なんだか最近グローザやDSR……M14がつやっつやしてると思う。
皆妊娠してから離れから各々の個室に戻ったしダーリンも私室に戻ったんだけどなぁ。
結局私達とのスキンシップも最短後4ヶ月は我慢しなくちゃいけない。
ここでツヤツヤしてる人形のラインナップを見てみるとダーリンに気があった人形な気がする。
ステン、M14、スオミ、グローザ、DSR……他には触手のお世話係がつやつやしてるかな?
「ヴィオラはどう思う?」
「……主人のやつれ方も見てもな」
「やっぱり?」
それに反比例するようにダーリンがやつれている。
まるで私を含めて嫁9人を纏めて抱いていた時みたいに……
まぁ導き出される答えって言うのはダーリンがまた色々と夜遊びしてるって所。
でもまぁお世話係は別かもしれないなぁ……お世話の内容までは私知らないけど。
Five-seveNが言うにはじゃれつくノリでエッチしてきそうになったとか何とか。
まぁそうなる前に抜け出せれたりするけど……お世話係はどうだろう?
ええっと確かメンバーはC96、G17、F2000、USPコンパクト、TMPだったっけか。
C96が近くにいるし聞いてみるか……ダーリンに対してはどうだったっけか。
「やっほーC96」
「あついー……」
「パンイチで居てなお暑いと申すか」
そうこのC96とても暑がりであって兵舎内ではもっぱら下着一枚でうろついている。
そして今もブラすらほっぽりだしてから暑いと言ってソファーの上で寝転がっている。
とてもじゃないが女の子がしていい事じゃないけど……
「最近なにかダーリンとしてる?」
「いいえーそんな何も全然してないですよ?」
「本当に?」
「マジマジ!この前おっぱいをぐにゅぐにゅ鷲掴みにされたくらいです!」
「されてるじゃねーか」
思いっきりセクハラ被害を受けていた。まぁC96もダーリンの琴線に触れるのかも。
「そういえば触手のお世話係なんだよね?」
「あ、はいはいそうですそうです!」
「どんな事してるの?」
「そうですね……ごにょごにょ……」
「ばぶふっ!?」
耳打ちで言われたけどとてもじゃないがここでは話せないような事だった。
――――――――――――
「で、実際の所どうなの?」
カキカキ……トン
『マジ、ぼくはそうじゃないけど前線の子はその欲旺盛』
「まぁじかぁ……」
『でも妊婦襲わない、安心して』
「安心できねーよ」
片隅の連絡係君のところに行ってから聞いてみるとあーうん、そうらしい。
あまりのことに私は肩からがっくり脱力したけどまぁ子供というか純粋っぽいからなぁ。
本能にかなり忠実なんだろうな。ドリーマーに聞いても本能がかなり強いって言ってた。
なんでドリーマーが知ってるのかって?そりゃ鉄血の手が入ってるプロジェクトだったからさ。
『ちなみにおねえちゃんが一番人気たかいよ』
「ぶふぅっ!?」
『赤ちゃん産んだら気をつけてね』
「お、おう……」
前線に近寄らないようにしよう……というか私一度も絡まれた事ないんだけどなぁ……
『地下室のお兄さんが言ってた』
「アイツが原因かぁ……!!」
まぁ何となくどこからそんなのも漏れるかと思ったらそういうルートか!
出産したら文句を地下室のアイツに言いつけに行かなくちゃいけないなぁ……
「えらくつやつやしてたのは……」
『粘液保湿に良い』
「なるほど」
『保湿クリームにして売るのもありかも』
この子かなり商魂逞しいと思うけどどうなんだろう。
うねうねと植物由来の緑をうねらせている姿は結構受け付けられないと思うけど……
「そこまでしなくてもいいよ、少しでも基地に役立とうって気持ちだけで良いから」
手を出すとすぐに頭を出してくるから褒められ待ちな所があるよね。
まぁかわいいから良いと思うけどね。私はそう思う。
――――――――――――
他の妊婦向けのマタニティ服が届いていた。あとは皆つわりにそなえてエチケット袋を常備するようになった。
あとカラビーナを始めとした医療チームの診断からも特にスプリングフィールドは何かあるみたい。
どうやらスプリングフィールドは厳重注意で運動は控えろってさ。
安定期に入るまで絶対に運動にあたることはするなって。
他のは激しい運動は控えて欲しいって言われただけなのにね。
「おそらくの診察ですが、スプリングフィールドさんは早産しやすいかもしれませんわ」
「あぁなるほど……」
「今回だけなのかもしれませんし体質的になのかもしれませんから何とも言えませんわ」
カルテタブレットを片手に白衣のカラビーナがそう締めくくっていた。
なお触診の後にお姉ちゃんは無事ゲロった。マジつわりひでぇな……
人間ではかなり個人差がでる。人形の場合はどうだろうか。
搭載している人工子宮自体は同じモデルのはずだが……製造過程やその後の稼働状況で変わってくるのか?
