谷を駆け抜ける者   作:害悪@ゆーくん

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初投稿!!
初心者ですので大目に見てください。



プロローグ

万能の願望機[聖杯]を求める7人のマスター、そしてマスターと契約した7騎の英霊が、覇権を競う戦争。

 

過去の英霊をサーヴァントとして召喚し、最後の1騎になるまで争う

 

そしてその勝者は全ての願望を叶える権利が与えられる。

 

あらゆる時代、あらゆる国の英雄が現代に蘇り、覇を競う殺し合い

 

----------聖杯戦争-----------

 

--間桐雁夜

 

第四次聖杯戦争に向け魔力の消耗を抑えるため自室に横のなっている

 

彼の命はそう長くない。

 

彼は衰退はしてしまったがそれでも魔術師の家庭で一般的な魔術回路を持って生まれた。

しかし彼は、家を出た。

 

それもそのはず、何故なら間桐家は妖怪に支配されていたからだ。

 

--間桐臓硯

 

500年生きる妖怪。

自由な恋愛をすることもできず、例え出来たとしてもその女性は蟲に体を凌辱され、跡継ぎを産む胎盤としてだけの肉塊にされてしまう。そんなところに居たいと思えるだろうか。

 

雁夜はそんな魔術とは関係せず、ジャーナリストとして暮らしていた。

雁夜は、幼馴染であった禅城葵に好意を寄せており、葵が遠坂家へ嫁いだ後も親しく交際していた。

 

しかし、そんな彼に思いもよらない出来事が起こる。

時臣が桜を間桐家に養女として出したのだ。

 

雁夜はそれが自分のせいだと思った。

 

そして現在、雁夜は間桐家にいる。

臓硯と取引をし、聖杯を持ってくることで桜を解放するというものだ。

 

魔術師とは、幼少期の頃から鍛錬、研鑽する事で成長する。しかし雁夜にはそれがない。故に彼は、寿命を対価に支払った。体に刻印蟲を埋め込み、強制的な急造魔術師になる事で、聖杯戦争に参加する権利を得たのだ。

 

それが雁夜にとっての桜への償いだった。

 

------しかし

 

 

「遠坂......時臣ィ.......!」

 

雁夜の目が憎悪に染まる。

 

何故、桜を手放した...

何故、葵を悲しめた...

 

刻印蟲の苦痛と憎悪により、雁夜の理性は少しずつ奪われた。

時臣を殺すという殺意を残して....

 

そして、召喚の時がやってきた。

 

雁夜は魔法陣の前に立ち詠唱を開始する。

 

「素に銀と鉄

礎に石と契約の大公

 

降り立つ風には壁を

四方の門は閉じ

王冠より出で

王国に至る三叉路は循環せよ

閉じよ

閉じよ

閉じよ

閉じよ

閉じよ

繰り返すつどに五度

ただ満たされる刻を破却する

 

告げる

汝の身は我が下に

我が命運は汝の剣に

聖杯の寄るべに従い

この意この理に従うならば応えよ

誓いを此処に

我は常世総ての善と成る者

我は常世総ての悪を敷く者」

 

「雁夜よ、お主は他のマスターと比べ、劣っておる。故に、召喚の際詠唱を一節加えるのじゃ」

 

 ソレは、狂戦士のサーヴァントを召喚する事を意味する。

魔術師としての格は、急造の魔術師である雁夜と、幼少から魔術の鍛練を行っている正規の魔術師とは比べ物にならない。

 

 そしてサーヴァントのステータスは魔力量と魔術師としての技量に左右される。どちらも劣っている雁夜が召喚しても、どれだけ優れた英霊でも弱小に堕ちる。

 

 故に、狂化によりステータス補正がある狂戦士を選ぶ事が勝つ為に必要だった。

 

雁夜は詠唱を続ける。

 

「されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし」

「汝、狂乱の檻に囚われし者」

「我はその鎖を手繰る者」

 

「汝三大の言霊を纏う七天

抑止の輪より来たれ

天秤の守り手よ!」

 

魔法陣が力強く光った。

 

現れたのは、20代くらいの金髪の美青年だった。

ベリーショートヘアーに整った容姿

 

ライトグリーンの動きやすさメインのアーマーを装備している。

背中には槍が装備してあり、腰には緑の軍刀のような剣が刺してある。

纏う魔力が他を圧倒していた。

 

臓硯ですらも...

 

そして、臓硯が二つに割れた。

 

「何が起きたのじゃ...」

 

目にも止まらない速さで臓硯が切られていた。そしてそれが臓硯の最後の言葉となった。

 

「え...」

 

雁夜が思わず呆けた。

500年もの間生き続けた妖怪を、あの一瞬で殺したというのか?!

 

「何故...?」

 

理解が追いつかんとばかりに呟いた。

 

「正義・・・王の為、悪を断罪した」

 

意味が理解できなかった。自分が掲げる正義の為に臓硯を悪と判断し、切ったというのか⁈

 

英霊が発する。

 

「問おう、貴殿が俺が忠義を示すべきマスターか?」

 

雁夜はすぐに答える事が出来なかった。




どうでしたでしょうか?
気分次第で投稿していきたいと思います。
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