うーん、タグって人個人の感性で大幅に変わりますからねー。難しいです。
そんなわけでタグは増えて行きます。先に言っておきますね
それでは本編をどうぞ!
私はリリさんとベルさんを連れて
容疑者はリリルカ・アーデ、ソーマ・ファミリアの団員だが、何かがあったらしくソーマ・ファミリアを嫌っている。容疑は魔石とドロップアイテムの換金をし、その中から被害者に話を通さずに抜き取った、というものだ。
私はそれをヘスティア様に伝える役割。
ヘスティア様は裁判官的な役割。
ベルさんは役割なす。
というわけで、私はヘスティア様にリリさんについてのことと、どういった背景があったのかを説明する。
「ふーん、まあ、嘘はついてないみたいだね。リリルカ君かな? 何か言い分はあるかい?」
ヘスティア様は少し考えるようにしてリリさんに問いかける。
リリさんは私を恨めしそうに見ながら、
「リリからは何もありません。神様の前では嘘はつけませんし」
そう言うリリさんは諦めたようでため息をついている。
「うーん、じゃあベル君。リリルカ君に何かしらの罰を与えてくれ、僕は専門じゃないしね」
「ぼ、僕ですかっ!? ......うーん、僕は一緒にダンジョンに潜ってくれればいいかな」
「優しいですねベル様は」
リリさんは嬉しそうな表情でベルさんを見ている、ヘスティア様もベルさんの判断に対して何かしらを言うつもりは無いのだろう。
ここで私は口を開く。
「では私から、リリさんに」
「っ!?」
突然な私の言葉にリリさんは息を呑む。
「今回の一万ヴァリスは持っていっていただいて結構です。ですがこれから私達がダンジョンに潜る時に私達のサポーターとして共に潜ってもらいます。報酬もまあ、三割でいいですよね」
「......え?」
リリさんの口から間抜けな声がでる。
そこまで鬼畜な要求をするとでも思っていたのだろうか? 侵害だなー。
「嫌ですか? 私としてはベルさんの警戒心を高めることにもなりますし、リリさんは、ソーマ・ファミリアの人と組まずにお金と経験値を稼げる。私としてはまあ、より効率的に魔石を集めれるからハッピー。いいことしかないじゃないですか」
「え、でもリリはアリス様達を......」
「うーん、だから三割ですし、私を騙せないことはわかってるでしょうからまた騙されることはない。まあ、私の知らないところで魔石を集めれたらかないませんが」
私が言ったことを信じられないと言った様子で、いや、実際信じられないか。まあ、当たり前だけど。
とまあ、そんな感じでリリさんは私の言ったことを信じられないらしい、でも、リリさん私達よりかダンジョンに潜っているだろうし
「私はリリさんと言うパーティーメンバーが加わってWin。リリさんはお金をもらえて経験値も稼げてWin。ほら、これってWinWinの関係じゃないですか」
「でも。リリなんかでいいんですか?」
「もちろん。リリさんがいいんですよ」
リリさんは私の言葉に違和感を覚えたのか何かを考えていたが、
「わかりました、よろしくお願いしますベル様にアリス様」
「あ、私じゃなくてベルさんと主に潜ってほしいな」
「? わかりました」
私の突然の要望に、小首をかしげながらも承諾してくれるリリさん優しい!
「えっと、それじゃあ私は行くところがあるので」
私はそう言って
*
「やあ、もう大丈夫なのかな? アリス君」
「はい、おかげさまで」
私は『豊饒の女主人』にいる。そこには探索を終えて帰ってきたのだろうロキ・ファミリアの皆さんがいて。私はその輪に入っている。まあ、正しくはアイズさんに捕まっているだけなのだけど。
「あっ、このリボン」
「はい? これは怪物祭の時に手に入れたやつですよ」
「そう、なんだ。かわいい」
ギュー。
さらに強く抱き締められた私。もう抵抗することもだるい、と言うかしても意味がないので私はアイズさんの膝の上に座ってエールを飲んでいる。
この世界に年齢制限なんてないからね。
そんなわけでぐびぐびとエールを飲む私、まだ一杯目だが既にほろ酔い気分だ。酔うってこんな感じなのかー、と私の冷静な部分は思う。
「もうランクが上がったのか」
「はい、私も驚きですけど」
「そうか」
ベートさんはそう言うと酒を飲み始めた。なんだったんだろう。
もう、りゃめぇ...
