過ごしやすさハンパない( ´∀`)
もう夏なんて来なくて良いわ(タイトルとのギャップ)
「名古屋だあああああっ!」
「だぎゃあああああっ!」
「テンション高っ!?」
はしゃぐ俺と花丸にツッコミを入れるルビィ。
遂に迎えた地区予選の日、俺達は会場のある名古屋へとやって来ていた。
「みそかつ食べたい!」
「手羽先も外せないずら!」
「落ち着きなさい」
呆れているダイヤさん。
「私達はこれから地区予選なのですよ?グルメツアーをしている暇などありませんわ」
「うわぁ、これだからお嬢様は・・・どうせ『そんな庶民の食べ物、お嬢様である私はいつでも食べられますわ』とか思ってるんでしょ?」
「天さん!?何ですかその私に対する偏見は!?」
「天くん、ダイヤさんに庶民の気持ちを理解してもらうのは無理ずら。頭も固いから尚更無理ずら」
「花丸さん!?そこまでストレートに人を貶す方でしたか!?」
「じゃあ終わったら、皆で何か食べに行きましょう!マリーが奢りマース♪」
「鞠莉大好き!」
「キャッ♡もう、天ってば抱きついてきちゃって♡情熱的なんだから♡」
「流石は本物のお嬢様!前髪パッツン堅物ですわ女とは大違いずら!」
「ぐすん・・・だいやはもう、おうちにかえりたいですわ・・・」
「あぁっ!?ダイヤさんがショックのあまり幼児退行化してる!?」
「しっかりしてダイヤ!?」
慌ててダイヤさんを励ます曜と果南。
大変だなぁ・・・
「誰のせいだと思ってるの?」
俺の心の声を読んだらしい梨子が、何故か不機嫌そうな顔で俺と鞠莉を引き剥がす。
「ダイヤさんの言う通りよ。私達は遊びに来たわけじゃないんだから」
「そっかぁ・・・梨子とグルメデートしたかったのになぁ・・・」
「今すぐ行きましょう天くん!まずは何が食べたい!?」
「あぁ、梨子ちゃんが壊れた・・・」
「早速頭のネジを外してんじゃないわよ」
呆れている千歌さんと、梨子の頭を引っ叩く善子。
「それより天、絵里さんと亜里沙さんは?」
「あぁ、ママ軍団の皆と一緒に行動してるよ」
「ママ軍団って何よ!?」
「え、皆のお母さん達だけど?」
「あの人達来てるのかあああああっ!」
頭を抱える善子。
来てくれたことがよっぽど嬉しかったらしい。
「いや違うから!その逆だから!」
「何で皆ナチュラルに人の心を読めるの?」
俺ってそんなに分かりやすいかなぁ・・・
「あと、今日は浦の星の全校生徒が集まったそうですよ。さっきいつきさんから連絡があって、全員で応援してくれるそうです」
「全校生徒!?よく集まったね!?」
「麻衣先生と翔子先生が呼び掛けてくれたんですって。二人から鬼のようにラインが飛んできてるんですよ・・・全部既読スルーしてますけど」
「何で!?返事してあげてよ!?」
千歌さんのツッコミ。
いや、だって面倒なんだもの。
「まぁそれはさておき・・・覚悟は出来ましたか?」
「勿論!」
「準備万端だよ!」
「いつでも行けるわ!」
「大丈夫ずら!」
「頑張ルビィ!」
「ヨハネの辞書に不可能の文字は無いわ!」
「いざ参りますわ!」
「やってやろうじゃん!」
「絶対に勝ち進んでやりマース!」
皆の頼もしい言葉に、思わず口元が緩む俺なのだった。
*****
「気合い入れて応援するぞおおおおおっ!」
「「「「「「おおおおおおおおおおっ!」」」」」」
「何でアンタはメンバーのお母さん達のリーダーみたいになってんのよ!?」
美渡さんのツッコミ。
観客席に移動した俺は、応援に来てくれた皆と合流していた。
「何言ってるの美渡ちゃん。『みたい』じゃなくて、ママ軍団のリーダーは天くんよ?」
「えぇっ!?」
善恵さんの指摘にビックリしている美渡さん。
「何でママじゃないヤツがリーダーなんですか!?」
「だって私達を繋いでくれたの天だし」
「私達をまとめてくれたの天くんだし」
「ラインのグループ立ち上げてくれたの天だし」
西華さん・奈々さん・星さんが口々に言う。
「な、何なの?この天に対する全幅の信頼は・・・」
「今さら何を仰っているのですか、美渡さん」
「そうだよ美渡ちゃん、ここにいる皆が天くんを信頼してるんだから」
「サラッと話しかけてきましたけど、お二人は初対面ですよねぇ!?」
