元はぐれ・現D08基地のHK417ちゃん   作:ムメイ

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ふふふ…僕はね…どうあっても平和しか書けない奴なんだよ…
という訳で一人家族招待じゃぁ!


Day55 お掃除仲間?「おいおいおい」

――――――――――――D08基地司令室・昼

 

 

「終わったぁぁぁぁぁ…」

「朝からご苦労さん」

 

朝からフル稼働で木こりして枝っぱを叩き落として材木として売りに出せるようにしてって…

あーもう流石に疲れた、めっちゃ疲れた…報告してからぐでぇっと崩れたのは悪くなーい。

そして意外なことにこの材木が結構な高値で売れたんだ。

それこそエリアの囲いと倉庫を建設するくらいの資金は余裕で出来た。

またよろしければ材木の卸しをよろしくなんて言われたけど…お兄ちゃんの判断次第だ。

即日は流石に無理があるけど2日もあれば私が切り出しておくから。

 

流石に疲れた様子を見せた私に対してお兄ちゃんは肩を叩いて労ってくれた…うーん、これだけで癒やされる…

うぉぉぉぉさらに頭まで撫でてもらって…もうこれだけでお釣りが来るよぉ…ふえぇ…

 

「ん~♪」

「おぉ…」

 

ぎゅーっと抱きついてからお兄ちゃんのお腹にぐりぐり頭を擦りつけていく。

嬉しさが爆発するともう止まらないの。もっと撫でてほしい褒めてほしい。

分かってるよ、お兄ちゃんのおぉってこの感動とも取れる声は私のおっぱいに感動してるでしょ?

もっと聞かせて聞かせて…私に言っちゃえば…命令しちゃえばもっとスゴイことだってしてあげる…

 

「はいはい、そこまでな…」

「むぅ…」

「それ以上はいけない」

 

お兄ちゃんはいつもこうだ…お兄ちゃんだって嬉しいはずなのに止める。

肩を押して私を引き剥がして頭を撫でてから宥めつかせるの。

不満そうな顔をしても苦笑いを浮かべて取り合ってくれない…ヘタレ。

 

「そうそう、この基地に新しい職員が来るんだ」

「へぇ?」

「清掃員でな、研修が終わったから来てくれるんだ」

「ふぅーん…どんな人?」

「わかんね」

 

なんだそりゃ、清掃員かぁ…兄と同じ職かぁ。変な人じゃなかったら良いけど。

あとはまぁ…ここの職員の空気に当てられて変態にならなければいいけどなぁ。

清掃員って事は兵舎とかの清掃をするんだよね?

 

「今日の夕方から勤務に入るから会ったらよろしくな」

「はいっ♪」

「良い返事だぞ~」

「えへへ~♪」

 

夕方からかぁ…会ったらお手伝いとかしてあげたほうが良いかな?

G36とか張り切って掃除してるしメイド隊の出番だね!

 

 

――――――――――――D08基地兵舎共有スペース・おやつ時

 

 

「って訳で清掃員が追加されるらしいよ」

「左様ですか…ご主人様のご厚意には感謝いたしますが…」

「お仕事が無くなるのがいや?」

「私と417やG36Cのお手伝いで済んでいたことですので」

「もっと負担を減らしたいって考えじゃない?」

 

G36とおやつタイムと洒落込んでいた。

その時にお昼に聞いた話をそのまましていたんだけど…G36の反応は渋かった。

自分の仕事に不満があるのか?と思っているのかな?

お兄ちゃんはそんな感じじゃなくてもっと簡単なことだと思うけどね。

私が話したように単純に負担を減らしたいって所だろうし…

あとは雇用を増やしてG&Kの株をちょっとでも上げておこうって所?

 

「まぁお互い負担減らしにお手伝いしない?」

「私は無論今まで通りにご奉仕させていただきます」

「じゃ、私も夕方からお手伝いに加勢するから」

「助かります」

 

まぁ詰まる所は増員が来ようが何時も通りのD08基地運行なんですよ。

前線基地と聞いて緊張してるだろうしこのほわほわ平和な基地の雰囲気を味あわせてやるぅ。

どうせならとびっきりに平和な雰囲気を出すために歌いながらお出迎えしようかな?

この基地で働くってことは宿舎に住み込みになるのかな?

新しい家族になるわけだ。ふふん…では歓迎方法は9姉に一度食らったアレでも良いかな?

いや、あれは初対面にはインパクトが大きすぎるか…うーん、歓迎方法は本当にどうするかなぁ。

 

「417さん…?」

「うぉ!?G36Cか…びっくりした…」

「今日は一緒にハッスルしましょうね…」

「え、あ…うん」

 

G36Cどっから出てきてんだよ…びっくりした。

私の足元からヌッと出てきたんだもん…G36は驚いた様子無い…これがG36Cの平常運転だって言うのか!?

ハッスルってなんやねん、いやマジで…私はG36に特別な思いとか持ってないからな?

 

「G36C、はしたないわ」

「あはぁん」

「うわぁ…」

 

このシスコンのヤベー奴の平常運転だわ…こわ、近寄らんとこ…

 

 

――――――――――――D08基地駐車場・夕方

 

 

「お前も来る必要は無かったんだぞ?」

「気になるからねー♪」

 

メイド服に着替えて私とお兄ちゃん揃ってお出迎えに待っていた。

暫く待っていたらG&Kのマークが入った車が来て2人降りてきた。

ん?んー?なんか見知った顔があったような気がするぞー…?