お、おーい? あ、ダメだ完全にダウンした。
外は既に暗くなっていて、風も冷たくなってきた。
私は冷たい風に当たっていると、
「アリスたんやないか?」
「あ、ロキさん」
ロキ・ファミリアの主神、ロキさんがいた。いつもと同じ笑みを浮かべ私の横にまできた。
「なあ、アリスたん。何か隠してることないか?」
「え?」
不意に放たれた言葉、その意味は
「いいや、なんかアリスたんが隠し事してる感じがしてな?」
「...ヘスティア様にも言っていませんし、この事は誰にも言えないんです。すいません」
私はロキさんにそう答える。本当のことはまだ誰にも伝えてない。
「そうか、まあ、ええや。それなら仕方ないな」
「すいません」
「謝らんでええよ、誰でも言いたくないことはあるだろうしな」
ロキさんは手をヒラヒラとさせながら『豊饒の女主人』に戻っていく。私はそれを追おうとしたとき、
貴女がリトルアリスをいじめてるのかしら?
この声は!? シャドウアリス!?
私の脳内でリトルアリスが酔い潰れていたと思ったら新しいアリスがきた。
そう、私はアリスの影。シャドウアリス、よろしくぅ~
シャリスちゃんまで出てきたか。
うん? あっ、シャリスちゃん!
騒がしくなったなー。私の脳内で
酔いはもう大丈夫? アリスちゃん。
うん! もう大丈夫だよっ!
シャリスがいるからか、リトルアリスは元気に話している、それをシャリスはニコニコと笑いながら聞いている。
端から見れば仲のいい姉妹なんだよねー。
ヒュゥ!
寒っ! 風が冷たくなってきたので私は『豊饒の女主人』に戻ることにした。
そしてロキ・ファミリアの皆さんに失礼すると言って私は
*
「お帰り、アリス君」
「はい、ただいま戻りましたヘスティア様」
私は
「ベル君はリリ君と一緒にダンジョンに潜りに行ったよ」
「そうなんですか。私はもう寝たいです」
「そうかい、ベル君はまだ帰って来ないだろうしベッドを使っていいよ」
ヘスティア様の好意に甘えて私はベッドに飛び込む。
柔らかいベッドに埋まる私の体。その幸せな感触に能は思考を止め体は脱力していく。
私は明日こそアタックするぞ! と意気込みながら睡魔に飲み込まれた。
*
「はぁ、こういう姿は本当にあどけない少女なんだけどね」
ヘスティアはベッドに埋まってすやすやと寝息を立てている少女を見てため息が出る。
彼女はふらりと現れてボクのファミリアに入ってくれた二人目の家族。
なんだけど誰よりも幼いはずなのに誰よりも大人びていて、誰よりも頑張っている。そんな彼女にボクは何かを出来ているのだろうか?
助けられてばかりのボクは何が出来るのだろうか?
わからない、彼女には武器もあるお金なんて彼女の方が稼げるだろう。
何か贈り物をしようと思っても彼女の好みはわからない、それどころかボクの好きそうな白兎の置物をくれた。
ああ、嫌になる。ボクは彼女には何も出来てない。ベル君のことばかり考えていて彼女、アリスちゃんのことは何も考えられていなかった。自己嫌悪になりそうだよ。でもそんなボクでも笑って養ってくれるベル君、アリスちゃん。ボクには良すぎる子供達だよ。
頑張って何か出来ないかな? あはは、分かんないや。
でもわからなくてもいいのかも知れないまだこれからボクは彼女達の経験を見て労うことが出来るのだから。
いかがでしたか?
新キャラ増えましたね、脳内でしか出ませんけど。シャリスが好きな人はすいません。
それではこれくらいでまた次の作品で