甘々な誕生日回・・・になっているかは分かりませんが、イチャイチャはさせました(笑)
それではいってみよー!
「・・・ん」
目が覚める俺。
カーテンの隙間から光が差し込んでいるところをみると、どうやらもう朝のようだ。
俺は起き上がろうとして、布団に手をかけて・・・
むにっ。
「やんっ♡」
何か柔らかいものを掴んだ。
マシュマロのようなその感触が心地良くて、思わずにぎにぎしてしまう。
「んっ・・・あっ・・・あんっ♡」
「ん?」
何やら声が聞こえる。
そっと布団をめくってみると・・・
「おはよう、天くん♡」
女神のような美女が、俺に微笑みながら挨拶してくれる。
おぉ・・・
「おはよう、ことり。今日も綺麗だね」
「フフッ、ありがと。天くんもカッコ良いよ」
そんなことを言ってくれることり。
女神や・・・
「それはそうと天くん・・・ことりのおっぱい、そんなに気持ち良い?」
「え?」
その言葉を聞いて、ようやく自分の掴んでいるものを確認する。
今のことりは全裸であり、俺が掴んでいたのは・・・ことりのおっぱいだった。
「あー・・・道理でいつまでも揉んでいたい感触だと思った・・・」
「もうっ、天くんのエッチ♡」
そう言いつつ、揉まれるがままになっていることり。
揉んでる俺が言うのもアレだが、心が広いなぁ・・・
「あぁ、これはヤバい・・・邪な気持ちになるわ・・・」
「フフッ、じゃあ・・・昨日の夜の続き、しちゃう?」
「・・・お願いします」
「了解♡」
ことりはそう言うと、勢いよく布団に潜り込んだ。
「キャッ♡天くんってば、朝から元気なんだから♡」
そう言って笑うことりに、何も言えずに苦笑する俺なのだった。
*****
「はい天くん、あ~ん♡」
「あ~ん」
「・・・見せつけてくれるわねぇ」
苦笑するひなさん。
俺達は今、三人で朝食を食べていた。
「流石は新婚夫婦・・・って、結婚する前からこんな感じだったわね」
「だってことりと天くんの仲だもん♪」
俺の腕に抱きつくことり。
俺とことりが結婚したのは、今から半年前・・・
俺が高校を卒業したのと同時に交際をスタートさせ、大学を卒業したのと同時にゴールインした。
そして結婚と同時に南家へ引っ越し、ことりやひなさんと三人で暮らしているのだ。
「仲が良いのは結構だけど・・・夜はもう少し静かにしてくれないかしら?誰かさんの喘ぎ声が、私の部屋まで聞こえるんだけど?」
「っ!?」
ボンッとことりの顔が真っ赤に染まる。
まぁあれだけ大きい声で喘いでたら、そりゃ普通に聞こえるよなぁ・・・
「全く、いやらしい娘になっちゃって・・・」
「そ、天くんのせいだもんっ!天くんががっついてくるからっ!」
「ことりの身体がエロいのが悪い」
「エ、エロっ・・・!?」
「あら、そんなにエロいの?」
「えぇ、それはもう・・・男の理性を崩壊させる、悪い身体の持ち主ですよ」
「あらあら、我が娘ながら恐ろしいわね・・・」
「も、もうっ!二人ともその辺にしてっ!」
涙目のことり。
よっぽど恥ずかしいらしい。
「これ以上ことりを苛めるなら、もう天くんの相手してあげないっ!」
「あら、じゃあ私が天くんの相手をしようかしら。毎晩あんな声を聞かされるものだから、私もそういう気分になっちゃって・・・」
「是非お願いします」
「ダメええええええええええっ!?」
慌てて止めに入ることりなのだった。
*****
「ことり、いい加減機嫌直してよ」
「ふんっ!」
ぷいっとそっぽを向くことり。
俺達は今、二人でアキバドームへとやって来ていた。
今日はラブライブの決勝が行なわれる日であり、ドームは大勢のスクールアイドルファンで埋め尽くされていた。
