絢瀬天と九人の物語   作:ムッティ

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ムッティ『今日から11月かぁ・・・とりあえずスクスタやろうっと』

スクスタ『11月1日は凛ちゃんの誕生日です!』

ムッティ『あああああっ!?忘れてたあああああっ!?誕生日回書いてねえええええっ!?』



これが今朝8時の出来事です(´・ω・`)

何とか誕生日が終わる前に書き上げたぜ・・・

それではいってみるにゃー!


【星空凛】世界で一番・・・

 「起きるにゃああああああああああっ!」

 

 「ごふっ!?」

 

 腹部に大きな衝撃を受け、思わず目を覚ましてしまう。

 

 視線を向けると、凛が俺の腹部にまたがっていた。

 

 「おはよう天くん!今日も良い天気だにゃ!」

 

 「重いから早く退くにゃ」

 

 「女の子に何てこと言うにゃ!?そして語尾をパクらないでほしいにゃ!」

 

 ツッコミを入れる凛。

 

 やれやれ・・・

 

 「うりゃあっ!」

 

 「にゃあっ!?」

 

 勢いよく身体を起こすと、凛が俺の身体から落ちてひっくり返る。

 

 ベッドに倒れ込む凛に覆い被さり、顔を近付けて笑う。

 

 「形勢逆転」

 

 「そ、天くん!?か、顔が近いにゃ!」

 

 「何今さら恥ずかしがってんの?あんなことやこんなこともしてるのに」

 

 「そ、それとこれとは話が別にゃ!」

 

 顔を赤くして叫ぶ凛。

 

 相変わらず乙女だなぁ・・・

 

 「それにしても凛・・・ずいぶん髪が長くなったよね」

 

 凛の髪を手に取る。

 

 μ's時代はショートヘアだった凛も、今では腰の辺りまであるロングヘアになっていた。

 

 「フフッ、頑張って伸ばしたんだ」

 

 笑う凛。

 

 「だって天くん、ロングヘアの女の子好きでしょ?」

 

 「えっ、俺の為だったの?」

 

 「勿論」

 

 俺の頬に手を添える凛。

 

 「好きな男の子を振り向かせる為なら、女の子は何でも出来ちゃうんだから」

 

 「・・・顔が近いだけで恥ずかしがるくせに、そういうセリフはサラッと言えるのね」

 

 今度は俺が恥ずかしくなってしまうのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 「シュート!」

 

 「えいっ」

 

 「にゃあああああっ!?」

 

 シュートをブロックされ、悲鳴を上げる凛。

 

 俺達は今、家の近くにある体育館でバスケットボールを楽しんでいた。

 

 「くっ、普通のシュートは天くんにブロックされてしまうにゃ・・・!」

 

 「俺の方が身長高いからね」

 

 悔しがる凛に苦笑する俺。

 

 相変わらず負けず嫌いだなぁ・・・

 

 「っていうか、せっかくの誕生日デートが体育館で良いの?」

 

 「今日は身体を動かしたい気分だったんだにゃ!」

 

 「『今日は』っていうか毎日そうじゃん」

 

 呆れる俺。

 

 今日は凛の誕生日ということで、凛にどこへデートに行きたいか聞いたんだけど・・・

 

 まぁ凛らしいけどね。

 

 「それに凛は、天くんと一緒ならどこに行っても楽しいにゃ!」

 

 「・・・そっか」

 

 少し照れ臭くなってしまう。

 

 俺と凛が付き合い始めたのは、俺が高校を卒業してすぐのことだった。

 

 もう交際四年目になるが、こうやってストレートに好意をぶつけてくるところは全く変わらない。

 

 俺としては、凄く嬉しいんだけども。

 

 「っていうか天くん、遊んでて大丈夫?大学の単位が足りないとか無い?」

 

 「ギリギリ中のギリギリで卒業した人に言われたくないわ」

 

 「うぐっ・・・」

 

 言葉に詰まる凛。

 

 今でこそ社会人として立派に働いている凛だが、大学時代は遊びすぎて本当に留年しそうになったこともあった。

 

 同じ大学に花陽ちゃんが通ってなかったら、どうなっていたことやら・・・

 

 「俺は問題なく単位取得してるから大丈夫。後は卒論さえちゃんと書けば、無事に卒業出来るよ。もう就職先の内定だってもらってるしね」

 

 「くっ、これだから優等生は・・・!」

 

 「うわ、劣等生が吠えてる」

 

 「にゃあああああっ!腹立つにゃあああああっ!」

 

 地団駄を踏む凛。

 

