今日はなんだかお客が来るらしい。H地区の指揮官がこちらの視察に来るらしい。
最前線の指揮官だからまぁ恐らくだが本部の任務でこっちに視察に来るんだろう。
D08基地はまぁイレギュラーというか独自な空気がそこはかとなーく強くなってきたからなぁ。
あとはまぁ普通にセクハラ基地ってイメージが強いからそれの確認だったりして。
「で、H基地の指揮官はもうそろそろ来るんだっけ」
「派手な来方をするらしいが…はてさて…」
ん?この音はローター音だ…と言うことはヘリで来たのだろうか。
豪勢だな、大体は陸路を車で来るんじゃないかと思ったけど…
上を見上げればパラシュート降下してくる一人の影…まぁそこは良いんだ。
だが私は目を疑ったのはそのパラシュートに記されている文字だ。
I LOVE OPPAIなんて書いてやがらぁ…あー、そういう指揮官なの?
H地区のHって変態のHだったりしない?いや、待てよ…
本日の来客の名前はっと…H基地の指揮官…H基地、変態基地?
「ダーリン、あれ撃っていい…?」
「ダメ、一応お客さんだからな」
「えぇー…」
流石にこれは私も嫌悪感が出てくる、オープンド変態とか嫌だなぁ。
ダーリンも結構な変態というか…おっぱい星人だけどさぁ…分別はあるし。
「なんだ…ん?あれは…人?」
「あーヴィオラは離れておいたほうが良いんじゃない?」
「さっきのヘリの音は…降下中の人間…?なにあの悪趣味なパラシュートは…」
基地内からヴィオラとお姉ちゃんが出てきて空を見上げて顔をひきつらせている。
まぁうん…あんなパラシュートを見たらそうなるわなー…あ、これ壁に突っ込まない?
「ぐほぉ!!」
「おー痛そう…」
ピンクのパラシュートが風に吹かれたか軌道が大きくそれて基地の外壁に身体を叩きつけていた…
いや、本当に痛そう…というか怪我ないんだろうか…流石に心配になったから駆け寄る。
私、ヴィオラ、お姉ちゃんの3人で囲んで地面にのびてる指揮官に声をかける。
「大丈夫?」
「怪我はないか?」
「顔面強打してるわね…」
ピクピクと伸びてる指揮官は床にべちゃぁとなっていてなんというかなぁ…漫画みたいな伸び方だと思う。
私とヴィオラはとりあえず心配してるけどお姉ちゃんは一歩引いて分析してる。
とりあえずパラシュートを脱がせてからひっくり返そう…よっこいせっと…
「ナイスおっぱい」
「「「は?」」」
「そこな416風味を感じるナイスブルンバストはその身体の小ささから突き出て柔らかそうに揺れる様はまさしくすべてを包み込むような母性に満ちあふれている…ナイスおっぱいだ。そしてそっちの416も俺の知っている416のおっぱいに比べてボリューム感が増している…バカな、あのブルンバストを更に超えるのか…?そして最後に鉄血のデストロイヤー…お前そんなおっぱいは反則だろデカイ…正しく山だな、母なる山だ…」
「何こいつ…キモ…」
「主人、こいつは埋めていいか?」
「指揮官、コレの射殺許可を」
「ダメだ、お客だからな?」
このお客の指揮官…おっぱいへの情熱がダーリン以上のヤツだけど…
正直私はもう関わりたくない位に気持ち悪い…お客っていうのが最悪なレベルだ…
逆に突き抜けすぎてて笑えてくるレベルだけどさ。いや、本当…なんでこんな変態が指揮官やってるのかな?
「ようこそ、D08基地へおっぱい指揮官。今日は共におっぱいへの熱い思いを語り合いましょう!」
「おうとも、ソウルブラザー!」
あぁだめだこりゃ、ダーリンも熱烈なおっぱい星人だから共感しちゃってるよ…
誰だよこんな変態を好きになってるの…私達だったわ…
「とりあえず中に入って?お外で騒ぐのは良くないよ」
「そもそもその手の話をするなら私室でするか離れでしてくれ」
「……H基地ね、対応について問い合わせておきます」
――――――――――――
「とりあえずあの変態についての対応は蹴るなり殴るなり好きにしろ…と、向こうのG36からのお墨付きを貰ったわ」
「OKじゃあぶん殴る」
「了解した」
あの変態への対応はまさしく塩でよろしいとのお達しでした。
なんならハサミを持ち出してその汚いバベルの塔を切り落としましょうか?と脅してやればいいとまで。
かなりの筋金入りの変態らしく至近距離での銃撃でも生き残るし食らってもピンピンしてるらしい。
さらに言えば全力でぶん殴るようなことをしてもピンピンしてるらしい…
向こうのわーちゃんがよく揉みしだかれているらしいが…揉みながらスゴイ挙動で回避しまくるらしい…
つまりどういう事かと言うと君主危うきに近寄るべからず。
私達でっぱい組が近寄ればどうなるかなんてのは火を見るより明らかな訳ですよ。
最悪ダーリンの前で揉みしだかれるなんて事になりかねないので自ら近寄るのは避けておこう。
「という訳であの変態の居場所は各自シェアすることにしよう?」
「そうね、思いがけず出くわすなんて事は避けたいわね」
