っていうか、侑ちゃんホント可愛いんだけど・・・
「Hello,everybody!」
マイクの前に立ち、全校生徒に挨拶する鞠莉。
「本日より、2nd seasonのStartデース!」
「メタ発言ずら」
「いや、多分『二学期』って言いたいだけだから」
花丸のツッコミにツッコミを入れる善子。
夏休みも終わり、今日から二学期・・・
浦の星では全校生徒が集まり、体育館で始業式を行なっていた。
「鞠莉さん!?理事長挨拶なのですから、そこは節度をもって・・・」
「雪像?」
「節度!」
ステージ上でダイヤさんに注意されている鞠莉。
それを見て果南が呆れていた。
「だから『鞠莉には挨拶を任せない方が良い』って言ったのに・・・」
「アハハ・・・まぁ一応理事長だし、立場的に挨拶は必要らしくて・・・」
苦笑するルビィ。
一方、曜は心配そうに体育館の入り口を見つめていた。
「それにしても、千歌ちゃん遅いね・・・」
「『これからは一人で起きるから』って、言ったそばから遅刻するなんて・・・」
溜め息をつく梨子。
どうやら千歌は、まだ登校していないらしい。
っていうか・・・
「凄く今さらなんだけどさぁ・・・学年ごとに並んでなくて良いの?」
今の俺達、学年関係無しにAqoursで固まっちゃってるんだけど。
何なら俺達だけじゃなくて、他の生徒達も学年バラバラで集まってるんだけど。
もう既に列とか存在してなくて、あちこちで集団が形成されてる状態なんだけど。
「良いんじゃない?鞠莉が『堅苦しいのは無しにしまショー♪』って言い出して、こういう形になったらしいし」
「その一声が通ってしまう浦の星って一体・・・」
肩をすくめる果南に、溜め息をつく俺。
そんな俺の両肩に、ポンッと手が置かれる。
「まぁまぁ、良いじゃない天くん」
「そうよ天くん、自由であってこその浦の星なんだから」
「自由すぎてルール違反を犯した人達が何か言ってるんですけど」
「「その節は大変申し訳ありませんでした!」」
土下座する麻衣先生と翔子先生。
相変わらず土下座するの早いな・・・
「ハァ・・・頭上げて下さい。もう気にしてないんで」
「流石は天くん!」
「懐の深い男の子って素敵!」
抱きついてくる二人。
暑苦しいなぁ、もう・・・
「ちょっと!?何してるんですか!?」
慌てて二人を引き剥がし、俺を抱き寄せる梨子。
「先生が生徒に抱きつかないで下さい!」
「いや、梨子も俺に抱きついてるじゃん」
「私は良いのっ!」
「梨子ちゃん、ずいぶん積極的になったね・・・」
「『天くんは鈍感だから、積極的にアピールしないと気付いてもらえない』って学んだらしいよ。『二学期からは、今まで以上にガンガン行くわ!』って言ってたくらいだし」
ルビィと曜が何やら話している。
内容はよく聞こえないが、身の危険を感じるのは気のせいだろうか・・・
「っていうか、麻衣先生も翔子先生もこんなところにいて良いんですか?先生方は端の方に整列してたはずじゃ・・・」
「そんなもの、最初の五分で崩れたわよ」
「おい大人達」
翔子先生の言葉通り、他の先生方も散り散りになって仲の良い生徒達と一緒にいる。
この学校、本当に大丈夫なんだろうか・・・
「それにしても・・・惜しかったわよね、ラブライブ」
「うん・・・あともう少しで、決勝に行けたかもしれないずら」
そんなことを話している善子と花丸。
ルール違反により間違いなく敗退と思われていたAqoursだったが、実際はかなり惜しいところまでいっていた。
会場の観客による投票で予想以上の票数を獲得し、決勝へ進んだグループの票数に肉薄していたのだ。
運営側の評価が下がっていなかったら、もしかすると・・・
「・・・たらればを言っても仕方ないか」
首を横に振る俺。
結果として、地区予選で敗退したことが全てだ。
次の大会では決勝に進んで、優勝出来るように頑張らないと・・・
「あの憎きSaint Snowが、決勝に進出してそこそこ良い順位に入ったからね。あの生意気な小娘達には、絶対に負けられない・・・確実に潰す」
「え、今『潰す』って言った?言ったよね?」
「決勝に進出して・・・とにかくSaint Snowをぶっ潰したいです」
「どこのエ●ン!?不穏過ぎるわ!」
「とりあえず、ブロッコリーの食品サンプルを大量購入しておかないと」
「本気で聖良さんを潰す気じゃん!?止めてあげて!?」
全力で止めてくる曜。
その時・・・
「シャラアアアアアアアアアアップ!」
「うるせええええええええええっ!」
「ごふっ!?」
『檸檬●弾』用に持っていたレモンを全力でぶん投げ、鞠莉の顔面にクリーンヒットさせる。
耳がキンキンするし、火花が散ったみたいに目の前がパチパチするわ・・・
「ちょっと天!?何するのよ!?」
「マイクに向かって大声で叫んだら、今みたいにハウリングが発生するだろうが!ハウった衝動で火花が散るとか、『革命デュ●リズム』の歌詞だけにしてくんない!?」