「天くんなんて知らないもんっ!」
「好きだよ、ことり」
「そ、そんな言葉に騙されないんだから!」
「大好きだよ、ことり」
「う、うぅ・・・」
「愛してるよ、ことり」
「私も愛してるうううううっ!」
勢いよく抱きついてくることり。
ウチの嫁がチョロ可愛い件について。
「それにしても・・・相変わらず凄い人気だね、スクールアイドル」
「最初にどこかの誰かさん達が、スクールアイドルブームを巻き起こしたからね。今じゃ凄まじい人気だよ」
苦笑する俺。
その『どこかの誰かさん達』の中の一人が、客席にいるなんて・・・
ここに集まったスクールアイドルファンの皆は、想像もしてないだろうな・・・
「天くん、よく決勝のチケット取れたね?凄い倍率だって聞いたけど・・・」
「あぁ、ツバサちゃんを脅s・・・お願いしたらくれたよ」
「何か今物騒なこと言いかけなかった!?」
「いやいや、『チケットくれなきゃ週刊誌にデマを流す』なんて脅してないって」
「完全に脅してるよねぇ!?何してるの!?」
「いやぁ、持つべきものは権力を持った友達だよね」
「最低な発言してるけど大丈夫!?」
ことりのツッコミ。
A-RISEはラブライブの初代王者であり、スクールアイドルの先駆者とも呼ばれている存在だ。
その上今ではプロのトップアイドルグループになっているので、運営にかけあってチケットを手に入れるなど容易いことなのである。
流石はツバサちゃん、毛根は腐ってもトップアイドルなだけはある。
「それにしても・・・アキバドームか」
前方のステージを見て、懐かしい気持ちになる。
あれからもう何年経つっけ・・・
「・・・もしかして、Aqoursの皆を思い出してた?」
「・・・うん」
千歌さん、曜、梨子、花丸、ルビィ、善子、ダイヤさん、果南、鞠莉・・・
今でも連絡を取り合っている、かけがえのない仲間達の顔が思い浮かんだ。
「・・・ことりとのデート中に、他の女の子のこと考えるの禁止」
嫉妬の言葉とは裏腹に、俺の肩に頭を乗せることり。
「・・・今度、内浦まで旅行に行こっか。ことりも皆に会いたいし」
「・・・ありがと」
ことりの腰に手を回し、優しく抱き寄せる。
ホント、良い嫁を持ったよ・・・
「よし、今日は思う存分楽しもうか!」
「うんっ!いっぱい応援しよっ!」
「よっしゃー!応援するぞー!」
「千歌さん、はしゃぎ過ぎですわっ!ステージが始まるまでは抑えませんとっ!」
「そう言うお姉ちゃんこそ、テンションの高さが隠し切れてないよね」
「何を言ってますのルビィっ!私はいつも通りですわっ!」
「すみません、ちょっと近付かないでもらって良いですか?」
「あああああっ!?最愛の妹が反抗期突入ですわあああああっ!?」
「・・・・・」
「ア、アハハ・・・」
背後から聞こえる声に無言になる俺と、苦笑していることり。
人が懐かしさに浸ってるところを、思いっきりぶち壊してくれやがって・・・
「歯を食い縛れよ、最強・・・!」
「え、天くん!?」
「天さん!?何故ここに!?」
「俺の最弱は・・・ちっとばっか響くぞおおおおおおおおおおっ!」
「ちょ、どこの上条さん・・・ギャアアアアアッ!?」
「イヤアアアアアアアアアアッ!?」
全力で千歌さんとダイヤさんをしばく俺なのだった。
*****
「あ、頭が・・・」
「い、痛いですわ・・・」
呻いている千歌さんとダイヤさん。
ラブライブの決勝も終わり、俺達は会場の外へと出てきていた。
「いやぁ、ラブライブも年々レベルが高くなってるねぇ」
