人形のボディは防水か?防水でないか?これは単純な話しは完全防水とは言えない。
でも対応を取れば全然潜れもするし頭からナニを被っても平気。
D08使用に改造された時点で完全防水になってたりする。
私も一応改造されてて完全防水、人間が普通に耐えれる水圧までは耐えれる。
だから水の中を潜っても全然平気。じゃあなにが言いたいか?
「水泳とかでショートしたらなぁ」
「ダミーが暑いからって水泳したんだけど」
あぁうん、暑いって理由でダミーが水泳を試みたんだ。
普通に平泳ぎはOKだったんだけど……クロールとかしたらこれがね。
私のダミーやG28のダミーが潜っちゃってね。
「あばばばばばば」
「しびびしびぃー……」
プールサイドで伸びてるダミー共の看護に私やジャッジが駆り出されてる。
因みにドリーマー曰く鉄血の物は防水だから問題ないらしい。
雪まみれになろうが問題は無い。ついでに低体温で活動停止に追い込まれることもない。
でも冷たいのをほったらかしにしてたらモチベーションが死ぬらしい。
だからジャッジもさっきから水着に着替えてからプールを見てるんだ。
「ちょい水加減見ていい?」
「ショートしないでよ?」
「へーきへーき」
ちゃっぷちゃっぷと水面に手を突っ込んで見ている。
眠たそうな感じでプールサイドにおっぱいを潰してからお尻を突き上げてる。
ちなみに着ている水着は鉄血とI.O.Pのロゴ入りのビキニね。
パレオも着用していてから普通に女の子女の子してるんだけどそれはいいんだろうか?
「おっほっほーめっちゃ冷えっ冷え」
「水温は……19度か」
かなり冷たい。これは長く浸かっていたらさぞ気持ちいいだろうけど……
私はちょっと遠慮しておこうかな。赤ちゃんが宿っているお腹を冷やすのはNGなんで。
「こっちのプールは良いわね」
「ダーリン呼んできてもいいかしら?」
「ワルサー、行ってきてくれる?」
「な、なんで私が……しょうがないわね」
「私だって行ってもいいわよ?一人だと不安なんでしょ?」
「なんでUziアンタまで!?」
別の水槽とも言えるプールがまた別な水温でいい感じだ。
水温は23度くらいだろうか?妊婦組が揃って水着に着替えてから入りに来ていた。
まぁ私と同じで軽い運動をするつもりなんだろうね。イサカも来ている。
「いやぁ……絶景だな」
「ダーリン?私以外ジロジロ見ちゃだめよぉ♪」
「んぉぉお、おっぱい……」
イサカのおっぱいの谷間に吸い込まれていったけど主任は幸せだろう。
わーちゃんがさっさとダーリンを引っ張ってこないかな?
――――――――――――
「ふふ、これが私特性で作ったウォータースライダーよ!」
プールの片隅に布を被っていたのがあるなーって思ってたけど……ドリーマーの作ったものか。
ストレートに滑走するモノといくらかクネクネと曲がりくねって行っているモノの二本だ。
水の循環や冷却、温めなどの熱交換等を終えた水が滾々と流れ出していく。
でも悲しいかな水面に勢いの強弱はあれど叩きつけられるので妊婦はのれません。
妊婦の疑いが持たれている人形も乗れませんと来ています。
「なぜ私まで……」
「ふ、これは勝利の隔離ね」
「こういう扱いもたまには良いわね……でも、こういう事されると……」
カラビーナ、グローザ、DSRの3人が疑惑を持たれている。
うん、カラビーナは散々ダーリンが寝た後に侵入しているのがバレている。
主に朝になったあとにダーリンが酷い悲鳴をあげてベッドから転がり落ちたのが原因でね。
DSRとグローザは強襲してからダーリンに準備させる前のブリッツクリーグ。
詳しいことはダーリンも話してくれやしないので全然わからないんだけどね。
まぁ妊娠してるものと見て現在経過観察中。他にも疑われる人形は多い。
「あたくしは残念ですが当然の処置かと思いますわ」
「まぁそうよね」
「暑い所に涼しいプールは最高ですね!キタキター!」
「はふ……気持ちいい……」
「まぁ悪くはないですね」
それを見ながらプールサイドに腕を引っ掛けて涼んでいるPPKとマカロフ。
さっきから潜っては浮かんで潜っては浮かんでを繰り返して涼しさ満喫しているC96。
プカプカと水面に浮かんで楽しんでいるUSPコンパクトとG17。
「しかしまぁハンドガン勢もいろいろだけどビキニだね」
「ぺったんこじゃないから見せつけていかないと」
ハンドガン勢で一番の恵体を持っているFive-seveNがこれまたダイナマイトボディを見せつけていた。
だがしかし今日はまだ昼休みの一時間ちょっとしか居れないのが残念。
そしてそして何より大事なダーリンの姿はないんだよね……
「ダーリンまだ来ないかなぁ」
「いぃぃぃやっほぉぉぉぉ!!」
スコーピオンがウォータースライダーで早速遊んでいた。
楽しそうだなぁ……あ、でもあれ……ビキニトップ?
