まさか私の総武校生活はまちがっているのか!?   作:ばなナイン

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後半グダグダです....


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「ハヤトー! ココココ!!」

 

「・・・・ハルちゃ....陽乃さん....こんな処に、俺は部活で....比企谷? 十条さんも....」

 

「・・・・ヒャ〜〜〜〜ッ!!! ホントに葉山君っ!?!」

「本物!? ウケるっ!!」

「おい・・・・一応ここ店内な」

 

折本の連れの仲....何とかさんが声を裏返している....折本まで....葉山ってホントに校外にまで名前を知られてるんだな....

 

「えーと....陽乃さん、この二人は....」

 

「そー! アンタのファン! 面白そーだから紹介してやったの!」

 

「はあ....その、 葉山隼人です。宜しく!」

 

「キャ・・・・わ・たし・・・・仲・マチ・・・・」

「ああー! これ仲町ちかね! で! わたしが親友の折本かおりです!

ヨロシクー!!」

 

仲町さんは憧れの芸能人にでも会ったかの如く手で顔を覆い直立不動となり....折本はこんな時にもやはり折本だった....葉山の奴も途惑ってるな....オマエこんなの慣れっこじゃ無いのか?

 

「ふーん! あれがハヤハヤ君なんだねー!!」

「そうか....普通の高校女子はああいうのを好むのか....」

「まああいつは別格だがな....」

 

葉山隼人....総武校での校内カーストのトップに君臨する他に並ぶ者の無い男。しかしながらその物腰も柔やかく礼儀正しい態度から誰からも尊敬を受ける....一部を除いて....イケメン好青年でもある。....確かに少年て印象は受けないよな? 大学生ぐらいの貫禄はあるし。それにこのオレにも

『やあヒキタニ君!』 などと実在もしない人物名で笑顔も爽やかに声を掛ける....人の善意を信じて疑わないある意味お目出度い人物でもある。

 

「十条さんに比企谷も....この子は?」

「わたし衛藤可奈美ー! よろしくねー!」

「....私と同じ、刀使だ」

「葉山、災難だな....」

「はは・・・・」

 

その後は....葉山と折本、仲町さん三人で只々取り止めの無い話が続く....

俺達奉仕部三人組は場違いだろうと気を遣ってその場を去ろうとするのだが....

 

「どこ行くの〜?ここにいてよー比企谷く〜ん! ....いや居て頂戴」

 

....とはるのんさんに五寸釘を全身に喰らって身動きが出来ない状態となり結果十条さんと衛藤もこの三人の談笑に付き合わされることとなった。衛藤は面白がっているみたいだが俺と十条さんには....拷問だ....

 

「ねえねえ! はやま君てそんなに有名人なのー?」

「それアルー!! ここ千葉市一帯の高校生なら知らないヒトっていないんじゃなーい?

だよねー? ちか!」

「そそそそう!! 葉山君を知らない女子高生なんてモグリ! そうだよねっ! 葉山君!!」

「はは....それを俺に聞かれても....」

「えー? じゃわたしと姫和ちゃんモグラだったんだー!!」

「だよねー! カナミちゃんウケるっ!!」

 

....こんな会話を延々と一時間弱....

 

「じゃ! わたし達そろそろいくねー! ちか!」

「葉山君! またねっ!! キャー! またって言っちゃったー!!」

「ああ、さようなら・・・・ 陽乃さん....どうしてこんな事を....」

 

「....おう、やっと開放されたな....俺達まで災難だ....」

「そー? たのしかったのにー」

「可奈美....お前はどこに行っても食いっぱぐれる事はなさそうだな....」

 

久々の開放感に浸っている側から新たな火花か....? もう勘弁して欲しい....

 

「んー? だって暇だったしー」

 

「またそんな....俺や....比企谷達だって....」

 

「ねえ隼人、朗報よ。雪乃ちゃんが生徒会に入る事になりそうなの」

 

「本当か!? 比企谷!?」

 

「ああ・・・・」

 

葉山....そんなに驚く事か? お前も雪ノ下の実力ぐらい文化祭や体育祭で直に観ていただろう....ただ本人の自覚がな....

