元はぐれ・現D08基地のHK417ちゃん   作:ムメイ

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416と言ったらねぇ? あと今回は短めです。


Day14 酒 乱 降 臨

――――――――――――D08基地食堂・夜

 

 

「しきかぁん…きいてるのぉ!?わたしと417のどっちが大事なのぉ!?」

「うぇひひ…うふ、えへ…うぇひーwwwwうふえへあはぁwwwウケるwww」

 

そこは見るも無残な酒乱の祭典となっていた。

壮大に巻き込まれているのはこの基地の指揮官。

他の職員は皆揃って視線を外している。

 

酔っ払って居るそんな人形を見て笑っているのはこの基地きってのお祭り騒ぎ好きのスコーピオン。

おこぼれでお酒を楽しんでる9

介抱のためにスタンバイしてる無表情の45とUzi

G11はアイマスクして寝入っていた。

 

騒ぎを起こしているのは…HK姉妹であった。

普段の様子とは違った乱れ方をしていた。

 

 

事の発端は数時間前に遡る。

 

指揮官はウキウキ気分で食堂を訪れていた。

メイド417がご奉仕してくれるかもしれないと聞いて直接出向いたのである。

ついでに416に遭遇したら何時ぞやの礼のウィスキーを奢ろうと思っていたのである。

無論指揮官は飲まない、職務はまだ残っているからである。

 

残念ながらメイド417は居なかったが配膳のお手伝いをしている417と第4部隊の面々は居た。

指揮官が食堂に来ることは珍しく職員たちも驚いた顔をしていたがそれはさておき。

416にとハイランドパークウィスキーを瓶ごと用意したのである。

416は大層喜び45と9は指揮官に止めておけと忠告したのだが…指揮官は止まらなかった。

その結果ディナータイム中に泣く上に絡む416が出来上がってしまったのだ。

宥めようとした417は巻き込まれて飲まされ一杯で酔っ払う。

417はというと笑い上戸みたく笑い袋のように笑いだしてしまって止まらない。

 

騒ぐHK姉妹を止めようとするが人形パワーでがっちり416にホールドされた指揮官に逃げるすべは無かったのだった。

 

どうしてこうなった…とは指揮官の心中の叫びである。

孤立無援の指揮官はどうにかしてくれと神にも祈るが…

 

「聞いてるのぉ!?ねぇ聞いてる!?」

「いひひwwwいーwww姉貴の泣き顔wwwあーおかしwwwぶふぉぉwww」

 

ヒステリックに叫ぶ416に掴まれて無理やり正面向けさせられる。

416を挟んで向こうに居る417は言動がおかしくなっていた。

遠い所に来てしまったなぁ…と現実逃避してしまう指揮官は悪いだろうか?

結論からして言えば自業自得である。

 

ちなみにどっちが大事という質問はこれで10回めになる。

どっちを答えても拗れて泣くので大変である。

416が大事と答えれば417はどうだっていいっていうのね!?酷い!と泣き。

417が大事と答えれば私が居たら十分でしょう!?と泣きついて正直面倒くさい。

 

「どっちも大事だよ…」

「二股するつもり!?重婚も辞さないわよ!?」

「うけwwウケるwww姉貴から重婚とかwwwパワーワードwww」

 

赤ら顔のHK姉妹はそろってウザい…指揮官はそれを痛感したのであった。

 

「指揮官ーあたしにもお酒おごれー!」

「お前の分はねぇ!それより助けろ!」

「浮気ね!早速浮気するのね!?一体どこが足りないの!言いなさいよぉ…ふぐぅ…!」

 

騒ぎはスコーピオンによって火が入れられ大炎上となった。

指揮官愛されてるね、笑えよ。

 

 

――――――――――――D08基地食堂・深夜

 

 

騒ぎが収まったのは416が泣き疲れて瓶を片手にカウンターに突っ伏し。

417がいくらか酔いが醒めたか笑うのを止めた時だ。

スコーピオンは眠いと言ってさっさと撤退。

416は待機していた45が回収してUziは417を回収しようとしたが…

 

「私は良いよ、まだ酔ってたいからさー」

「…?そう?」

「うん…酔ってないと出来ない与太話もあるし」

 

と言ってUziの回収を拒んだ。

肩を並べてウィスキーグラスをカラカラと回していて。

…特に何もないなら仕事に戻りたいのだが。

 

「私ね、お兄ちゃんが居るの」

「ほう、初耳だな。」

「お兄ちゃんはお兄ちゃん…指揮官は指揮官…ねぇ指揮官。私酔っ払ってるの。だからあり得ないことガンガン言っちゃうの」

「417?」

「私ね…やっぱ止めた、信じないだろうし。」

「417の言うことは信じるぞー?信用ないなぁ」

 

