絢瀬天と九人の物語   作:ムッティ

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実は体調を崩し、発熱症状が出ていたのはここだけの話・・・

まぁ検査を受けた結果、コロナでもインフルでも無かったんですけどね(´・ω・`)

皆さんも体調には十分ご注意下さい(>_<)


一人として同じ人はいない。

 ~図書館の場合~

 

 「天国ずら~!」

 

 たくさんの本に囲まれて、幸せそうな花丸。

 

 とりあえず行きたい場所へ行ってみようということで、俺達はまず図書館を訪れていた。

 

 「花丸ちゃん、オススメの本ってある?」

 

 「ルビィちゃんには、この本がオススメずら!」

 

 「花丸さん、私にも紹介して下さいな」

 

 「ダイヤさんには、この本をオススメしたいずら!」

 

 ルビィとダイヤさんに、オススメの本を紹介する花丸。

 

 そんな中で善子は、キョロキョロと何かを探してた。

 

 「う~ん・・・堕天使的な本とかないのかしら・・・」

 

 「善子、ここにあるよ」

 

 「ホントに?タイトルは?」

 

 「ハイス●ールD×D」

 

 「いや確かに堕天使出てくるけども!主人公は悪魔だから!」

 

 「イッセーと小猫ちゃんが結婚するなんて、あの頃は思わなかったなぁ」

 

 「それは中の人の話でしょうが!」

 

 流石は善子、話が分かるようだ。

 

 それに比べて・・・

 

 「スヤァ・・・」

 

 読書していたはずなのに、いつの間にか机に突っ伏して寝ている果南。

 

 コイツ・・・

 

 「やっぱり、ゴリラに活字は難しかったか・・・」

 

 「本人に聞かれたらしばかれるから止めなさい」

 

 「しかも『スヤァ・・・』って、どこの彼方ちゃんだよ」

 

 「いや、ニジガクメンバーの名前でツッコミ入れられても・・・」

 

 「よし、今のうちに竹筒を咥えさせよう」

 

 「まさかの中の人繋がり!?どこの禰豆子よ!?」

 

 善子のツッコミが止まらない。

 

 一方・・・

 

 「うぅ・・・匂いが・・・口の中が・・・」

 

 納豆キムチの余韻に悶えている鞠莉なのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 ~手芸用品店の場合~

 

 「わぁ・・・!」

 

 目を輝かせているルビィ。

 

 次はルビィのリクエストで、手芸用品店を訪れていた。

 

 「見て見てお姉ちゃん!生地の種類がたくさんある!」

 

 「本当ですわね・・・これは迷ってしまいますわ・・・」

 

 真剣な眼差しで吟味している黒澤姉妹。

 

 そんな二人の様子を見ていたら、つい昔のことを思い出してしまった。

 

 「・・・懐かしいなぁ」

 

 「天?」

 

 「どうしたずら?」

 

 不思議そうに首を傾げる果南と花丸。

 

 「いや・・・俺も昔ことりちゃんと一緒に、あんな風に色々見て回ってたなぁって」

 

 μ'sの衣装担当だったことりちゃんは、休日になるとよく手芸用品店を訪れていた。

 

 俺もよく同行させてもらって、二人で次の衣装について話し合ってたっけ・・・

 

 「・・・今度東京に行ったら、久しぶりにことりちゃんを誘ってみようかな」

 

 「フフッ、良いんじゃない?」

 

 「きっと喜んでくれるわよ」

 

 微笑む果南と善子。

 

 喜んで付き合ってくれると良いなぁ・・・ん?

 

 「何かラインきた・・・あれ、ことりちゃんからだ」

 

 「おぉ、噂をすれば・・・何だって?」

 

 「えぇっと、なになに・・・『天くんからのデートのお誘い、ことりはいつでも待ってるからね!』だって」

 

 「嘘でしょ!?何で分かったの!?」

 

 「ことりちゃんっておっとりしてるけど、勘はメチャクチャ鋭いんだよね」

 

 「勘っていうレベルじゃないずら!?」

 

 「スマホに盗聴器とか仕掛けられてないわよねぇ!?」

 

 震えている果南、花丸、善子。

 

 一方・・・

 

 「ゴクゴク・・・プハァッ!コーラで全てを打ち消してやりマース!」

 

 全力でコーラを飲む鞠莉なのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 ~堕天使ショップの場合~

 

 「フフッ・・・フフフッ・・・フフフフフッ!」

 

 「善子が壊れたんだけど」

 

 呆れる俺。

 

 堕天使ショップとか初めて来たわ・・・

 