 

 

「じゃ! わたしもいくねー! じゃあね! 比企谷君! みんな! ・・・・比企谷君....浮気は良くないわねー・・・・ 雪乃ちゃんてヒトがいるのに・・・・」

 

・・・・ナニ耳打ちしてくるんでスかね....? それに....一応盛りのツいてる男子高校生にとってはそのイロイロと肩に....当るのですが....

 

「・・・・オレはいつから雪ノ下グループの玉の輿に乗ることが決まったんスかねー・・・・」

 

「ふふ! まだまだ貫禄不足ね! 大物に成るならウチを乗っ取るぐらいでなくっちゃっ!! じゃあね〜!!」

 

こうして自由人・はるのんさまは去っていった....残された俺と十条さんと衛藤、そして....

 

 

「・・・・そうか、雪ノ下さんが....」

 

「おう、お前にまで断られたからな。ま、こうなるのも自然の流れかも知らんが」

 

「自然か....比企谷達にはそう観えるんだな。でも、奉仕部はどうするんだ....?」

 

「おう・・・・」

 

....葉山とで必然的に雪ノ下の生徒会入りの話となる。そうだな....奉仕部か。確かに雪ノ下は俺達奉仕部の部長として得難い人物には違いない。だがこんな空き教室の一画で埋れさせてしまうのも惜しい人材であるのも事実だ。一色の依頼があろうが無かろうがいずれはどこからか立候補の誘いを受けるのは時間の問題だっただろう。つまりどう転んでも俺達にとっては自然の流れのようにしか観られないのだが....奉仕部は言わばその流れで発展的解消の運びとなるのかも知れん。だが葉山にとっては違うのか?

 

「もともとこの件はいろは絡みだったんだろ?」

 

「なんだ、知ってたのか」

 

「俺のとこにも相談しに来たから生徒指導の先生に相談するように勧めたんだけど結局比企谷のとこだったのか」

 

一色はサッカー部のマネージャーだったな。この一件で一色が葉山に相談するのもこれまた自然の流れか....

 

「その生徒指導の独身アラフォー女史からここへ依頼が来たんだ。あのセンセ俺のこと好き過ぎるからな」

 

「ははっ! 実際君は女子達に好かれているからな。頼れる相手を勘で感じ取っているんだろう」

「はあ?」

 

おい! なんて事を....! ん? 十条さんと衛藤に目配せをしてるな....

 

「うんそう! だってひきがやセンパイお兄ーちゃんみたいなんだもん!」

「....私は! チョコミントアイスを美味しいと言ってくれたから....悪いか!?」

 

お、おう・・・・まあ....その頼られる基準がかなり低いのだが....悪い気はしないな....ウム。

 

「うん、そうだな・・・・その事なんだが比企谷、十条さん、いい機会だ。ここで俺に一言言わせてくれ」

 

「....なんだ?」

「おう、改まって....何事だ?」

 

「修学旅行での一件さ。....まだ比企谷にはちゃんと謝罪していなかっただろ?」

 

おい・・・・なんでここでそんな過去を蒸し返す! あれは俺の中では終ったこと....遠く記憶の彼方に封印しようとしてた俺の黒歴史の中の一つだぞ!? いまさらそんなモノここで持ちだされても....!

 

「あの時十条さんに言われてもう誤魔化しは効かないとは思っていたんだ。だけどなかなかタイミングが....俺も....こういうのって結構照れ臭いもんだな....ハハッ!」

 

ここではにかまれてもな....こんな状況でも笑顔の爽やかな葉山クンである....

 

「葉山....君、それは....私がその一件の事を良く知らないまま貴方方に暴言を吐いた結果からだな....今にしてみれば....私も激情に駆られて情けない....」

 

十条さんも突然の葉山の発言に戸惑ってるようだ。あの時十条さんが突発的に葉山達に食って掛ってくれたから俺と雪ノ下と由比ヶ浜とが仲直りの切っ掛けをつかんだことになったんだが.....元はと言えば....

 

「そもそもあの一件は....お前と戸部の依頼と海老名さんの依頼二つを俺が勝手に解釈して出した結論だ....お前らには関係ない....!」

 

そう....雪ノ下にも由比ヶ浜にも相談せず俺が勝手に暴走した結果だ。自業自得....