 

「お久しぶりです指揮官、変わらずお元気そうで」

「はい、もう元気が有り余ってるくらいですよ…で、そちらが?」

「えぇ…今回採用しました清掃員です」

 

「本日付けで配属となります――――です」

 

「では、私は本社に戻ります…」

「あ、はい…お元気で」

 

「え、え…えええええええぇぇぇぇえええ!?」

「どした417?」

 

なんでここに兄さんが来てるのよぉぉおおおおお!!嘘でしょぉぉおおお!!!?

ここで兄さんも流石に私に気づいて口あんぐり…本社所属らしい人はもう帰っていった後だ。

兄を指さしてわなわな震えて…こっちも口あんぐりだよ。

 

「ウッソだろお前」

「そりゃ私のセリフだよ!」

 

「え、何知り合いなの?」

 

お兄ちゃんを完全に置き去りにして私と兄とで言い争いになっていた。

引きこもり卒業したと思ったら私の同僚になるって何事さー!!

どうして教えてくれなかったの!?と詰め寄っても聞かれなかったし…ってふざけんな!

 

「知り合いなら417が案内してやって」

「えぇ!?ちょっと、お兄ちゃん!?」

「あぁん?」

 

ウッソだろお前、このまま兄と二人で案内しろっていうの?

ちくしょう、やってやらぁ…!なんか怪訝な顔してる兄の手を引っ張っていくぞー!

 

 

――――――――――――

 

 

「…何時から決まってたの?」

「ん?話した時には所属まで決まってたぜ」

「じゃあ言えよ…」

「だから聞かれなかったし…つかお前のその格好よ」

「うっせぇ…あ、ここが食堂ね。おめーの仕事場の一つだよ」

 

手を繋いで案内して歩いている。工廠と司令室を案内してから食堂に来た所。

今の時間はまだキッチンで調理班が忙しなく動いている所だね。

G36がこっちを見てウィンクしてくれた。ついでに紹介しておくか?

 

「あそこで動いてるメイド見える?」

「ん?あぁあの目つきが怖いメイドな」

「掃除する同僚だから覚えとけよ、G36って言うから」

「ほーん…で、お前も同僚になるわけ?」

「まぁね、お掃除とかはお手伝いに留まるけど…あと今の私の名前はHK417っていうから以前の名前で呼んだりしたらはっ倒すぞ」

「……そうな。ジョs」

「おい、言うなっつってんだろ」

 

何でかって?言うまでもないでしょうが。流石に兄も察して頷いた。

こんな風に喋りながら案内して回っていると変な誤解とかされないよね?

つーかしれっと言おうとしてんじゃねーよクソ兄ぃ!!あ、記憶が補完された…

 

「朝昼晩食事付きだよ、給料から天引きされてるから気にする必要は無いけど…時間は気をつけてね?」

「ふーん」

「あと夜はお酒も注文できるよ、飲まない兄さんには要らない情報かな?」

「いや、ここんところ毎週末夜に飲むから」

「え、マジで?」

 

おーぅ私が知らない間に兄も変わったなー…ふぅん?

前は月に一回飲めば良いほうだったのにねー…そう言えば掃除した時に空き缶が多かったっけ?

 

「はい次…ここが宿舎だよ」

「デカいな」

「職員僚と戦術人形寮で別れてるから間違えないでね。あ、でも掃除で入るっけ」

「そうなるな」

「横にあるのがカフェ、お昼とおやつ時…あと夜に開いてるよ。夜はバーになってるから」

 

D08基地自慢の宿舎には流石に兄もびっくりみたいだ。

それと同時にうげっと言った様子…まぁ仕事の面積は多くなるからね。

特に職員僚は私達は入れないからお手伝いは出来ないから完全に兄一人だからね。

逆に人形寮は私とG36やG36Cがお手伝いに入るから楽かな?

 

「荷物は…?」

「明日トラックで運送される手筈」

「ふぅん、じゃあ今日は手ブラなんだ」

「暇になるな…」

「いやーそうとは限らないんだ。まぁ宿舎の中見てみたらわかるぜ」

「ほぉ?」

 

入ってみ?と背中を押して宿舎の中に入れてから…さて何秒後に飛び出してくるかなー?

あのアーケード筐体群を見たら絶対興奮して出てくる。

 

「オイ!なんだありゃぁ!!」

「見ての通りだよ、アケ筐体天国」

「この基地やべーな!!」

「でしょー♪」

 

ゲーマーな兄にはたまらない施設でしょうね。にっこにっこと微笑んでサムズアップ。

その後兄に割り当てられたお部屋を教えてから支給品をお兄ちゃんが渡してから兄の初勤務が開始でーす。

 

 

――――――――――――D08基地兵舎大浴場・夜

 

 

「お兄さん、もっと頑張りなよー」

「うっせぇ…」

 

皆が利用し終わった浴槽のお掃除に私と兄さんの二人で駆り出されていた。

もち、私はメイド服でデッキブラシ装備。兄さんも同じくデッキブラシ装備。

ただ手際は私の方が断然上で私が煽りながらお仕事していた。

G36?今は食堂のお掃除してるよ。お風呂場は私達に任せろーバリバリーって言ったからね。

 

「こんなんじゃ男性風呂の方も私がお手伝いしないといけないかなー?」

「はっ倒すぞ」

「きゃーこわーい♪」

「うぜぇ…」

 

でもマジな所兄さん一人で大浴場を掃除するのは大変だからね…お兄ちゃんに陳情してから侵入できるようにしようかな?

慣れない間だけでも良いからお手伝いに入れるほうが絶対いい。

善は急げだな…端末ポチポチっと…

 

「おい遊ぶなや」

「遊んでないよー」

 

結局応急で兄同伴で男性風呂の方に混浴風呂経由してから侵入して掃除しましたけど?

えぇ、その間めっちゃくちゃ煽りましたけど、何か。




清掃員の話しはあったからね!やったね417毎日兄と会えるぞ。
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