 「こうなったら、バスケで思いっきり叩きのめしてやるにゃ!」

 

 「かかってこいや」

 

 「おぉっ!やる気満々だねー!」

 

 「「・・・ん?」」

 

 いつの間にか、金髪の女性が目を輝かせながら俺達を見ていた。

 

 「これからバスケで勝負するの!?愛さんも混ぜて混ぜて!」

 

 「・・・こんな人懐っこい子、凛以外にいるんだね」

 

 「凛もビックリしてるにゃ・・・」

 

 「愛?何してるの?」

 

 金髪の女性の後ろから、青みがかった髪のお姉さんが現れた。

 

 「あ、果林!この二人がバスケ対決するらしいから、愛さん達も混ぜてもらおうよ!」

 

 「初対面の人にいきなり絡むんじゃないわよ・・・お邪魔してゴメンなさいね」

 

 「全然大丈夫です。それよりバスケやりましょう」

 

 「早くペア分けするにゃ!」

 

 「受け入れるの早くない!?」

 

 お姉さんのツッコミ。

 

 一方、俺達はやる気満々だった。

 

 「とりあえず凛は、絶対に天くんに勝つにゃ!」

 

 「上等だよ。完膚なきまでに叩きのめしてやるわ」

 

 「良いねー!愛さん燃えてきたー!」

 

 「もう仲良くなってるし・・・」

 

 呆れているお姉さん。

 

 あんまり乗り気じゃないのかな?

 

 「もしかしてお姉さん、勝つ自信無いの?」

 

 「なっ・・・!?」

 

 「そっかそっか、それなら無理しなくても・・・」

 

 「無いわけないでしょ!?貴方なんか捻り潰してあげるんだから!」

 

 「そうこなくっちゃ!」

 

 「おぉ、あの果林を乗り気にさせるとは・・・」

 

 「人を煽るのが上手いだけにゃ」

 

 感心している女性に、溜め息をつく凛なのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 「にゃあっ!」

 

 高くジャンプして、ダンクシュートを決める凛。

 

 流石の跳躍力だな・・・

 

 「ナイスよ凛ちゃん!」

 

 「ありがとう!果林ちゃんのパスのおかげだにゃ!」

 

 喜ぶ凛とお姉さん・・・朝香果林ちゃん。

 

 俺を倒すことに意欲を見せていた二人は、ペアを組んで全力で勝ちにきていた。

 

 「おぉ、凄いねリンリン!」

 

 「凛は身体能力が高いからね」

 

 感心している女性・・・宮下愛ちゃんに、苦笑しながら答える俺。

 

 そういうこの子も、何気に良い運動神経してるんだよね・・・

 

 「愛さんも負けてられない!行くよ天っち!」

 

 「はいはい」

 

 今度はこちらが攻める番だ。

 

 愛ちゃんからのパスが回ってくる。

 

 「天っち!」

 

 「オッケー!」

 

 そのままドリブルで進もうとしたところ、目の前を果林ちゃんに塞がれてしまう。

 

 「イカせないわよ?」

 

 「えぇっ!?そんなぁ・・・」

 

 「私が素直にイカせてあげると思ってるのかしら?」

 

 「お願い・・・イカせて・・・」

 

 「フフッ、そんな切なそうな顔しちゃって・・・そんなにイキたい?」

 

 「イキたい・・・!」

 

 「バスケの話だよねぇ!?何かエロく聞こえるのは凛だけ!?」

 

 「アハハ・・・」

 

 ツッコミを入れる凛と、苦笑している愛ちゃん。

 

 あの二人の心が汚れているのはさておき・・・

 

 俺も本気を出すとしよう。

 

 「雷の呼吸、壱ノ型・・・」

 

 「いやそれ違う作品だから!」

 

 「“霹●一閃”!」

 

 「えぇっ!?」

 

 果林ちゃんをツッコミと共に置き去りにする。

 

 そのままシュートを決め・・・

 

 「させないにゃ!」

 

 ブロックしてくる凛。

 

 来ると思ってたよ・・・

 

 「終わりにゃ黒子おおおおおっ!」

 

 「いやそれも違う作品だから!」

 

 「いいえ、まだです・・・ボクは、影だ」

 

 「何で天くんもノリノリなの!?」

 

 再び果林ちゃんのツッコミを置き去りにし、愛ちゃんへとパスを出す俺。

 

 「頼んだ愛ちゃん!」

 

 「あいよっ!愛だけにっ!」

 

 ダジャレを言いながらダンクシュートを決める愛ちゃん。

 

