元はぐれ・現D08基地のHK417ちゃん   作:ムメイ

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これだけやってりゃね


Day159 目をつけられるD08

今日はなんでもまた、触手君が不審人形を捕まえてくれたらしい。

過剰なスキンシップ中らしいけどはてさて……伝令役の触手君曰くナイスバディなお姉さんらしい。

今日は大量で3人らしい、いやぁほんと大量だなオイ。

んで、まぁ特徴的に思うにはやっぱり鉄血人形っぽいんだよね。

宙に浮いている人形と両手にぶっ壊れたでっかいクロー……そしてセーラー服と来た。

該当データはいくらかあるけど……確証は得られない。

まぁドリーマーはその特徴でピンと来てるみたいでニヤニヤ笑いながら尋問室前に陣取っている。

デストロイヤーもヴィオラもピンと来てるっぽいんだけど言ったら面白くないからって黙ってる。

 

「で、いつものようにFive-seveN達警備部隊が連れてくるの?」

「それプラスで世話係に同行させてついでに世話させて貰おうかなってな」

「なるほどね、ドラグーンも連れて行くの?」

「ドリーマーが自信持って作ったヤツだし連れて行くしかねーだろ……世話特化であのでっぱいって……」

「まぁ考えてるのは多分合ってると思うから……」

 

という訳でピックアップ部隊の編成はいつもの5人ではなく……11人に増えた。

警備ついでにまた保護っ子が増えるんだろうなぁ……流石に本社からなにかあるかなぁ。

 

「で、その予算はなにかなー?」

「え、いや……何か用意しておかないと多分なぁ……」

「ダーリンが思うほどすぐには……多分堕ちないから平気平気」

「そう思いたいけどよぉ……デストロイヤーもゲーガーも消極的でも結婚了承してんだぞ?」

「……」

「そこで黙るのやめて」

 

うん、まぁ普通に何だかんだすぐにダーリンに懐いてしまう未来が見える。

Five-seveNも最初は普通にグーパンしてたのに今は普通に懐いてる。

まぁ私も同じ道をたどっているから何とも言えないのがね……

私も思えば最初はツンケンしてたのに今となってはダーリンなんて呼んでねー

 

「やっぱりダーリンのその予算は間違いではないかも」

「俺の給料1年分前借りしてるからなぁ……」

「……しばらく私がお金なんとかするね」

「すまん……」

「いーの、それこそお嫁さんが支えてあげないと、ね♪」

 

んふふ、ダーリンに頼られちゃうの嬉しい♪

私のカード残高はまだまだある、最近はちょっと節約志向に走ってるし……

数ヶ月はダーリンを養えるだけはあるはず!私は普通に家庭で頑張ってもいいし……

いや、在宅ワーキングとかも考えてみるかな……まぁG&Kの契約はきれないからお互い困る事はそうそうない。

 

 

――――――――――――

 

 

「触手は気持ちよかったかしらぁ~?」

「ドリーマー!?貴様、どういう事だ」

「まぁまぁ駆けつけ一杯♪」

 

でっぱいドリーマーがこれ見よがしにゆっさゆっさとおっぱい揺らしながら尋問室に入っていった。

因みに今回保護されたのは……鉄血ハイエンドのスケアクロウ、アルケミスト、ウロボロスだ。

全員揃って椅子に座らされて手足は縛られているけどスケアクロウは警戒して……

ウロボロスはドリーマーに良くない感情があるのか終始睨みっぱなし。

アルケミストはなんでG&Kの基地にドリーマーが居るのかって純粋な疑問だろうね。

そんな疑問に答えること無くドリーマーは持ってきていたミルクプリンをアルケミストの口にねじ込んだ。

いや、プリンだから普通に食わせてやりなよ……いや、ドリーマーの事だからなぁ……

口移しなんて事しなかっただけまだ大人しいのかもしれない。

その後ろから控えめにデストロイヤー二人が来たらさらに混乱が広がる。

なおアルケミストは未知の美味しいスイーツに思考が持っていかれているみたいだ。

スケアクロウもマスクを無理やり剥がされてその口にスイーツねじ込まれている……

ウロボロスはそんな凶行に目を白黒させているけど眼前に置かれたこれまた暑いこの時期にぴったりなシューアイスに目が釘付け。

ガイアに食べる?なんて聞かれて応答してないけど……あ、ねじ込まれた。

 

「「「……これが美味いという感情?」」」

「人間を殺したらコレ無くなるわよ♪」

「いや、しかし……私達で何とか……」

「出来ると思うの?私だって教えてもらわなかったら全然だったのに」

「そんな事はどうでもいいです、ドリーマー……なぜ自爆抑止コードを?」

「だって自爆なんてさせたら面白くないじゃない」

 

技術力のある愉快犯ってのが本当にタチが悪いと思うな、このドリーマー。

そして人間の文化の良さをひたっすら布教していく。こいつが一番最初に落ちたのが本当に良かったと思う。

 

「こりゃまた鉄血組が増えるね、ヴィオラ?」

「ん、まぁ……悪くはないと思うぞ」

「何だかんだ鉄血組のお母さん的なポジションに来ちゃってるもんね」

「言うな……ガイアなんて同素体のハズなのにどうしてこうなった……」

 

ヴィオラの内面的な大人っぽさと高身長とそれに釣り合ったボン・キュッ・ボンなボディ。

というか私以上に大きなおっぱいがぶら下がっているし……ガイアと比べてもその差は歴然。

デストロイヤーとガイアには姉認定貰ってるしドリーマーからはこの前間違ってママなんて呼ばれてたっけ?