「ホントだよね!どのグループが優勝してもおかしくなかったよ!」
ルビィと盛り上がっている俺。
一体どこまで進化するんだ、ラブライブ・・・
「っていうか、よく決勝のチケット取れたね?」
「千歌ちゃんが奇跡的に引き当てたんだよ。しかも三枚も・・・凄くない?」
「何でそんなに運が良いんだろう・・・日頃の行いはアホみたいに悪いのに」
「ちょっと!?それは聞き捨てならないんだけど!?」
「あぁ、すみません・・・『みたい』じゃなくて本当にアホでしたね」
「喧嘩売ってる!?」
「全く・・・天さんも千歌さんも、子供みたいな言い合いはお止めなさい」
「「残念お嬢様は黙ってて下さい」」
「その喧嘩まとめて買い上げてやりますわあああああっ!」
「アハハ・・・」
苦笑しているルビィ。
一方、ことりはクスクス笑っていた。
「フフッ、皆相変わらず仲良しだね・・・ちょっと妬いちゃうかも」
「ねぇ、今のセリフ聞いた?俺、嫁に愛され過ぎて幸せなんだけど」
「出たよ、天くんの惚気自慢・・・」
「幸せなのは結構なのですが、聞いているこちらは胸焼けが酷くて・・・」
「お姉ちゃん、天くんに電話で一時間以上聞かされてたもんね・・・その後ぐったりして、すぐ寝込んじゃったけど」
あぁ、そういえばダイヤさんに電話で話したっけ・・・
『新婚生活はいかがですか?』って聞かれたから、ありのままを話したんだけどなぁ・・・
「っていうか皆、電車の時間大丈夫?」
「あぁっ!?」
「ぴぎぃっ!?」
「すっかり忘れてましたわ!?」
時計を見て慌てる三人。
やれやれ・・・
「じゃあ天くん、またね!」
「ことりさんも、またお会いしましょう!」
「今度ゆっくりお話しようね!」
「うん、またね」
「気を付けて帰ってね!」
こちらに手を振り、慌てて走っていく三人。
変わらないなぁ・・・
「・・・フフッ」
笑みを零すことり。
「やっぱり仲良しだね、Aqoursの皆と」
「・・・まぁ、仲間だからね」
皆と共に過ごした時間は、俺にとっての宝物だ。
μ'sもそうだし、Aqoursもそう・・・
皆かけがえのない仲間達なのである。
「・・・ただ、ことりは別だけど」
「えぇっ!?ことりだけ仲間外れ!?」
「いや、そうじゃなくて・・・」
俺は苦笑しつつ、ことりの頭を撫でた。
「勿論、ことりも大切な仲間だけど・・・愛する妻だから。他の皆とは少し違う、特別な存在なんだよ」
「っ・・・」
「誕生日おめでとう、ことり・・・愛してるよ」
そう、今日はことりの誕生日なのだ。
この後はディナーの予約もしてあり、お祝いする準備はバッチリである。
「・・・ずるいなぁ、天くんは」
ことりはそう言って呟くと、俺の腕に抱きついてきた。
「私も愛してるよ、天くん・・・これからもずっと、ことりの側にいてね?」
「勿論」
笑い合う俺達。
やがてどちらからともなく顔が近付き・・・その距離がゼロになる。
唇に触れる柔らかな感触に、幸せを噛み締める俺なのだった。
*****
《ことり視点》
「ふんふんふ~ん♪」
「上機嫌だね、ことり」
鼻歌を歌う私を見て、天くんが笑っている。
今夜は私の誕生日ということで、何と天くんが高級ホテルを予約してくれていたのだ。
「だって凄く良いホテルなんだもん!よくこんなところ予約できたね?」
「だってここ、ホテルオハラの系列ホテルだもん」
「えぇっ!そうなの!?」
「うん、鞠莉に頼んで予約させてもらったんだ」
「あ、鞠莉ちゃんのことは脅してないんだね・・・」
「ハハハ、俺は人を脅したことなんて一度も無いヨ」
「嘘だよねぇ!?ツバサさんのことは脅してたよねぇ!?」
