元はぐれ・現D08基地のHK417ちゃん   作:ムメイ

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安易なキャラ追加確定回


Day136 防衛強化計画発動

基地発足時に一度しか使ったことのない機体購入費という物を動かした。

必要なマシンは最初に揃えていたから過不足無かったのだから使うことは無かった。

しかし私とヴィオラが狙われる事が判明してからダーリンも重く見たみたい。

攻撃ヘリのみに留まらず陸の防備を固めるという事で戦車を購入した。

差し当たって検討しているのはType10、ヤーパンの戦車だけど……

現状すぐに納車可能な戦車というのが限られていてレオパルト2A7+戦車になる。

開発は1977年、それから最低でも50年近く近代化改修を重ねて使われ続けた名車だ。

搭乗員は4名少人数運用が出来るのがこの主力戦車と言われる物の利点。

重量は67.5トン、装甲板も複合装甲で防御力もまた良い。空間装甲も備えている。

つまり爆破耐性というのも備えていることになる。爆発の破壊力って言ったら一重に衝撃になる。

その衝撃力を緩和させるには空間を重ねるのが一番だろう。

榴弾などは発射後数秒後に信管の安全装置が外されてその後何かに衝突したら……かぶーむ。

その周辺に爆発の衝撃と炸裂した鉄片が人間を襲う事になる。

空間装甲の最大の利点は増加装甲的な側面では無く……緩衝材的な所だ。

合間を空けた二枚装甲なんだけど……一枚目に着弾した後炸裂するわけだけど……

その後に構えている本装甲がきっちり鉄片を防御してくれる訳だ。

そもそもの複合装甲の硬さがかなり硬いからAPFSDS弾を弾ける……かな?

つまるところは携行兵器ではどう頑張っても歯を立てる事は敵わない。

テロリストが持っているとしてもRPG-7だけど……そんなのじゃ全然歯が立たん。

 

「で、これの購入費用とかはどうしたの?」

「ん?いや、普通に防衛費で落とした」

「ヒュー、太っ腹ぁ」

「で、さらにType10も買うんでしょ?」

「おう、さらに言えば諜報部が使うデバイスも強化する」

 

そう、さらにもう一台戦車を買うつもりなんだよね、このダーリン。

かなり防衛費が嵩むと思うんだけどその辺りは大丈夫なんだろうか?

まぁ別の基地もM4戦車とか持ってたりするらしいし平気なのかも……?

 

「で?操縦手とかの手配はどうなってるの?」

「んー……まぁI.O.Pの采配だな」

「宿舎は?」

「別テーマの……ちと南国風の物をこさえるつもりでな」

「ふぅーん?」

 

操縦手が居ないと現在検討中のこの兵器もただの鉄くずにしかならない。

ではそれの操縦手も必要になってくる。人間を雇用するのか……

それとも人形なのかな?と思ったけどI.O.Pが出てくるってことは人形だろうな。

また人形が増えるとなると兵舎が必要になってくる。兵舎は不足するんだが……

それの増設も考えているらしい。南国風のモノねぇ……旧式の資料にあるハワイ風なのかな?

 

 

――――――――――――

 

 

おぉー……納入されたレオパルト戦車はかなりカッコいい。ベースは2Aなんだけど……

ここ数年で培われた技術をつめつめした近代化改修モデルだ。

しかしこれで主にやりあっているのはE.L.I.Dだったりする。

つまりは対ミュータント用のトンデモ兵器を防衛に回しているんだ。

勿論想定しているのは対テロリスト戦なんだけどね……どうしてこれを持つことになったんだか。

 

「ヘリアンのクソから聞かされた話しだと時代の先駆けになるお前たちを守るのは役目だ……とさ」

「ふぅーん……でもこれだって安くないでしょ」

「基地一個潰されるよりは安い」

 

諜報部も今は必死に動いていてからテロリスト連中の動きを探っている。

過激派は私とヴィオラの情報を得てからそうとう躍起になって潰そうとしているらしい。

人形が人間と同じ様に生命を抱くのは烏滸がましい、そんなのは生命ではないってね。

 

「お、I.O.Pの……ペルシカさんからのメッセージだ」

「なになに?へぇーハイエンドを中心に配備してくれるんだ?」

「らしい、ヴィオラを守りきれなかったせめてもの償いってよ……」

「ふふ、後でヴィオラに伝えてあげたら……」

「私が何だって?」

「「うわっ」」

「……フン、出産した後顔を出してみればいいさ。赤子くらい抱かせてやる」

 

おーおー、ヴィオラもかなりキレキレかと思ったらペルシカに対してはツンデレかな?

