???「何の用かしら?」
彼女は『疑問』と書かれた扇子を手にして、私に問いかけた。
茅「私を生徒会に入れて下さい」
私は、生徒会長に生徒会入部を祈願した。
.
.
.
私が生徒会の仕事に慣れてきた頃、更識会長にお願いした。
茅「更識会長。織斑一夏君のIS戦闘指導をお願い出来ませんか?」
私の本心は、織斑君の負担を増やしたくないと思っている。
しかし、これまでの事件が篠ノ之束の仕業であれば、また事件が起こるだろうと確信していた。
私はもう織斑君を助ける事も止める事も出来ない。
私が織斑君のために出来るのはこれしかなかった。
.
.
.
.
.
学園祭。
私は、IS学園のセキュリティー係として働いていた。
一組の出し物は喫茶店だが、学園内で異端扱いされている私には『接客』も『裏方』も務まる事が出来ない。
それに加えて、篠ノ之束が再び事件を起こすのではないのかと思い、この部門に配属して貰える様に更識会長に頼んだ。
私はセキュリティーセンターで異常事態が発生してないかをくまなく見張り続けた。
.
.
.
不審者を見つけた。
その人物は、暗闇の更衣室で織斑君のロッカーに何かを行っていた。
普段、更衣室の監視カメラは生徒・教員がいる場合に限り停止しているが、この人物はそれに該当せず不審な行動を行い続けていた。
私は更識会長に連絡を取ったが、不通で繋がらなかった。
会長自身が企画したイベントに夢中なのだろうと結論付けた。
その企画は、織斑君と同室になる賞品の舞台劇である。
私は更識会長の『強さ』は認めていても、『会長としての責務を放棄している』『織斑君を賞品に学園祭を盛り上げる』という会長の行動や思考は大嫌いだった。
私はメッセージだけ残し、他のメンバーにこの場を任せて、独断で不審者の居る更衣室へ向かった。
.
.
.
私は、先手必勝で最大出力のスタンガンを不審者に与えた。
この人物が何者で何を目的にこのような行動を行っているかは分からない。
しかし、攻撃を加えるに充分な理由があり、私は問答無用で攻撃した。
???「がっ...!貴様、何しやがる...!!」
相手は気絶に至らなかったが、不意打ちで急所に打ち込んだおかげでかなりのダメージを与える事が出来た。
私がもう一撃与えようと踏み入った時だった。
不審者は、ISを展開した。
.
.
.
形勢は逆転した。
私は、逃げる事しか出来なくなり防戦一方となった。
???「ほらほらぁ、どうした!さっきの勢いはよぉ!!」
不審者は容赦なく更衣室内を攻撃し、辺りをメチャクチャにした。
私は致命傷だけを避けて室内を逃げ回っているが、時間の問題だと思った。
しかし、私が更衣室から逃げれば被害は拡大し、他の生徒にまで及ぶ可能性がある。
私は、更識会長か教員部隊が来るまで、この密室で耐え忍ぶしかなかった。