それとも人形毎のDNAデータで変わってくるのか……これが不明だ。
これも要研究って所になるけど……I.O.Pは依然として怪しい実験を続けているらしい。
諜報部からのデータもあるけどドリーマーも諜報部の端末からアクセスして色々漁ってるみたいだ。
専門のモデルじゃないから程度は知れてるらしいけどそれでも一線級で動いているらしい。
「しかしまぁ皆似たり寄ったりというか」
「無理も無いだろうな」
「「授乳しやすくてゆったりなんて言ったら例のセーターになるよ」」
皆に行き渡ったマタニティ服というのが胸開きセーターだったり背中がガラガラなセーター。
童貞を殺したり例のなんて言われる類のスケベセーターになる。
授乳させやすいとなるとおっぱいがすぐに出せるような防御がないモノになる。
おまけにゆったりとしたものってなると伸縮性の優れた物になるし……
お腹を冷やさないってことになると割と厚手のお洋服になる。
で、結局はセーターに白羽の矢が立つ訳であって皆それぞれのカラーのセーターに着替える。
「はい、では皆さん無理のないようにお風呂に入りましょうね」
トカレフに連れられ私もお風呂へ……皆おっぱいが張ってきだして困ってるしね。
私とかヴィオラは元々のでっぱいがさらに膨らんでる気配があるからなぁ。
お姉ちゃん達もそのうち膨らんでブラにこまるんだろうなぁ……
「FALは今日は吐いてないね」
「調子が良いのよね」
「まぁ無理は絶対しちゃいけないからね」
「「ダーリンの赤ちゃんの為に」」
その通り、とハイタッチしてからニッコリ微笑みあった。
ちなみにお風呂の中で皆と情報共有したところやっぱりダーリンが夜お盛んしてるっぽいので……
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「「「「「「「「「ダーリン♪」」」」」」」」」
「あー、まぁ……」
「説明してもらえるよね?」
「スイマセン、慕ってくれる子を無下には出来ないっす」
「だよね、ダーリン優しいっていうか……」
「甘々な所があるから仕方ないわね」
皆で久しぶりにバイクで出ていったダーリンを取り囲んでニッコリ笑って威圧していく。
私が代表して正座させているダーリンに問いただす。
まぁだろうと思ったけど皆からモーションかけられて押し切られたんだろうなぁ。
あと私達っていう妻が皆お手つき不可な状態になったからってのもあるだろう。
「やっぱりご無沙汰なのは辛い?」
「いや、そういう訳じゃ」
「目がおっぱいに行ってるの説得力ないよー?」
「うぐっ……」
ダーリンは聞いている最中ずっと私のおっぱいに目が行っている。
それでご無沙汰が辛くないなんて言われても説得力皆無なんですよ。
うーん……妻としてはかなり嬉しいのだけど今から母となる私としては我慢して……!としか。
「なんとか対策を考えるか」
「そういえばゴムって美味しいのかしら?」
「……おい」
「まぁそれは今夜に考えるとしましょうか」
「そうね……」
とりあえず皆で今後の夫婦生活の事を相談しながら……と。
「指揮官、あらお取り込み中だったかしら?」
「あーグローザか……」
「グローザもちょっとお話しよっか」
「それより報告よ、人類人権団体が動き出したわ」
「……詳しく続けろ」
人類人権団体の過激派と思われるテロリスト達が活動を開始していた。
近場の廃棄施設に不審人物が大勢集まってきているとのことだ。
大掛かりな装備も備えていて生半可な抵抗手段では逆に喰われる可能性が出る。
「NTW達戦車隊と防衛部隊に伝達しろ、あと基地に残っている戦力は防備を固めろ」
私達に手を出すと痛い目にあうってのをきっちり教え込んであげないとね。
これは楽しいお祭が始まりそうだ。
しかし欲を知った指揮官が止めれる訳もなく
そろそろ夜の方も更新しねーとと思っても時間がっ……
ネタは転がしてるんだけどなぁ……
僕のダミーリンクが欲しいよ