丁度お腹の赤ちゃんも居るしママって呼ばれるのはやぶさかじゃないんじゃない?

 

 

――――――――――――

 

 

で、報告に上がったけど皆ドリーマーとデストロイヤーによる接待によって堕ちた。

メシという魅惑のリソースにホイホイされてしまったようだ。

んでもって更にドリーマーの方で量産体勢に入っていた例のブツを投与したらしい。

まぁでもI.O.Pからのセーフティはまた別個でつけないといけないので後日また改造ってパターンだね。

 

「で、DSR……その事故の話は本当?」

「えぇ、ついさっき掴んだ情報よ」

 

なんでもS09地区郊外で爆発事故があったらしい。

ただの爆発事故だったらそんなにこっちで大事にして取り上げる事はない。

けれどもここで諜報部が持ってきたって言うことがミソで……

こっちの基地に関する事が一枚絡んでいるんだ。そう、先日殲滅させたばっかりの人類人権団体の連中だ。

どうやら一度殲滅させたのに速攻でまた攻めてこようとしていたらしい。

しかもまた新しい兵器を使って……で、爆発事故?

その兵器が何故か暴走、大爆発を引き起こしたらしい。原因は不明。

当然ながらその中で作業していた連中は大怪我をしているし死者も出ている。

 

「DSR達は何も?」

「流石にそんな所までは侵入できないわ……時間がかかる上にメンテナンスが終わればすぐに物理的に……」

「あぁ接続が途切れるからハッキングしきれないってわけか」

「出来たとしたらそれこそ内ゲバね……」

「もしくはかなりやり手のハッカーね……」

 

数分の間にまさかのハッキングして暴走させるなんてのは考えられない。

かなりのやり手だとしてもそんなのはまずまずありえないスピードだ。

それこそバックドアを仕掛けていたり内通者がいないと無理だ。

だけどD08基地を守って得をする所なんて大体人形が関わっているからなぁ。

思想上絶対に私達の味方につくことはあり得ないことだし……しかし……

 

「痕跡的にS09地区のFMGが動いたと思われるの」

「……でも?」

「到底一人二人のアクセススピードではないわ、10人位で一糸乱れずやったようなもの」

 

とてもじゃないが現実的じゃない。そんな事をする労力が今の時代ない。

となるとなおさら疑惑が深まっていくばかりだ。ただ一つはっきりしているのは……

 

「誰がやったかは知らないけど……」

「D08の危機が私達の預かり知らないところで解決されていることね」

 

 

――――――――――――

 

 

アルケミストの担当は生物兵器管理になった。まぁ適切なのかもね。

ウロボロスはちょっと様子見、スケアクロウは農業の方に。

ゲーガーはこの基地の収支報告を纏めていたり事務の方になったかな?

それぞれの適材適所に仕事を見つけているけど取り敢えず言えるのは……

 

「それでいいの、鉄血」

「いや、だってねぇ?」

 

普通に寛いでからソファーで仲良く座ってるんだもん。

そして膝の上にお菓子を乗っけてから和気藹々としてるんだよ?

これが私達の敵だっていうんだからねぇ……そしてその後ろにはメイドラグーン。

G&Kの基地内ってことを忘れかねない光景だったりするんだけど?

窮屈極まりない鉄血より娯楽に溢れているし文明的で良いG&Kが良い……だってさ。

あとアルケミストが話したんだけど最前線からD地区周辺に逃げたハイエンドが一切残骸も見つかってないって話しになってるらしい。

まぁ私達が保護してるからなんだけど……普通何かしらの残骸が残っているはずなんだけど……

生き残っているならコンタクトがあるはずだし怪しいって事でエージェントも動くらしい……

思わぬところから目をつけられちゃってるけど……まぁD地区らしい歓迎をするだけだよね。

 

「因みに聞くけどエージェントの好みって?」

「可愛い物ね」

「猫ちゃん」

「犬も良いわねぇ」

「私を良く抱っこしてくれてた!」

 

G&K共有データから冷徹なイメージだけど普通に可愛いお姉さんじゃない?

聞いてるだけだと普通に私達と何ら変わりないじゃん。

よし、とりあえずエージェントが来たら猫猫パラダイスだね。

 

「しかしG&Kの指揮官とは挨拶代わりにおっぱいを揉んでくるものなのか?」

「それはダーリンだけ……だと信じたいなぁ」

 

おっぱい指揮官?あれも別格だと思う。今この基地に来たらヤバイこと間違いなしだけど。

ちなみにダーリンは熱心にまた来てくださいってアピールしてる。

特に他ロットとは一線を画する45姉とかSAAとかスコーピオンとかを見せたがってる。

 

「嫌だったらとりあえず殴ってもいいからね?」

「いや……」

「なんと言うかですね……」

「悪くはなかったからな……」

「おめぇら……」

 

もうやだこのハイエンド達……ドリーマーから何か変なウィルスとか流されてない?




エージェント襲来フラグを立てていく。
まぁ来た所でメシと猫と娯楽でWelcomeToようこそぐりふぃんぱーくなんですけどね
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