「キャー!!」
スコーピオンにも流石に羞恥心と言う物はあったんだね……
ぽろりっていう事故があったスコーピオンが身体を抱いてからプールに沈んでいた。
――――――――――――
「楽しんでいる?」
「正直オイラとしてまた動けるとは思ってなかったしなー」
「はい、これ」
「……なんぞコレ?」
「ん、オレンジで作ったジェラート」
私の人間だった頃の好物は柑橘類のフレーバーだった。
オレンジの匂いは好きだったしみかんは大好物。キウイとかも好きだったなぁ。
あ、キウイは柑橘類じゃないね。まぁでも私は大好き。
多分だけどジャッジも私のAIの一側面が出てるから……きっと好きだと思うんだよね。
「お、うめぇうめぇ」
「良かった良かった」
一口食べてみたらその後はサクサクと食い進めていく。
眠そうな顔をしてたりするジャッジだけどこういう時だけはめちゃくちゃイキイキとしているんだよね。
「ダーリンを見ては」
「止めろ、だ……指揮官の事は思い出さすな」
私の感情を引きずってるんだろうな、気を抜くとダーリン呼びしてその後に影でゲロゲロ吐いてる。
普通にしている時は絶対にダーリン呼びなんてしたら吐いちゃうんだよね。
女の子の身体にはめちゃくちゃ慣れちゃってるからもうその関係では吐かないけど。
「よー、皆楽しんでるな」
「あ、ダーリン」
「よーダーリンも水着……うぶ……」
とか言ってたら早速ジャッジが自分でやらかしてから水着のままダッシュ。
ダーリンはこれにまだ見慣れてなくて……ちょっと誤解してるんだけど。
「俺なんか悪いことしたかぁ……?」
「あれの心の問題だから……」
「417の一側面だったっけか。一番最初の417の雰囲気に近いよな」
「元男かもしれないって言ったのはああいうの」
「まぁどうであれ俺はお前を愛するしお前の一側面であるジャッジも愛してやる」
このダーリンだから大人しく女の喜びにまた溺れたら良いのにね。
もう私は抗うなんて事は出来ないし根底までダーリンに満たされちゃってるからなぁ。
「どうした?」
「ん?いやね、私はもうダーリン抜きの生涯は考えられないなーって」
「おう、俺だってな……お前が傍に居ないなんてのは考えられないし考えたくねぇ」
にこって私が笑うとダーリンは私の肩を抱いて寄せてきた。
「ほらほらウィル君見てみて、新しいビキニ!」
「見てるから、跳ねるな跳ねるな」
「こうした方が喜ぶよね?」
「嬉しいが止めろ」
シェリーと兄さんのカップルがプールにやってきた。
水濡れの路面で跳ねるのは危険だし止めるのは良いけど。
兄さんの視線はがっつりとシェリーのロリボインなおっぱいに釘付けだった。
シェリーも完全に理解している訳じゃないが……まぁ好みって言うのを抑えていた。
「とりあえず……一緒に泳ご?」
「そうな、次は……」
「それは出産後でね?」
むにゅ、とお尻を鷲掴みにしてきたからダーリンの腰を小突いた。
お誘いは嬉しいけど赤ちゃんが居る間は控えめにね?
最近とあるDiscordで馬鹿騒ぎしたりしてて執筆が死ぬバグどうにかなりません?
主に武器庫の廃棄物処理施設なんですけど
ライターみんな頭おかしい!!