 マジかっけぇ・・・

 

 「ナイス愛ちゃん!」

 

 「天っちもナイスパス!」

 

 ハイタッチを交わす俺達。

 

 やっぱ愛ちゃん凄いわ・・・

 

 「くっ、負けてられないわ!」

 

 ボールを手にしてドリブルする果林ちゃん。

 

 そんな果林ちゃんの前に立ち塞がる俺。

 

 「捻り潰してあげる!」

 

 「おぉ、果林ちゃんは紫原か」

 

 「マネしてるわけじゃないわよ!?」

 

 ツッコミを入れつつ、俺をドリブルで抜きにかかる果林ちゃん。

 

 俺は止めようと、ボールへと手を伸ばし・・・

 

 むにゅっ。

 

 「あっ・・・」

 

 「あんっ!?」

 

 甘い声を上げる果林ちゃん。

 

 ボールの前に果林ちゃんの身体が来た結果、俺の手は果林ちゃんの胸を思いっきり掴んでしまった。

 

 指が沈んでいくこの感覚・・・

 

 柔らかい・・・っていうかデカいな・・・

 

 「いつまで揉んでるにゃああああああああああっ!」

 

 「ぐはぁっ!?」

 

 凛に全力の飛び蹴りをお見舞いされる俺なのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 「本当に申し訳ありませんでした」

 

 「も、もう良いから!頭上げて!ねっ!?」

 

 床に額を擦り付けて土下座する俺を見て、慌てて頭を上げさせようとする果林ちゃん。

 

 「わざとじゃないんだし、全然気にしてないから!」

 

 「果林ちゃん、思いっきり頭を踏みつけてやると良いにゃ」

 

 「凛ちゃん!?」

 

 絶賛不機嫌モードの凛。

 

 まぁこうなるよね・・・

 

 「小さいはずのリンリンから、凄い威圧感を感じる・・・まさにビ●グ・マム・・・リンリンだけに」

 

 「ああん・・・?」

 

 「つまんないこと言ってすいませんでした!」

 

 俺の隣に並んで土下座する愛ちゃん。

 

 「ハァ・・・天くんのラッキースケベっぷりは、本当に変わらないにゃ」

 

 「日頃の行いが良いと、こういうご褒美が待ってるんだね」

 

 「反省しろセクハラ野郎」

 

 「調子に乗ってすいませんでした」

 

 遂に語尾から『にゃ』が消えた凛。

 

 怖すぎる・・・

 

 「・・・フフッ」

 

 不意に果林ちゃんが笑う。

 

 どうしたんだろう?

 

 「凛ちゃんったら、本当に天くんのことが好きなのね」

 

 「か、果林ちゃん!?何を言い出すにゃ!?」

 

 「そんなに怒るほど嫉妬しちゃって・・・可愛いんだから♪」

 

 「い、いきなり抱きつかないでほしいにゃ!」

 

 顔を赤くして抵抗する凛。

 

 その様子を見て、愛ちゃんがニヤニヤしていた。

 

 「リンリンみたいな可愛い女の子に慕われて・・・羨ましいぞ、天っち♪」

 

 「でしょ?自慢の彼女だもん」

 

 「アハハ、言い切ったねー!」

 

 笑みを浮かべる愛ちゃんなのだった。

 

 「全く・・・天っちも羨ましいけど、リンリンも羨ましいなぁ・・・」

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 「疲れた・・・」

 

 「にゃあ・・・」

 

 家に帰るなり、二人揃ってベッドに倒れ込む。

 

 俺と凛は既に同棲しており、マンションの一室に二人で住んでいた。

 

 「果林ちゃんも愛ちゃんも、体力ありすぎでしょ・・・」

 

 「流石の凛もヘトヘトにゃ・・・」

 

 あの後もバスケを続け、ペアを変えて何度もミニゲームをやった。

 

 かなり白熱したから夢中になってやってたけど、終わった後の疲労感ハンパないな・・・

 

 「・・・フフッ」

 

 「凛?どうした?」

 

 急に笑い出した凛に、首を傾げる俺。

 

 「今日のバスケで、改めて思ったんだけど・・・やっぱり凛、天くんとの相性が一番良い気がするにゃ」

 

 「アハハ、俺もそう思ったよ」

 

 愛ちゃんや果林ちゃんも、ペアを組んでいて凄くやりやすかったけど・・・

 

 一番しっくりきたのは、やっぱり凛とペアを組んだ時だった。

 

 実際その時は凛も俺も無双状態で、愛ちゃんや果林ちゃんから『ゲームにならない』とクレームが来たほどだった。

 