 「何ですの、この怪しげな雰囲気のお店は・・・」

 

 「ちょっと怖いずら・・・」

 

 若干引いているダイヤさんと花丸。

 

 そんな中、ルビィがある物を発見する。

 

 「見て見て果南ちゃん、鞭があるよ」

 

 「鞭!?」

 

 よく見ると、壁際に長めの鞭が置いてあった。

 

 堕天使って鞭とか使うんだっけ・・・

 

 「な、何で鞭なんてあるの・・・?」

 

 「ルビィ、ちょっと欲しいかも」

 

 「嘘でしょ!?何に使うの!?」

 

 「果南ちゃんのお尻を叩いてあげたいなって」

 

 「何で!?」

 

 「だってさっき天くんに、ハリセンでお尻叩かれて鳴いてたから」

 

 「天あああああっ!ルビィちゃんが汚れちゃったでしょうがあああああっ!」

 

 「うゆ?」

 

 果南の絶叫に対して、首を傾げるルビィ。

 

 「どうしたの果南ちゃん?またお馬さんごっこやりたくなっちゃった?」

 

 「・・・え?」

 

 「ハリセンより鞭を使う方が、本物のお馬さんっぽく鳴けそうだもんね!今度はルビィを背中に乗せてほしいな!」

 

 なるほど・・・

 

 ルビィはさっきのやりとりを、お馬さんごっこだと思ってたのね・・・

 

 「・・・汚れてるの、果南の方じゃん」

 

 「うわああああああああああんっ!」

 

 耳まで赤くなった顔を両手で覆い、その場に崩れ落ちる果南。

 

 一方・・・

 

 「うっぷ・・・飲み過ぎたわ・・・」

 

 コーラを飲み過ぎて、苦しそうに呻く鞠莉なのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 ~着物専門店の場合~

 

 「やはり着物は良いですわね」

 

 赤い着物を身に纏ったダイヤさんが、嬉しそうに呟く。

 

 試着をさせてもらえるということで、各々気に入った着物を試着させてもらっていた。

 

 「やっぱりダイヤさんは着物が似合いますね。凄く綺麗です」

 

 「フフッ、ありがとうございます」

 

 少し照れ臭そうなダイヤさん。

 

 そんな中、他の皆はというと・・・

 

 「な、何か落ち着かない・・・」

 

 「うぅ、動きにくいずら・・・」

 

 「この着物、海桜石でも仕込まれてるの・・・?」

 

 「悪魔の実の能力者か」

 

 善子にツッコミを入れる俺。

 

 女子力の低いヤツらめ・・・

 

 「アハハ・・・まぁ着慣れてないとそうなるよね」

 

 苦笑するルビィ。

 

 そういうルビィは着慣れているだけあって、特にそわそわしたりもせず普通にしていた。

 

 流石は名家・黒澤家の娘である。

 

 「名家の娘っていえば、海未ちゃんもよく着物を着てたっけなぁ・・・」

 

 「そういえば海未先生の家は、日本舞踊の家元だったよね?」

 

 「そうそう、だから稽古の時はいつも着物を着ててさ。その佇まいが凛としてて、凄く綺麗だったんだよね」

 

 普段とは違う海未ちゃんの姿に、ちょっとドキドキしたっけ・・・

 

 「今度久々に、着物姿を見せてもらおうかなぁ・・・」

 

 「フフッ・・・天くんが相手なら、海未先生は喜んで見せてくれるだろうね」

 

 ルビィとそんな会話をしていると、俺のスマホが鳴った。

 

 あれ、またラインだ・・・

 

 「おっ、海未ちゃんからだ・・・『家にある着物を全て用意して待ってます』だって」

 

 「だから何で分かるの!?」

 

 「怖いずら!おかしいずら!」

 

 「やっぱり盗聴器が仕掛けられてるんじゃないの!?」

 

 涙目で震えている果南、花丸、善子。

 

 一方・・・

 

 「くっ・・・あれだけコーラを飲んだのに、まだ打ち消せないっていうの・・・!?」

 

 無駄に険しい表情で口を押さえる鞠莉なのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 ~ダイビングショップの場合~

 

 「ダイビング最高おおおおおおおおおおっ!」

 

 「ダイビングホリックが暴走してるんですけど」

 

 「完全に人が変わってますわね・・・」

 

 海から顔を出して叫ぶ果南を見て、小型船の上で呆れる俺とダイヤさん。

 

 まぁここまでインドア系だったし、アウトドア派の果南としては退屈だったのかもしれないな・・・

 

 「すみません西華さん、付き合ってもらっちゃって」

 

