迷宮の都市のアリス   作:RyujiOturu

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お久しぶりです。
更新が遅くなって本当にすいません。
いまだに一巻分も終わっていないところを見ると怠けているなー、なんて他人事のようにこの頃思いました。HAHAHA。
更新は不定期で速くなったり遅くなったり、遅くなりすぎたりとします。すいません。



怪物祭にロキファミリアの面々と行く御話

「早いのね」

 

 私は現在ロキファミリアの拠点(ホーム)の門の前にいる。私が来たのことに対応したのはティオネ・フュリテさんだ。予想以上に速く来たらしくまだ準備ができてないらしい。

 私はティオネさんにつれられ拠点(ホーム)の奥に行く。

 杖は今まで考えたことすらなかったけど、小さなストラップ型に意識したら変わったので、首に下げるようにして今は着けている。

 私が拠点(ホーム)のリビングのような場所につくと奥の椅子に座っていたティオナさんが立ち上がり、なかなかに大きな声で、

 

「アイズー! あの子来たよー!」

 

 そう言った、私はティオナさんの前に座っていたアイズさんが立ち上がったのを見た後、視界がぶれ、今まで味わったことのない速度を体感した。

 

「......かわいい」

 

 私の視界のブレがおさまると、私はティオナさんの前に座っていた。

 

「え?」

 

 思わず間抜けな声がでる。

 さっきはティオナさんの前にはいなかったのに今はいる。そして私の頭の上にアイズさんの頭があること。謎だなー。

 

「アイズ好きだもんねー!」

 

「うん、かわいい」

 

 私の知らないアイズさんを見た気がした。上を向くとアイズさんの感情がわかりにくい-今は笑っていてわかるが-顔がある。私の髪をさわり片腕を回し、抱き締めている。

 

「アイズ達は準備が終わってるみたいだし、先に行っていいわよ?」

 

「ほんとー? なら行こっ! アイズ! アリスちゃん!」

 

 ティオネさんが先に行っていいと言った瞬間にティオナさんは拠点(ホーム)から出ていく。それを追うようにしてアイズさんが出ていき、私はティオネさんに頭を下げてティオナさん達を追う。

 私が全力で走っているにも関わらず訳のわからない速さで前にいっている。レベルって偉大だなー、あはは。

 レベルって言えばワンダースキルってレベル5にならないと使えなかったよなー、でも今はまだ1だし、まあ困らないけど、まだ使ったことないし、まあ、レベル差は1ぐらいはくつがえせるだろう。なんて考えてないで速くアイズさん達を探さないと。

 そうして走っているとじゃが丸くんの屋台でじゃが丸くんを買っていた。思いの外遠くに行っていなかったのに安堵した。

 

「あ、アリスちゃん! ごめんね、ついつい」

 

 えへへ、とわらいながらティオナさんは私にじゃが丸くんの抹茶味を渡してくれた。食べてみると以外とおいしかった。これをアイズさんは美味しそうに食べまくっている。私には無理だ。

 と言うわけで私はうまく合流でき、そのまま祭を回った。

 様々な屋台を周り食べたり食べたり食べたり、食べたりしかしてないな。うーんまあ、お祭りだしいいかな?

 

 

 そんなこんなで私はティオナさんとアイズさんの二人とお祭りを回っていたのだけど、

 

「よってらっしゃい! 射的だよー!」

 

 射的、久しぶりに聞いた言葉だった。私自身友人はいたのだけどWLWをやりこんでいたこともあって祭りとかには全く行ってなかった。まだWLWにハマる前までは祭りにも行っていたんだけどなー。

 

「すいません、一回させて頂いてもいいですか?」

 

 私は『射的』と言う言葉に引かれ屋台のおじさんに問いかける。

 

「うん? お嬢ちゃんかい? 五弾で400ヴァリスだよ?」

 

「わかりました!」

 

 私は400ヴァリスを屋台のおじさんに渡して射的用の銃と弾をもらう。よくよく見てみると日本の射的用の銃と全く同じ見た目で弾もコルクのようなものだった。

 このコルクが発射される仕組みは全く違った。

 この銃は魔道具らしく魔力を一定量流し込めるらしく、トリガーを引くと込められた魔力分の力でコルクが発射されるのだが、流し込める魔力量は上限が決まっていて、それ以上流し込もうとすると暴発するらしい。

 私は銃の先にコルクを詰め、魔力を流し込む。暴発ギリギリまで流し込んで狙いをつける。これでも日本での射的はなかなか上手くて八割ぐらいは欲しいものが手に入っていた。

 私が射的をやっているのを見て景品を見ていたアイズさんが上においてあった白くて赤い目の兎のぬいぐるみを見てぼそりと呟いた。

 

「あれ、かわいい......」

 

 私はアイズさん達と一緒に祭りを回らせてもらっていることの感謝の気持ちに取ろうと思い、狙いをつける。

 重いものは上を狙う!私は白兎のぬいぐるみの頭を狙い、トリガーを引く。

 

パァン!!