「何の話!?私はただ注目を集めようとしただけなんだけど!?」
「金髪巨乳ハーフ美女なんて、むしろ注目しか集めないだろうが!」
「そんな、美女だなんて・・・キャッ♡」
「はいはい、鞠莉さんは引っ込んでいて下さい」
面倒になったのか、鞠莉を押し退けてマイクの前に立つダイヤさん。
「決勝に行けなかったことは残念ですが・・・0を1にすることは出来ましたわ」
「えぇ、それは間違いないですね」
今回Aqoursは、たくさんの票を集めることが出来た。
誰一人投票してくれなかった、あの時と違って。
「入学希望者も、今では10人になったもんね」
背後から俺に抱きついたままの梨子が、嬉しそうに笑う。
今まで0人だった入学希望者が、10人になったのだ。
これはかなりの前進と言える。
「そして本日、発表になりました・・・次のラブライブが!」
「えぇっ!?」
「ホントに!?」
ダイヤさんの言葉に、驚いている曜と果南。
やっぱり、ダイヤさんは知ってたか・・・
「今回と同じく、決勝はアキバドーム・・・やるしかありませんわ!」
やる気が漲っているダイヤさん。
その時、体育館の扉が勢いよく開かれた。
「出ようっ!ラブライブっ!」
千歌が息を切らしながら駆け込んでくる。
全く、本当にタイミングが良いな・・・
「フフッ、遅いよ千歌ちゃん」
「千歌ちゃんらしい登場の仕方ずら」
「待たせるんじゃないわよ」
笑っているルビィ、花丸、善子。
千歌は息を整えると、ガバッと顔を上げた。
「1を10にして、10を100にして、学校を救って・・・そしたらきっと、私達だけの輝きが見つかると思う!」
笑顔で言い切る千歌。
どうやらウチのリーダーも、やる気満々のようだ。
「だから出よう!ラブライブ!今度こそ優勝しよう!」
「勿論であります!」
「やってやるわ!」
「マルも気合い入ってるずら!」
「今度は負けないもん!」
「堕天使たるヨハネに、二度目の敗北は許されないわ!」
「Saint Snowにも負けてられないしね!」
「優勝も浦の星も諦めませんわ!」
「二兎を追って二兎とも得てやりマース!」
どうやら、皆の思いは一つのようだ。
Aqoursの皆の視線が、俺に向けられる。
「ほら天くん、皆待ってるわよ・・・Aqoursの十人目の言葉を」
麻衣先生に背中を押される。
俺は一つ息を吐き・・・笑みを浮かべた。
「このままじゃ終われない・・・勝つよ、皆」
「「「「「「「「「おーっ!」」」」」」」」」
こうして、俺達の新たな挑戦が始まるのだった。
「それはさておき・・・何遅刻してんだこの腐れアホミカンがあああああっ!」
「本当に申し訳ありませんでしたああああああああああっ!」
どうも〜、ムッティです。
前回でアニメ一期の内容が全て終わり、今回から二期の内容に入っていきます!
ここからは原作の内容に沿って進めつつ、ヒロインを決めていきたいところ・・・
早速梨子ちゃんが積極的に動いていますが、果たしてどうなることやら・・・
ヒロインといえば、前回の話でヒロインについてのアンケートを実施させていただきました!
予想を大幅に上回る回答数にビックリ(゜ロ゜)
アンケートに答えて下さった皆さん、本当にありがとうございます!
そして見事、1位に輝いた回答は・・・
『志満さん一択ですけど?何か問題でも?』
何で!?Σ(゜Д゜)
何でそんなに志満さん人気なの!?Σ(゜Д゜)
他の回答を差し置いて、断トツで一位なんですけど!?Σ(゜Д゜)
この人気ぶりは予想外だった(笑)
次に多かったのが、梨子ちゃんと鞠莉ちゃん以外のメンバーが良いという意見でしたね。
まぁ皆さんそれぞれ推しメンがいるでしょうから、この意見が多いのは納得ですかね。
そんなアンケートがなかなか面白かったので、第二弾を行いたいと思います!
読者の皆さんの意見を知ることが出来る良い機会だと思うので、是非お答えいただけると幸いです。
ここからまた新たなスタートになりますが、これからも応援よろしくお願い致します。
それではまた次回!以上、ムッティでした!
もしヒロインが一年生組だとしたら、ぶっちゃけどの子が良い?
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ヒロインとして百点満点!花丸ちゃんずら!
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ぴぎぃっ!?ルビィちゃんを応援すルビィ!
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フッ・・・我らが主、堕天使ヨハネ様一択!
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いやいや、志満さん以外有り得ないからね?