私はそんな世界認めない   作:HTNN

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第6-1話

修学旅行。

 

新幹線の中で私達の学年が楽しそうに騒いでる。

 

私は一人窓際の席で目的地の地図を見ながら過ごしていた。

 

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真耶「皆さん良いですか?この後は各班ごとに自由行動になりますからね」

 

千冬「夕方の寺院の拝観は集団行動だ。その時間までには現地に集合する事。分かったな?では、解散!」

 

 

私は自分の班のメンバーにこう言った。

 

 

茅「皆さん、私は別行動をします。何か聞かれても全て責任を押し付けて構いません。では失礼します」

 

 

私はそう言い残し、地図を片手に去って行った。

 

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私には確信があった。

 

この修学旅行でも必ず事件が起こる。

 

問題は、時間と相手だった。

 

前回のタッグトーナメントは私の予想反して早く事件が発生した。

 

それが、偶然なのか相手の都合なのかは私には分からない。

 

私は地図を片手に、戦場にしても問題ない場所を探し、その地理を調べようと急いでいた。

 

次に相手である。

 

無人機か亡国機業または別の誰かが来るかも分からない。

 

しかし、無人機の可能性は低いと推察していた。

 

無人機を街中で使えば世界が大きく動く恐れがある。

 

とすれば、亡国機業がやって来る可能性が高い。

 

亡国機業の襲撃はいわばアクシデント。

 

白式を狙うために隠密で事を済ませるため潜っていたが、私の奇襲を受けてやむおえずISを展開する形となった。

 

しかし、今は修学旅行でIS学園による守りはない。

 

この千載一遇のチャンスに白式を狙わないわけがない。

 

だが、亡国機業の狙いは専用機であり、ISを動かせない私を狙うのかと言うと普通はありえない話である。

 

だが、私には分かる。

 

私と戦った巻紙という女。

 

あの女は専用機を持っていない私でも殺しに来るだろうと。

 

巻紙は直情的で味方の命令すら反抗していた。

 

私から傷を背負わされた事にプライドが傷付けられたまま、私にはもう何もしないと言う事はありえない。

 

彼女には『時花茅を自分の手で殺す』と言う信念があるはずだから。

 

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夕暮れ時。

 

私はこの森林の中で静かに待っていた。

 

 

???「よぉ、久しぶりだなぁ」

 

 

私がその声に振り替えると、ISの姿が見えた。

 

顔は見えないが、ISと声には覚えがあった。

 

私は通信機を出し、助けを呼ぶ素振りを見せた。

 

 

巻紙「無駄だ。今、エムとスコールが他の専用機を相手にしてる。お前を助けに来る奴なんか誰もいねぇよ!!」

 

 

私はその言葉を聞いて走り出した。

 

 

巻紙「逃がすかよ!今度こそ殺してやる!!」

 

 

今回は、逃げるつもりも助けを呼ぶ気も最初からなかった。

 

負ければ今度こそ確実に死ぬ。

 

しかし、私はもうISに負けたくない、篠ノ之束の世界に縛られたくない。

 

「私はそんな世界認めない」

 

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