あ、そういえばこの二人は美渡さんと会ったことなかったっけ・・・
「紹介しますね、美渡さん。黒澤真珠さんと、国木田満点さんです」
「初めまして」
「よろしくね」
挨拶する二人。
真珠さんはダイヤさんとルビィの、満点さんは花丸のお母さんだ。
「真珠さんと満点さんも、来て下さってありがとうございます。お忙しいでしょうに」
「娘達の晴れ舞台ですもの。黒澤家の用事は完全にすっぽかして来たので大丈夫です」
「何が大丈夫なんですか!?黒澤家って結構な名家ですよねぇ!?」
「私も大丈夫だよ。おばあちゃんは置き去りにしてきたから」
「こっちも大丈夫じゃなさそうなんだけど!?」
「うぅ、娘の為に何かを犠牲に出来るなんて・・・親の愛って素晴らしいっ!」
「犠牲にしてるものがとんでもないけど大丈夫!?」
美渡さんのツッコミが止まらない。
何をギャーギャー騒いでいるのやら・・・
「天く~ん、お待たせ~♪」
俺達が楽しくお喋りしていると、俺の嫁がこちらへ駆け寄ってきた。
「だからアンタの嫁じゃないって!?」
「ダーリン、遅くなってゴメンなさい」
「ハハハ、構わないよハニー」
「何でノリノリなの!?」
美渡さんのツッコミはスルーして、手を取り合う俺達。
俺の嫁が美しすぎる・・・
「フフッ、ラブラブねぇ」
「えぇっ!?お母さん!?」
志満さんの背後から現れた人物を見て、驚愕する美渡さん。
千歌さんを一回り小さくしたような女性が、笑顔でこちらに手を振っている。
「こんにちは、天くん。一応、初めまして・・・になるのかしら?」
「確かにそうですね。では改めて・・・初めまして、理恵さん」
この人は高海理恵さん・・・千歌さん達のお母さんだ。
普段は仕事で東京に行っていることが多いらしいが、今日はAqoursを応援する為にわざわざ駆けつけてくれたのだ。
「天!?アンタいつの間にお母さんと知り合いになったの!?」
「志満さん経由でグループラインに入ってくれたんで、ラインではずっとやり取りしてたんですよ。こうして顔を合わせるのは、今日が初めてです」
「まぁラインでは、既に仲良くなってたけど」
「「ね~♪」」
「・・・何なの、この子の交流の広さ」
呆れている美渡さん。
志満さんがクスクス笑っている。
「フフッ、流石は天くんね」
「お~い、天~!」
今度はむつさんがやって来る。
よしみさんといつきさんも一緒だ。
「全員応援する準備バッチリなんだけど、本番まだ始まらないの?」
「まだ時間ありますから。いつきさんに一発ギャグでもやってもらって下さい」
「何で私なの!?」
「一番スベりそうですし」
「最低だよこの子!?私がスベるのを見て楽しもうとしてるんだけど!?」
「アハハ、私も見てみたいかも!」
「よしみまで何言ってるの!?」
「あっ、いた!」
「天くん!?」
よいつむトリオと話していると、今度は麻衣先生と翔子先生がやって来た。
「ちょっと!?何でライン既読スルーするの!?」
「だって面倒なんだもの」
「み●をみたいに言わないでくれる!?私達凄く寂しかったんだから!」
「そうよ!?ウサギさんは寂しいと死んじゃうのよ!?」
「どこにウサギがいるんですか。ハイエナの間違いでしょ」
「「酷い!?」」
爆笑している皆。
良い雰囲気になってきたな・・・
「さて・・・俺もそろそろ行きますかね」
「行くってどこに?」
「千歌さん達のところです。緊張してるでしょうし、力ずくでほぐしてきます」
「いや、力ずくって・・・まぁ天らしいけどさ」
苦笑する美渡さん。
「頼んだよ、天」
「頼まれました」
俺は美渡さんと拳を合わせると、集まってくれた皆を見渡した。
Aqoursメンバーのお母さん達、志満さんに美渡さん、麻衣先生に翔子先生、よいつむトリオを含む浦の星の生徒達・・・
そして・・・
「・・・ハハッ」
少し離れたところにいる、絵里姉と亜里姉。
二人とも優しく微笑んでいた。
「今日はAqoursの為に集まっていただいて、ありがとうございます」
俺は皆に対して、感謝の言葉を述べた。
「これからAqoursは、全力でパフォーマンスをします。だから皆さんも・・・全力で応援して下さい!」