「同感だ…この身は全て主人に捧げている…あんな変態には触れさせたくはない」
3人揃って並んで歩きながらひとまずあの変態…おっぱい指揮官への対応を決めていた所だった。
曲がり角からいきなり人影が現れてからヤバイと思った時には既に遅くて…
「ぐえっ」
「んにゃぁ!?」
「く…なに…?」
「む…?」
思いっきりぶつかってから向こうはもんどり打ってこっちに倒れかかってきた。
で、お姉ちゃんとヴィオラも巻き込まれてから廊下に倒れる合計4人。
ここで気づいたけど倒れた人の頭が私のおっぱいに挟まってた。
横を見ればお姉ちゃんのおっぱいに左手が…右はと言うとヴィオラのおっぱいに。
「む、むむっ…ぷはぁ!窒息死する所だった…」
「「「げ…」」」
倒れ込んでいたのが件のおっぱい指揮官だった…顔を上げてからこっちの顔を見て…顔を埋めていた所を見下ろして…
両手の先を見てから軽く握り込んで…としてから
「巨乳クッションとか最高かよ、もう少しだけ」
「とっとと退けこの変態!」
「ありがとうございます!!」
とりあえず全力でぶん殴っておいたけど原型とどめたまますっ飛んでいった。
本当に無駄に耐久力だけあるな…これが変態か…
「とりあえずもう一発、そのおっぱいでぶっ叩いて」
「ぎゃああああ!!!」
――――――――――――
「ふぅん、おっぱい指揮官ね?」
「不運にもぶつかってからおっぱい揉まれてさぁ…」
「しかも全力で殴られて飛び出た言葉は何だったと思うか?ありがとうございます!!だったぞ」
「うわーそんな人間マジで居たんだー」
カフェで休憩ついでに甘い物食べてから気分を落ち着かせようとしていた所。
UMP姉妹が揃ってお食事に来ていた。45姉はご機嫌でケーキを頬張っていたし9姉も同じく。
急成長を遂げたおっぱいが柔らかそうに自己主張してるなぁ…
本人曰く成長が落ち着いたからそろそろ下着を買いに出かけるとのこと。
推定カップG…文句なしのおっぱいに成長していた…これはデッカイ。
ご機嫌で見せびらかしているけどこの基地で45姉と同じくらいの外見年齢の人形で…ぺったんこなのって居ないよね。
G11とかスコーピオンはちょっと幼いし…SAA?ありゃ完全なロリでしょ。
「G&Kの制服着ているからダーリン以外の指揮官見たらとにかく避ける事だね」
「うむ…じろじろとこちらを見られてブツブツと呟かられるぞ…」
「それ訂正な、堂々とおっぱいについて品評してくるからね?」
私とヴィオラのおっぱいに関してはえらく気持ち悪くねっとりと品評された。
隣で聞いてたダーリンも納得みたいな感じで頷いてたけどいやいや止めろや。
お姉ちゃんと同型の人形が所属してるらしいけどまぁあれだな…おっぱいがよりパワーアップしてる!?と驚いてたな。
漏れ無くお姉ちゃんからのボディーブローが刺さってたけどやっぱりピンピンしてた。
あの変態の耐久力本当に頭おかしいと思う…何度殴られてるよ?
「で、ここがウチのカフェですね」
「おぉ春田っぱいも完備…すばらしい」
噂をすれば影ってか、ダーリンが直接案内してるんだろうな。
入ってくるなりマスターであるスプリングフィールドのおっぱいをジロジロ見て拍手してる。
これにはスプリングフィールドも苦笑いで拭き上げているお皿でガード。
「この基地の人形はどうしてこうも素晴らしいおっぱいを持っているんだ…すばらしいぞタカマチ指揮官!」
「光栄です、おっぱいスキーの頂点であるおっぱい指揮官にお褒めいただけるとは…!」
「しかしUMP45…なん……だと……?」
「私のことを呼びましたかー?」
振り返る45姉、重ね着していて分かりづらいが自己主張している物が揺れる。
45姉と同型のモデルって皆揃ってぺったんこなんだけど…まぁうちのはばいんばいん。
そんな事に驚愕してからか信じられないものを見ているようで…
「なるほど、夢だったか…なら揉んでも文句は言われないな」
「しきかぁ~ん、この人打って良いですか~?」
「程々にな…」
「は~い、えい♪」
「ありがとうございます!!」
45姉のコークスクリューブローが鳩尾に突き刺さった。
おっぱい指揮官は無事床を枕におねんねコース…かと思った。
「夢ではないのか、では実際に味見を」
「いや復活はやっ!?」
「出会ったばっかりの指揮官見てるみたい」
憐れ45姉、気持ち悪い復活速度を誇る変態の餌食となった。
間近で見てたけど挙動が人間離れしすぎていて難解だった…
おやつ食べに来たわーちゃんも巻き添えで餌食になったけどやっぱり殴打が届かなかった。
この変態の配下の人形達にはちょっと同情するよ…
という訳で今回は敬愛するおっぱい愛溢れる作品を執筆している卵豆腐さんの作品、おっぱいフロントラインからおっぱい指揮官を引っ張ってきました。
突き抜けた変態っぷりだからここの面々をぶつけたかったんだよ。