勿体ぶるというより何かを恐れて言い淀んだ感じだ。

何かまだメンタル面にあるのだろうか。

心配そうに見ていると417は少し悲しそうな顔をして笑った。

 

「大丈夫だよ、()()()()()私、今は温かい家族に恵まれてるんだもん」

「417、キミは」

「心配性なお兄ちゃんだね、本当のお兄ちゃんみたい…あのクソとは天と地程ちがうなぁ」

 

ぽふ、と417は甘えるように俺の肩に頭を載せてきた。

二の腕には417のボリュームたっぷりのおっぱいの感触キター!

いかんいかん、まだ仕事があるんだ…

 

「お兄ちゃん、今日は一緒に寝よ?」

「いや、まだ仕事が」

「寝よ?」

「しg「寝よ?」…はい」

 

あぁぁぁくそぉぉ明日は忙しくなるぜチクショウ。

ちょっとでも私室以外の所に行こうとするとそっちじゃないよってこえーよ。

いや、マジで一緒に寝るの?417さんマジです?

 

 

――――――――――――D08基地指揮官私室・深夜

 

 

この状況やばいって。

「えへへ…お兄ちゃん、ぎゅっとしてあげゆ♪」

酔っ払ってる美少女がベッドに潜り込んで布団めくってポンポンしてるんだぞ。

おまけにその格好が誘ってるようなもんだからマズい。

 

渋っているとしびれを切らした417にそのまま引きずり込まれた。

まぁ良いか…本当に妹みたく思えばなんとも…

やっぱ無理です、おっぱいおっぱい柔らかいなぁ!

「ぎゅー♪」なんて言って抱きついて…あ、あがががが…

締まってる締まってる!417ちゃんタンマタンマ!

 

「お兄ちゃん…もう寝ちゃったんだ…いいこいいこ♪おやすみ~…」

 

遠のく意識の中指揮官は絶対にHK姉妹に酒を出すのは止めようと誓ったのだった。

417は特にタチが悪い。

 

 

――――――――――――D08基地指揮官私室・早朝

 

 

目が覚める、417の締め付けは緩くなっていた。

流石に寝てるな…さてと、今のうちに起きて仕事だ。

昨晩はHK姉妹に振り回されて出来ちゃいない…今日はフル稼働だ。

最前線の指揮官は大体がひっきりなしに深夜まで仕事してるからなぁ…大変だわ。

俺もそのうち送られる可能性があると思うとゾッとする。

 

しかしホントおっぱいでけぇ…ちょっとくらい揉んでもバレへんやろ…

振り回してくれたお礼に…

 

「ん…んん…」

 

お、起きたか…チッ、残念だ…このブルンバストをいつか揉みしだきたいですねぇ

いや、寝返りうっただけか、お~ブルンバスト激しい…

ちょっと撫でる位はOKやろ…

 

ナデェ…ヤラシイィ…

 

 

 

んぁ?

 

何かが胸を撫でてる…何このベッド汗臭い…

頭がガンガンするし、何よぅ…夜の記憶が無いけどなーにー…?

薄っすらと目を開けると…私のおっぱいを撫でてるお兄ちゃんの姿が…

なんだ、夢か…エッチな夢を見るようになっちゃったかぁ…

 

 

って夢じゃない!?

 

「やべ、起きたか…?」

 

むくりと起き上がってみると…知らないお部屋。

エッチ雑誌が転がってるし臭いティッシュが転がってる…お兄ちゃんのお部屋かな?

乱暴なことは…された形跡なし、逆にお兄ちゃんには…脇腹に跡がある。

夜の記憶が無くなってるのと関係あるのかな?

まぁ良いや…お兄ちゃんもまぁ男だし仕方ないかなぁ?

 

「いや、ちょっと」

「ちょっと?」

「おっぱいをですね…味見してました」

「素直でよろしい、けど通報ね」

 

お兄ちゃん、欲望に素直だ~

でもお兄ちゃん、寝込みを襲うのは無いなぁ。

よってお姉ちゃんへの通報待ったなし。

 

お兄ちゃんは無事、お姉ちゃんによって締め上げられることになりました。

こうしてみると仲良し家族って感じで私は好きだよ。

家族ってやっぱりこういう…ものだったんだよね…




酒が入ると笑う417抜け出すと理性が戻った風に装って大胆なことしでかす。
コレはどう見てもメスガキです、ありがとうございました。

ウィスキーに関しては適当なでっち上げ
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