国海軍所属、駆逐艦ハーンなり。貴艦の所属と任務を提示されたし。」
艦長はメガホンと発光信号によって所属を不明艦に知らせ、不明艦の誘導に従って今はもう使われていないツラギ港付近に到着した。大井だけ入港する事になった。
被害の大きい大井は港で簡易的な調査を受け、不明艦は警戒の為に洋上で待機するらしい。
大井「エルジア共和国…………、聞いたこと無い国ね。」
艦長妖精「しかもあれは各種レーダーや少ない主砲搭載数から鑑みて、1900年後半の船じゃないか?通信長、艦のデータベースで調べてくれ。」
通信長「了解致しました。」
夜間に不明艦から招待を受け、お互いの詳しい所属を提示し合う事になった。
大井側も招待を行い、お互いが人質として各艦に乗り込む事となった。
戦闘描写とかはまだまだ先になるだろうと思います。
感想、批評、アドバイス大歓迎です。
些細な事でも構いませんので、じゃんじゃん感想を頂けれたらと思います。