「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおっ!」」」」」」」」」」
皆の歓声に、とても勇気付けられる俺なのだった。
*****
《絵里視点》
「・・・凄いなぁ、天は」
私の隣で呟く亜里沙。
その表情は、どこか誇らしげだった。
「浦の星に入学して、まだ半年も経ってないのに・・・皆の中心にいるなんて」
「・・・えぇ、本当に」
頷く私。
Aqoursメンバーのご家族、浦の星の全校生徒、さらには教師陣・・・
今その中心に立っているのは、間違いなく天だった。
「本当に・・・変わらないわね」
μ'sのリーダーである穂乃果には、人を惹き付けるカリスマ性があった。
穂乃果が先頭を走り、私達はどこまでもついていく・・・それがμ'sだった。
その穂乃果と同様のカリスマ性を持ちながらも、先頭には立たず私達を支えてくれた人・・・
いつでも側に寄り添ってくれて、私達を強く惹き付けた人・・・
それがμ'sのマネージャー・・・絢瀬天だった。
「・・・ねぇ、天」
天には聞こえないだろうが、天に向けて想いを口にする。
「貴方は本当に謙虚で、自己評価が恐ろしく低いけど・・・私達にとって貴方は、本当に大きな存在なのよ?」
周囲に遠慮しがちなことりが、ありのままの自分でいられ・・・
男性が苦手な海未が、すっかり心を許し・・・
あまり人と関わりたがらない真姫が、力になってあげたいと全力で動き・・・
ムードメーカーの凛が、本当に心から楽しそうな笑顔を見せ・・・
引っ込み思案な花陽が、大胆に甘えられ・・・
人に対して手厳しいにこが、その人柄を心底気に入り・・・
いつも大人の雰囲気を纏う希が、少女のような初々しい反応を見せる・・・
そんな相手はただ一人・・・天しかいないのだ。
『天くんがいてくれるから、私も全力で突っ走れるんだよ。だから私にとって天くんは・・・背中を預けることの出来る相棒、かな』
その昔、穂乃果が言っていたことを思い出す。
穂乃果・天という太陽コンビに照らされながら、μ'sはラブライブ優勝を勝ち取ったのだ。
「・・・行ってきなさい、天」
そう呟く私は・・・当時と同じくらい、気持が昂ぶっているのだった。
「今の貴方はAqoursの一員・・・Aqoursの魅力を存分に引き出して、私に・・・会場の皆に、最高のパフォーマンスを見せてちょうだい・・・!」
どうも〜、ムッティです。
先日セブ●イレブンさんで、μ'sメンバーのクリアファイルがもらえるというキャンペーンが行われていましたね。
皆さん、ゲットしましたか?
自分は9人全員のクリアファイルをゲットしてきましたよ!
大量のチョコレート菓子と共に(´・ω・`)
お菓子を2つ買ってクリアファイルが1枚もらえるので、お菓子を18個買わないといけない計算なんですよね・・・
お菓子18個とクリアファイル9枚をレジへ持って行くと、店員さんに白い目で見られることが多いのです(経験者は語る)
『コイツ、何でこんなにお菓子を・・・あぁ、コレの為か』みたいな(被害妄想かもしれませんが)
幸い、今回の店員さんは愛想良く対応していただきました。
ありがとう店員さん( ;∀;)
ちなみに大量のチョコレート菓子は、知り合いに配って食べてもらいました。
いやぁ、良いことしたなぁ←
さてさて、今回はダイヤさん&ルビィちゃんのお母様である真珠(しんじゅ)さん・・・
そして花丸ちゃんのお母様である満点(まんてん)さんと、千歌ちゃんのお母様である理恵さんが登場しました!
やっぱり黒澤家のお母様なので、名前は宝石関係が良いかなと・・・
カタカナの名前も考えましたが、大和撫子感があって良いなと思い『真珠』にしました。
『満点』に関しては完全に『花丸』から連想しましたが、検索したらこういう名前もあるとのことです。
何かカッコ良い(゜ロ゜)
あっ、千歌ちゃんのお母様は声優さんの名前です。
もうお決まりのパターンですね(笑)
さぁ、いよいよ地区予選のステージが始まろうとしていますね。
果たしてこれからどうなるのか・・・
次回もお楽しみに(・∀・)ノ
それではまた次回!以上、ムッティでした!