篠ノ之束はエムの素顔を見てこう言った
束「この子の専用機なら作ってあげても良いよ~。ただし、条件があるけどね~」
スコール「条件?」
篠ノ之束と亡国機業の幹部スコールは荒れたレストランで話し合っていた。
亡国機業は篠ノ之束にISを作らせようとしたが話し合いは決裂し、力づくで捕えようとしたが返り討ちにあった。
束「IS学園にいる時花茅って子を殺して欲しいんだ~」
スコール「時花茅...?誰ですか?」
束「ISも動かせない可哀そうなぼっちの一年生の女の子だよ~、簡単でしょ?」
巻紙と名乗っていたオータムはその言葉に激高した。
ISも動かせない一人の少女が自分に対して傷跡を残した事に。
オータム「スコール!俺がやる!必ず、そいつを殺す!!」
スコール「あら、オータム。珍しくやる気ね」
オータム「あいつはこの手で殺さないと気が済まないんだよ...!!」
その様子を篠ノ之束は笑いながら見ていた。
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オータム「どこに隠れてやがる!出てきやがれ!!」
辺りは砂煙に包まれている。
私は、この砂煙に隠れて身を隠している。
だが、私はISのハイパーセンサーをそれで封じれるとは思っていなかった。
私は対ハイパーセンサー用の煙幕装置を幾重にも設置し、砂煙に乗じて発動させていた。
ハイパーセンサーを完全に無効化はできないが、私の姿を一時的に遮断する事だけ出来る。
私はこの日のために、対IS用の武器を作っていた。
そして、次の攻撃がもっとも重要である。
これが失敗すれば、私はこの場を切り抜けてもいずれは殺される。
私の勝利は、コイツに勝つ事ではなく、ある物を奪い取る事なのだ。
私は、敵のISに二丁拳銃を向けた。
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オータム「...!?...なんだ!?」
私の攻撃は成功した。
相手のISの飛行ユニットのパーツは量子分解を起こし、部分的に展開出来なくなった。
私は白式の量子変換が誤作動を起こした事件の資料から、この武器を生み出す事に成功した。
そして、廃棄されたISパーツで実験を行い続けて、先日のタッグトーナメントで無人機のアームパーツの量子分解に成功した。
この武器もまだ未完成で効果は一時的なものであるが、私の目的は相手の移動手段を削る事だった。
オータムは私から攻撃を受けた事で手加減する事をやめ、私に銃撃を浴びせた。
しかし、私は無傷だった。
私の周りにバリアーが貼られていたからだ。
オータム「ぜ、絶対防御!?貴様、ISを使えないじゃないのか!!」
これは絶対防御ではなかった。
正確には、絶対防御をベースに作られているが防げるのはあくまで射撃・レーザーの類だけである。
対遠距離防御に特化し、対近接防御は急所を守る以外は役に立たない物だった。
私は弱者の皮を捨て、オータムに反撃を開始した。