 「構わないさ。ちょうどお客さんもいなかったからね」

 

 笑っている西華さん。

 

 果南さんがダイビングする気満々だったので、西華さんが船の操縦を買って出てくれたのだ。

 

 「それにしても・・・その子達は大丈夫なのかい?」

 

 西華さんの視線の先には・・・

 

 「う、うゆぅ・・・」

 

 「グラグラ揺れてるずらぁ・・・」

 

 「気持ち悪い・・・うぷっ・・・」

 

 甲板の隅でグロッキー状態になっている、一年生三人組がいた。

 

 「とりあえずコーラを飲ませたんで、大丈夫だと思います」

 

 「そのコーラに対する信頼はどこから来てますの・・・?」

 

 「彼方ちゃんからです」

 

 「今日はやたらとニジガクメンバーの名前を出しますわね!?」

 

 「あれ、ダイヤさん・・・もしかして嫉妬してます?」

 

 「何故そのような結論に至りましたの!?」

 

 「ダイヤ、アンタも果南のライバルなんだね・・・」

 

 「勝手にライバル認定しないで下さいな!?」

 

 「ふぅ、楽しかったぁ・・・ん?何の話してんの?」

 

 「うるさいですわよ水ゴリラ!さっさと海に帰りなさい!」

 

 「酷い!?」

 

 ショックを受ける果南。

 

 一方・・・

 

 「・・・海水を飲んだら消えるかしら」

 

 遂に血迷い始めた鞠莉なのだった。

 

 

 

 

 

 *****

 

 

 

 

 

 「さぁ、次はAmericaへ行きまショー!」

 

 「却下」

 

 「むぐぅっ!?」

 

 再び鞠莉の口に納豆キムチをぶち込む俺。

 

 流石に海外は無理である。

 

 「っていうか、それぞれの行きたい場所に行ってみて思ったけど・・・私達、やっぱりバラバラだよね」

 

 「フッ・・・ヨハネは誰とも混ざらない、孤高の存在なのよ・・・」

 

 「善子さん、罰金百円ですわ」

 

 「だからヨハネ・・・ハッ!?」

 

 「もう百円追加ですわね」

 

 「嫌ああああああああああっ!?」

 

 どんどん善子の懐が寂しくなっていく。

 

 哀れだなぁ・・・

 

 「でも天くんは、どこへ行っても楽しんでたずらね」

 

 「そう?」

 

 花丸とオススメの本を紹介し合ったり・・・

 

 ルビィと新曲の衣装で使う生地について話し合ったり・・・

 

 善子とタロットカードで盛り上がったり・・・

 

 ダイヤさんの着物の着付けを手伝わせてもらったり・・・

 

 果南とダイビングを楽しんだり・・・

 

 あっ、普通に楽しんでたわ。

 

 「本は絵里姉に勧められてよく読んでたし、生地とかはことりちゃんの影響で・・・タロットカードは希ちゃんが詳しくて教えてもらってたし、着物の着付けは海未ちゃんから教わったことがあって・・・ダイビングは果南のお店でアルバイトを始めてから、暇な時に連れてってもらったりしてたから」

 

 「私、タロットカードで人と盛り上がれたの初めてなんだけど・・・」

 

 「普通に着付けの手順を理解されていて、驚きましたわ・・・」

 

 「そんなに特別なことでもないと思うけど」

 

 「アハハ・・・流石は天くんだよね」

 

 苦笑するルビィ。

 

 「じゃあ、次は天くんの行きたい場所に行こっか。どこへ行きたい?」

 

 「んー、そうだなぁ・・・」

 

 俺は少し考えた後、ある場所を思いつくのだった。




どうも〜、ムッティです。

前書きでも述べましたが、実は少々体調を崩してました・・・

日中は何とも無かったのに、夜になって家に帰って来たら体調が悪くなりまして・・・

熱が38.5℃まで上がった時は『ヤバい、コロナかもしれない・・・』と焦ったものです。

まぁ市販の風邪薬を飲んで一晩寝たら、37℃くらいまで下がってくれて。

病院に行って検査してもらった結果、コロナもインフルも陰性という結果が出たわけなんですが・・・

その翌日には平熱に戻り、今ではピンピンしております。

いやホント、体調には十分気を付けないといけませんね。

あと、医療従事者の方々には頭が上がりません。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんもどうか、身体を大切にして下さいね。

という、柄にもなく真面目な話をしてしまいましたが・・・

本編の更新が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。

引き続きマイペース更新になりますが、これからもお付き合いいただけると幸いです。

それではまた次回!以上、ムッティでした!
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