「いやぁ、持つべきものはお金持ちの幼馴染だよね」
「だから発言が最低だってば!?」
全く、天くんったら・・・
「あ、鞠莉といえば・・・」
何かを思い出した様子の天くん。
「どうしたの?」
「あぁ、いや・・・昔、色々あってさ」
苦笑する天くん。
「詳細は省くけど、鞠莉と果南が喧嘩してた時期があってさ。それもお互いのことを想い合った結果のことだったから、見てる方は何だかいたたまれなくて・・・」
「へぇ、そんなことがあったんだ?」
「そうなんだよ。お互い素直じゃなかったっていうか・・・そんな二人を見てたら、ことりと穂乃果ちゃんの喧嘩を思い出したんだよね」
「あぁ、あの時の・・・」
高校時代、私のところに留学の話が持ち上がった。
それを受けるべきか穂乃果ちゃんに相談したかったけど、あの当時の穂乃果ちゃんはラブライブに出ようと必死で・・・
結果として留学することが決まった後の報告になってしまい、それが原因で私は穂乃果ちゃんと喧嘩してしまったのだ。
「あの時はことりも穂乃果ちゃんも、自分の気持ちに素直になって仲直りも出来たけど・・・あの二人はどっちも素直になれなくて、仲直りするのに二年もかかったんだよ」
「そうだったんだね・・・」
他人事じゃない。
下手をすれば、私達もそうなっていたかもしれない。
でも、そうならなかったのは・・・
「・・・天くんがいてくれたから」
「え・・・?」
「あの時、天くんがいてくれたから・・・私は思い留まることが出来たんだよ」
『本当の気持ちに蓋をしたまま過ごしたって、辛い思いをするのはことりちゃんなんだよ!?そんな辛そうなことりちゃんを見るのは、俺も辛いんだよッ!』
当時の記憶は、未だに鮮明に思い出せる。
あの天くんが、顔を歪めて泣き叫ぶその姿に・・・私も涙が止まらなくなっていた。
『俺、ことりちゃんの笑顔が好きなんだよ・・・でも、そんな辛そうな顔で笑ってほしくない・・・行かないでよ、ことりちゃん・・・!』
そう言って私の手を掴む天くんを・・・気付けば思いっきり抱き締めていた。
その後穂乃果ちゃんも来てくれて、私達は仲直りすることが出来たのだ。
「あの時、天くんが来てくれなかったら・・・穂乃果ちゃんに会う前に、飛行機に乗ってたかもしれない。天くんの気持ちを聞いてなかったら、素直になれてなかったかもしれない。だから・・・」
私は天くんに近付くと、思いっきり抱き締めた。
あの時と違い、身長は抜かされてしまったけど・・・
あの時に感じた温もりが、確かにそこにあった。
「ありがとう、天くん・・・大好き」
「・・・俺も大好きだよ、ことり」
抱き締め返してくれる天くん。
あぁ・・・私、幸せだなぁ・・・
「ねぇ、天くん・・・誕生日プレゼント、欲しいんだけど」
「あれ?さっきネックレスあげたよね?」
「・・・赤ちゃん、欲しいな♡」
「っ・・・」
耳元でそう囁くと、天くんの顔がカァッと赤くなる。
その反応に我慢出来なくなった私は、勢いよく天くんの唇を奪い・・・
そのまま二人で、ベッドへと倒れ込むのだった。
チュンチュン♪ムッティです。
改めてことりちゃん、誕生日おめでとう!
そして天、お前はギルティだ(゜言゜)
ことりちゃんとイチャイチャしやがって・・・
まぁ書いたの自分ですけど(´・ω・`)
何とかことりちゃんの誕生日回を書き上げたものの、一週間後の19日は梨子ちゃんの誕生日・・・
その二日後の21日はルビィちゃんの誕生日・・・
・・・間に合うかなぁ(遠い目)
書きたい気持ちはメチャメチャ強いので、頑張って書き上げます!
お楽しみに(・∀・)ノ
それではまた次回!以上、ムッティでした!