ハイスクールDxD JOKER 〜禁断の果実をその手に 作:ナシカ30
初のSS投稿なので駄文となってしまうかも知れませんがよろしくお願いします。
オレには記憶がない
いや、それは正しい表現ではないな、言い直すとしよう。
オレにはただ1つの記憶しかない
目の前に広がる死体の山、だが見たところその死体は人間だけでははないように見える。
死んでいる者の中には背中から翼を生やしている者もいるのだ。
真っ黒な蝙蝠のような翼を生やした者
真っ黒な鳥のような翼を生やした者
真っ白な鳥のような翼を生やした者
そして人間
この4種類の死体が混ざり合った山、そして真っ黒なリンゴ、これがオレの唯一の記憶だ。
そして自分の過去を思い出す唯一の手がかりでもある。
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気がつけば俺はある施設に居た、子供達が多くいる、おそらく児童養護施設だろう。
しかしなぜ居るのかは全く思い出せない。何故かあのリンゴも一緒のようだ。正直都合がいい、あれはオレの過去の手がかりだ、手放したくはない。
〜
この施設の園長が声をかけてきた。俺がなぜここに居るのかを聞くと、倒れていたので連れてきたそうだ、リンゴはオレが大切そうに持っていたから一緒に持ってきたらしい。
なるほど、なぜ倒れていたのかは思い出せないがありがたい話だ。
園長にはいろいろな質問をされたが記憶がないので何も答えられない。自分の名前、家、両親。何も知らない。幸いなのか自分の年齢と誕生日だけは覚えていた。
8月12日生まれ、今年で11歳しかしこれだけしか分からない。とりあえず名前がないと呼びづらいからと、誕生日との語呂合わせで(ハイジ)と付けてもらった。ふむ、なかなかに悪くない名前だ。
〜
オレはここに来てからとりあえず本を読みまくった。知識は必要だからな。あとは施設の人達が勉強を教えてくれた。不思議なことに問題は全て解ける。小学生レベルから大学レベルまで全て。ふむ、これは記憶を失う前にそのレベルが解けるまで勉強をしたということか?全く分からないが、勉強の必要はなくなったわけだ。本もあらかた読んだし、この前他の子供がやっていた(げぇむ)というものをやってみるか、実に興味が湧く。
〜
オレがここに来てから1年、園長から話があると言われ園長室に来ている。とりあえずノックして入るとしよう。
コンコン
「どうぞ」
「失礼する」
「いらっしゃいハイジ、急に呼んでごめんなさいね。」
「構わない、ちょうどマ●オカートを終わりにして暇になったところだ。」
「そう、ハイジがここの生活を楽しんでくれているようで良かったわ。それであなたをここに呼んだ理由なのだけど、あなたを引き取りたいと言っている人が居るの。会ってもらえないかしら?」
「うむ、問題ないぞ」
「そう!良かったわ!じゃあ連絡しておくわね。」
〜
2日後、引き取りたいと言っていた家族が施設にやって来た。やって来たのは3人、オレと同じくらいの年であろう男の子、そしてその両親だろう男性と女性が一人づつ。
ふむ、この人たちがオレを引き取るのか、見たところ仲の良さそうな家族だな。優しそうだ。
「こんにちは、俺は兵藤吾郎、園長とは昔学校の同級生でね。この前会った時に君の話を聞いてぜひ引き取りたいと思ったんだよ。」
「ふむ、そうだったのか吾郎殿、オレとしては引き取ってもらって構わない。迷惑のないように過ごそう。」
吾郎殿と奥方は少し驚いたような顔をしたが、笑ってオレを受け入れてくれた。やはり優しい人だったようだ。
「なあなあ、なんでそんな喋り方なんだ?」
息子殿が話しかけてきた、そんなに変な喋り方だろうか?………確かに普通では無いかもしれないな。
「癖になってしまっていてな、なかなか治らないのだ、すまないな息子殿。」
「ふーんそうなのか。俺、一誠!よろしくな!ハイジ!」
ふむそうだな、これから家族になるわけだし、息子殿と呼ぶのもおかしいな。
「ふむ、よろしく頼む イッセー」
こうしてオレ、ハイジは兵藤家の一員となった。
そういえば園長の許可は貰ったしあの
読んでいただきありがとうございました。いかがだったでしょうか?これから頑張って書いていきますのでよろしくお願いします!