 「・・・凛」

 

 凛の頭を撫でる俺。

 

 「改めて、誕生日おめでとう・・・いつもありがとね」

 

 「・・・それは凛のセリフだにゃ」

 

 俺の胸に顔を埋める凛。

 

 「これからもずっと、凛の側にいてね?」

 

 「勿論」

 

 凛を優しく抱き締める。

 

 歳上だけど、良い意味で歳上な感じがしない・・・

 

 いつも等身大で、全力で好意をぶつけてきてくれる凛・・・

 

 そんな凛を、俺は好きになったのだ。

 

 「・・・大好きだよ、凛」

 

 「・・・凛も大好きだよ、天くん」

 

 笑い合う俺達。

 

 大好きな凛の温もりを感じ、幸せを噛み締める俺なのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 《凛視点》

 

 「ふんふんふ~ん♪」

 

 朝ご飯を作っている凛。

 

 ご飯を作るのは当番制で、今日は凛が当番の日だった。

 

 「それにしても・・・よく眠ってるにゃ」

 

 後ろを振り返ってみると、ベッドで爆睡している天くんの姿があった。

 

 昨日はよほど疲れたらしい。

 

 「・・・フフッ」

 

 料理する手を一度止め、寝ている天くんに近寄る。

 

 「相変わらず、可愛い寝顔だにゃ」

 

 普段はのほほんとしている天くんだけど、凛は知っている。

 

 誰よりも凛のことを見てくれていることも・・・

 

 誰よりも凛のことを想ってくれていることも・・・

 

 

 

 

 

 『誰が何と言おうと、凛ちゃんは可愛い女の子だよ』

 

 

 

 

 

 自分に自信が無かった凛に、天くんがかけてくれた言葉だ。

 

 自分の容姿にコンプレックスを抱いていた凛にとって、その言葉は救いだった。

 

 

 

 

 

 『自分のことが信じられないなら、俺の言葉を信じてほしい。俺は凛ちゃんに、嘘なんかつかないから』

 

 

 

 

 

 その言葉通り、天くんはいつも凛に対して正直でいてくれた。

 

 だからこそ凛も、天くんに対して正直でいようと思った。

 

 天くんのことが好きだという気持ちも、正直に伝えようと思ったのだ。

 

 「ホント・・・天くんは罪な男だにゃ」

 

 まさか自分が、こんなに人を好きになるなんて思わなかった。

 

 今までショートだった髪を伸ばしてロングにするなんて、天くんを好きになっていなかったらしなかったと思う。

 

 前までは『短い方が良い』と思っていたが、天くんに『可愛い』と言われたら『長くても良いかな』なんて思ってしまって・・・

 

 自分の変化に、自分でも驚いてしまうほどだ。

 

 「・・・天くん」

 

 目の前でスヤスヤと眠る大好きな人に、優しく語り掛ける。

 

 「いつも凛を肯定してくれて、正直でいてくれて・・・ありがとう」

 

 天くんの頭を撫でる。

 

 「世界で一番・・・天くんのことが大好きにゃ」

 

 笑みを浮かべる凛なのだった。




どうも〜、ムッティにゃ!

凛ちゃん、お誕生日おめでとう\(^o^)/

忘れててすみませんでした(土下座)

凛ちゃんといえば身体能力が高いということで、今回はスポーツデート回にしてみました。

さらにニジガクから、愛ちゃんと果林ちゃんが登場!

とりあえず天、お前はギルティだ(゜言゜)

果林ちゃんのおっぱい揉みやがって(゜言゜)

・・・書いてるの自分ですけど(´・ω・`)

最近の誕生日回にニジガクメンバーを出せていなかったので、今回は登場させてみました!

ちょうどアニメもやっていて、自分の中でニジガク熱が上がっています。

来年は、ニジガクメンバーの誕生日回も書いてみようかな・・・



さてさて、恒例の支援絵紹介のコーナー!

ことりちゃん大好きさんから、またしても素敵な支援絵をいただきました!


【挿絵表示】


絵里ちゃあああああんっ!!!!!

『Angelic Angel』衣装の絵里ちゃん、マジで可愛い・・・

ちなみにこちら、ムッティのリクエストで描いていただきました!

ことりちゃん大好きさん、ありがとうございます!

いやホント・・・ありがとうございます(涙)



そして最近、全然本編が進んでいない件について(汗)

いやぁ、時間が無くて・・・(言い訳)

なるべく早く投稿出来るよう頑張ります(>_<)

それではまた次回!以上、ムッティでした!
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