しかし配備される人形のリストを見ると……かなりハイエンドで固まっている。

NTW-20、M16A1、M4A1、AR-15、Ameli、MG3、M60と言った構成。

AR小隊は勿論のことだがD-Customになる。そしてこっちの負担を考えてくれてるのか……

一応ながら食事の件は問題は無いと語っていたが……嫌な予感しかしないよ。

あと基地警備にカルカノM91/38にSPAS-12が追加で来る。

主に門番的な所だけどね。これもまたココ仕様に仕上げてくるらしい……

 

「テロリスト殲滅作戦とか考えてたりする?」

「今の所は考えてないが……降りかかる火の粉は払うだけだ」

「そっか」

「母は強いんだ、私と主人の子に危害など与えさせるものか」

 

私は手に銃を持たなくちゃ何も出来ないけどヴィオラはねぇ……

腰にくっつけている大口径榴弾砲でいくらでも血祭りにあげれるしねぇ。

ここに侵入しようものなら榴弾の雨が降り注ぐことになる訳だ。

しかし……AR小隊がダミーとは言え揃っちゃうのか……お姉ちゃんが荒れそう。

 

 

――――――――――――

 

 

Type10ModGの納車は明々後日になる模様だ。G&Kのエンブレムが眩しい。

D08地区で運用することを考えて森林迷彩柄で塗装されリアクティブアーマー等も装備したモデルになる。

パワーユニットが普通のレシプロエンジンなのも良い。

M1エイブラムス戦車なんてタービンエンジンだから燃費が馬鹿みたいにかかる。

行動半径もまた狭いし1戦闘で扱える時間が限られてくるんだ。

もちろんの事戦闘力というのはピカイチなんだけど……それにしてもね。

 

「移動用のビークルも更新するかねー」

「バギーだとやっぱり危険かー」

「ラリーレイドマシンをベースに装甲化するか」

「……それもまた高くつくでしょ」

 

ラリーレイドとはモータースポーツの一種だ。主に砂漠やら山岳路など……

まぁ言っちゃえば悪路走破性が高いマシンで突っ走るレースだね。

馴染みがある名前で言うとクロスカントリーレースかな?

カタログに浮かんでいるのはそんなラリーレイドマシンでも名車と名高いヤーパンの車両だ。

そう言えば兄さんの車両はまだかかるんだろうか……あれ注文して結構なるよね?

まぁ良いや……今回検討しているのはミツビシのパジェロイオベースのマシンだ。

3ドアのオフロードマシンでサイズは結構小柄だけどパワフルなんだ。

それに防弾ガラスでしょ?ドアに防弾プレートで装甲化させてー……

スキッドプレート等の装着、ランフラットタイヤの装着とちょっとやそっとではビクともしない車両にするつもりらしい。

エンジン部分も変更を加えていてから1.8L直4エンジンから……8LのW型16気筒を載せやがった。

そう、嘗ては世界最速の名で有名になったマシンのエンジンを移植しているんだ。

何をトチ狂ってるの?と思うけど装甲化に伴う重量増加に対抗する為だろうね。

いや、バカだろ。オーバーパワーすぎるわ。こんなので移動する?

 

「ねぇ、こんなマシンは流石に……」

「これはあくまで緊急時の回収用の一台だ」

「あぁ……なら」

「通常移動はこっちのプランだ」

 

と言って見せて来たのは同じパジェロイオがベースなんだけど……

やっぱりエンジン部分がバカだろ?TDI式3L直6ディーゼルエンジン……

トルクお化けを作って何をするつもりなんだか……これで走ったらすっ飛んでいかない?

これを通常移動に使うって相当だと思うんだけどなー?

 

「正直に言っていい?」

「なんだ」

「赤ちゃんを怖がらせるつもり?」

「いや、そのつもりは無いけどな……運転するにしても適正に運転したら良いだろ?」

「絶対コレに兄さんを乗せないでよ……暴走するから」

「おう」

 

私も兄さんもスピード狂だからなぁ……妊娠してなかったらぶん回してたな。

 

 

――――――――――――

 

 

なんだか一気にこの基地がのほほーんとした雰囲気からガッチガチになりつつあるよ。

妊娠騒ぎからこれだもんねー……いやはや……何が騒ぎの発端になるか……

 

「お、マジですか……」

「ん?兄さん。嬉しそうだねー♪」

「おー……あぁ、俺のマシンの納車時期が決まった」

「お、やったじゃん」

「次の休みに取り行くわ……へへ、楽しみだ」

「ついでにドライブしてくるのかなー?」

「まぁな、軽く慣らし運転しつつって感じだな」

 

そう言えば兄さんが買ったマシンもラリーマシンだったような……

ワンチャンこれも魔改造されるパターンになるんじゃなかろうか。

 

「ちなみに改造は?」

「金があったらしていきたいねー」

「方向性は?」

「勿論バリバリのレース仕様かね」

「耐久性が普通に死ぬよ?」

「あ、まぁそうだな……」

「長く使うことを考えてカスタマイズしていこうねー」

 

ばしぃっ!と久し振りに肩をどついた気がする。

 

「そういやよ……」

「んー?どうしたの?」

「SAAちゃん可愛いなって思ってきたんだよ」

「……んんー?」

「三次元なんてクソクソとか思ってたけど普通にもう可愛くてよぉ……何アレ、天使?」

「はいはいストップなっ!!」

「ごふぅっ!?」

 

止まらなくなると思ったから思いっきり腹パンした。しかしあの二次元ヲタの兄さんがか……

SAAにお熱とは……前々からなーんか距離感がちょっと近いかな?って思ったりしたけど。

 

「やべ、力加減しくったか……」

「おにーさーん?あれ、寝ちゃってます?」

「あー……うん、寝ちゃってね」

「なるほどー、じゃあお部屋まで運んでおきますねー!」

 

ふーむ……気安い仲にはなってるっぽいな……案外これは有りなのかも。




そういや装甲車とか無かったよねって一気に増やした。
W型エンジンの?間違いなくじゃじゃ馬に決まってんじゃーん
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