 

「でも、そのせいで奉仕部の君たちは....だろ? 今度の生徒会の選挙だって俺達戸部と姫菜の問題が....」

 

....だが、葉山にとっては違う観方なのか? 俺達奉仕部が導き出した生徒会の選挙対策を葉山達自身の責任だと....どうもあの修学旅行での一件以来、俺と雪ノ下と由比ヶ浜の険悪状態が続いていると思い込んでいるみたいだな....それで雪ノ下が生徒会入りをして奉仕部が空中分解したと....

 

「それもお前には関係....」

「んー? そうだったの? わたし達がほうし部に来たときみんな仲良くしてたみたいだったけど? ねー! 姫和ちゃん!」

 

おう衛藤....ニコニコと....はあ、またもコイツは唐突に話の腰を折るなあ・・・・

 

「あああれは....あれも私の暴走からだ....結果として仲直りとなったのなら有難いのだが....

恥ずかしい....」

 

おい十条さんまで....ああ....と俯き加減に片手で顔を覆う....これもまた衛藤のおかげで円く収まるのか....? 衛藤サマサマだ・・・・

 

「・・・・一色の依頼はその後だ。雪ノ下が生徒会に入るのもその依頼を解決するための最善の策だからだ。お前が気に病む事じゃない」

 

「そうか・・・・でも比企谷、それでも俺に謝罪をさせてくれ。このとおり、

すまなかった・・・・」

 

・・・・葉山が椅子から起ち上がって俺に深々と頭を下げる....おいまて!? ここは店の中だぞ!! なにしてる!! 他に客が見当たらないとはいえ....オイ!!

 

「・・・・おい、ヤメろっ! コンなとこで....!! それにさっき言ったようにあれは

俺が勝手に....!」

「比企....谷君! ここは素直に受け入れてやれ! 二人とも、もうこれでいいだろう?」

 

〆は十条さんの仲裁か....これであの一件も潮時かな....

 

「ん....わかった。受け入れる....これで後腐れ無しだ。いいな? 葉山」

「ああ....! 有難う比企谷、十条さん....そして衛藤さんも....! ハハ!!」

 

・・・・んん、またもハニカんでみせる葉山....まあこの件もこれはこれで俺達らしからぬ爽やかな幕切れとなったな....それに今日は放課後の部活からイロイロあってもうアタマがパンク寸前だ....これでもう一件落・・・・

 

「うわー! ハヤハヤ君にも褒められたー! 今日はなんかトクした気分ー!!」

 

 

・・・・ 〆の大トリは衛藤可奈美!! ・・・・ の提供でお送りいたしました....! ハァ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 







この内容は『俺ガイル』の修学旅行での『例の一件』を取扱ってます。
筆者は原作未読で(12巻のみ購読)、この回の内容を最初にアニメで観た時はまるで理解出来ませんでした。
その後様々なまとめサイトや外国での反応を日本語訳している個人サイトなどを拝見し、この顛末を筆者なりに理解したつもりでおりますが、今回のSSはその筆者の理解内容に基づき投稿したもので、原作既読の方に比べて理解が浅い処があるかもしれません。そしてさらに、内容が『とじみこ』ファンの方々を置き去りにするような展開と化してしまい、ここでの投稿ではメインが『とじみこ』であるのにかかわらず、これで良いのだろうか? と不安を感じるようになりました。(勿論筆者は『とじみこ』ファンです)
あと、筆者の執筆能力に限界を憶えるようになりました。あまり深く考えず軽い気持で(ふざけてもいました。読んで下さった方々には不快な印象を与えていたかもしれません)ここでの投稿を繰り返してきましたが、いよいよ執筆に手詰りを感じます。勉強不足でした。一応草稿めいた書き散らしが残っているので暫くの間は投稿が続くかもしれませんが、この作品に関しては未完で終る可能性が高いです。
このような文章、内容でも楽しんで下さった方々には感謝とともに申し訳なさをおぼえます。ごめんなさい。そしてありがとうございました。

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