 

 乾いた音が響き、銃からコルクが発射される。コルクはなかなかの速度で飛んでいき、白兎のぬいぐるみの頭に綺麗にあたる。白兎のぬいぐるみは衝撃を受けて大きくのけぞり、そのまま倒れる。これでぬいぐるみはゲット!

 

 私は次のコルクを詰め込み、次に落とすものを狙うと、ティオナさんが不意に、

 

「あっ! あれかっこいいね!」

 

 そういって指をさす。

 指をさしている方向には美しいお姫様の横顔が彫られたブローチがあった。私はそれに狙いをつけ、魔力を流し込む。

 特に大きくもないブローチの真ん中を狙ってトリガーを引く。

 

パァン!!

 

 先ほどと同じように乾いた音が響きブローチを押し出し、ブローチが下に落ちる。これで二つ目もゲット!

 

 私はヘスティア様へのプレゼントを何にしようか見ているとかわいらしい白くて赤目の兎がかかれたペンダントがあった。何でこんなにベルさんを思わせる白兎が多いのだろうか? まあ、そんなことはいいや。

 私は銃口にコルクを詰め込み、魔力を流し込む。さっきと同じように狙って射つ。

 

 先ほどと同じように乾いた音が響き、銃口から発射されたコルクがペンダントを撃ち落とす。

 これでヘスティア様へのプレゼントもゲット!

 私はるんるんと言った擬音が聞こえて来そうなほどテンションが上がっている。銃口にコルクを詰め魔力を込めてベルさんへのプレゼントを探しているとナイフの鞘があった。何でこんなにちょうどいいのが多いのかな?まあ、ラッキーだと思おう。

 

 私は鞘を狙ってトリガーを引く。パァンと音が響いて鞘に当たり鞘を弾いて落とす。

 最後の一発になったコルクを銃口に詰め、何を落とそうか景品を見ると目を引くものがあった。

 それは黒を基調とし、金の刺繍がちりばめられている大きなリボンだ。WLWの『とあるキャスト』を思わせる色だ。

 私はそのリボンを狙って射つ。コルクがリボンの真ん中に当たり、リボンが落ちる。

 

「お嬢ちゃん、凄いね。はい、これが景品だよ」

 

 屋台のおじさんが私が落としたぬいぐるみ等を渡してくれた。

 私は屋台のおじさんに礼をいってアイズさんにぬいぐるみを渡す。

 

「え? くれるの?」

 

「はい! お祭りに誘ってもらったお礼です!」

 

「......ありがとう///」

 

 アイズさんは嬉しそうにぬいぐるみをもらってくれた、私は内心で息を吐いた。もらってもらえるかわからなかったからだ。

 

「ティオナさんも、どうぞ!」

 

「私にも!? ありがとー!」

 

 ティオナさんにもお姫様の描かれたブローチを手渡すと嬉々として受け取ってくれた、それにすぐにブローチを着けてくれたのだ。わたしも思わず笑みがこぼれる。

残りのペンダントと鞘は荷物入れに綺麗に入れ、黒いリボンは今のリボンと付け替える。

 アイズさん達はかわいいと言ってくれたので少し自信を持てた。

 そうして様々な屋台を回ったりしてお祭りを楽しんでいた私達は今回の祭りの中心地である闘技場付近に来た。ここで《ガネーシャファミリア》のテイマー達による捕獲してきた怪物(モンスター)のテイミングを行うのだ。多くの人が闘技場付近に集まっていた時。

 

ガアァァァァァッ!!!!

 

 人々に恐怖を振り撒く怪物(モンスター)の咆哮と悲鳴が聞こえて来た。

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?今回はアイズさんらロキファミリアとのゆったりとしたお話でしたが、次話では本格的にアリスちゃんを戦わせたいと思います。
基本的にはダンまちの小説にそって行きたいと思っているんですが、WLWの要素をねじりこんだり話をねじ曲げたりすることもあるのでわかって頂けるとありがたいです。
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