絢瀬天と九人の物語   作:ムッティ

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『進撃の巨人』が完結・・・

途中から全然追えてないけど、読み直そうかな。


『何でもない』は何でもなくない。

 「ほら善子ちゃん、もっと身体を倒して」

 

 「いたたたたたっ!?あとヨハネっ!」

 

 善子の背中を押す希ちゃん。

 

 練習に参加してくれることになった希ちゃんは、善子とペアを組んで柔軟体操をやっていた。

 

 「じゃあヨハネちゃんね。ウチのことはノゾミエルとでも呼んでもらおうかな」

 

 「フフッ・・・ではノゾミエル、貴女を我が眷属に迎え入れましょう」

 

 「ありがたき幸せ・・・それでは契約の証として、お胸を拝借させていただきます」

 

 「え、ちょ・・・キャアッ!?」

 

 「おぉ、この手に収まるちょうど良い大きさ・・・五年前の真姫ちゃんみたいやね」

 

 「ちょ、止め・・・あんっ!?」

 

 じゃれあう二人。

 

 楽しそうだなぁ・・・

 

 「すっかり仲良しだね。良かった良かった」

 

 「仲良しっていうか、ただセクハラされてるようにしか見えないんだけど」

 

 「梨子も揉んできてもらったら?」

 

 「嫌よ!?何でわざわざ揉まれに行かなきゃいけないの!?」

 

 「希ちゃんに胸を揉まれると、大きくなるっていうジンクスが・・・」

 

 「希さん!私もお願いします!」

 

 「はいはい、落ち着いて」

 

 「ぐえっ!?」

 

 ペア相手の千歌に襟首を掴まれる梨子。

 

 千歌といいさっきの善子といい、何か梨子の扱いが雑になってるような・・・

 

 「・・・・・」

 

 「ルビィちゃん?どうしたずら?」

 

 一方ルビィは、ペア相手の花丸をじっと見つめていた。

 

 花丸が首を傾げる中、ルビィが花丸の両胸を掴んだ。

 

 「ひゃんっ!?ちょ、ルビィちゃん!?」

 

 「・・・同じ一年生なのに、何でこうも違うんだろう」

 

 「そ、そんなこと言われても・・・んあっ!?」

 

 「希さん、ルビィもお願いします」

 

 「ルビィちゃん!?早まっちゃダメずら!?」

 

 目の死んだルビィを必死に止める花丸。

 

 その様子を見て、果南が首を傾げる。

 

 「何でそんなに胸を大きくしたいの?運動の邪魔になるし、あんまり大きくない方が良いんじゃ・・・」

 

 「余計なこと言うんじゃねえええええっ!」

 

 「ギャアアアアアッ!?」

 

 “檸檬●弾”をお見舞いし、果南を黙らせる。

 

 やれやれ・・・

 

 「鞠莉、そこのKYゴリラ回収しといて」

 

 「Yes,sir!」

 

 果南の足を持ち、引きずっていく鞠莉。

 

 これで平和が保たれたな・・・

 

 「・・・相変わらず賑やかですわね」

 

 「アハハ・・・」

 

 呆れるダイヤさんに、苦笑する曜。

 

 すると曜が、何かを思い出したような顔をする。

 

 「あっ、そうだ!今週の日曜日なんだけど、皆ヒマだったりする?」

 

 「日曜日?何かあるの?」

 

 「実は私がバイトしてる水族館で、人手が足りなくなっちゃったみたいでさぁ・・・一日だけで良いから、バイトしてくれる人を募集してるんだよね」

 

 困った表情の曜。

 

 そういえば曜は、水族館でバイトしてるんだっけ・・・

 

 「俺で良かったら行こうか?」

 

 「えっ、良いの?天くんは果南ちゃんのお店のバイトがあるんじゃ・・・」

 

 「あれ、辞めたって言わなかったっけ?」

 

 「えぇっ!?辞めたの!?」

 

 驚く曜。

 

 そう、俺はダイビングショップのアルバイトを辞めていた。

 

 果南のお父さんが本格的に仕事に復帰した為、人手が要らなくなったのだ。

 

 夏の間は繁忙期だったこともあり続けさせてもらっていたが、夏休みが終わるタイミングで正式に辞めたのだった。

 

 「全く、天ってばこういう時にかぎって遠慮するんだから」

 

 復活したらしい果南が、呆れた顔で俺を見る。

 

 「お父さんは『これからも続けてくれたら良い』って言ってたのに・・・」

 

 「西華さんや果南のサポートがあれば、どう見ても俺は要らないでしょ。余計なお金を払う必要は無いんだしさ」

 

 苦笑する俺。

 

 果南のお父さんも西華さんも、ずいぶん残念がってたっけなぁ・・・

 

 人手が足りなくなった時は、喜んで手伝いに来るとは言っておいたけども。

 

 「最後のアルバイトの日は、豪勢な夕飯をご馳走になった上に食材もいっぱいもらっちゃって・・・逆に申し訳なかったよ」

 

 「これまで天に助けられてきたんだもん。当然の報酬だよ」

 

 笑う果南。

 

 「これからも、ちょいちょいウチにご飯食べに来てね。お母さんが寂しがるから」

 

 「勿論。まぁそんなわけで、日曜日は空いてるから手伝いに行けるよ」

 

 「ありがとう!助かるよ!」

 

 そんなやり取りをしていると・・・

 

 「私も行くー!」

 

 「私も行きたいな」

 

 「ルビィも水族館行ってみたい!」

 

 「マルもお魚を・・・じゅるり」

 

 「食べられないからね?まぁ仕方ないから、ヨハネも手伝ってあげるわ」

 

 「ウチの店も日曜日はヒマだし、私も行こうかな」

 

 「面白そうだから全員で行きまショー!」

 

 皆が次々に手を上げる。

 

 いやいやいや・・・

 

 「流石に全員で行くのはご迷惑なのでは・・・」

 

 ダイヤさんが真っ当な意見を口にするが、曜が首を横に振る。

 

 「全然大丈夫です!人手が多い方が助かるって、館長も言ってますから!」

 

 「そうなのですか?それでしたら、私も参加させていただきますわね」

 

 「ありがとうございます!」

 

 曜の言葉で、全員参加が決まる。

 

 一方、唇を尖らせている希ちゃん。

 

 「むぅ・・・ウチも行きたいなぁ・・・」

 

 「いや、希ちゃんは社会人だからマズいんじゃ・・・」

 

 「じゃあお客さんとして、皆が働く姿を冷やかしに行こうかな」

 

 「冷やかしのお客様は入場禁止となっております」

 

 「おっぱい揉んでもええよ?」

 

 「一名様ご案内しまーす!」

 

 「方針転換早過ぎない!?」

 

 「フフッ、欲望に忠実な天くんがウチは大好きだよ?」

 

 曜のツッコミに、クスクス笑う希ちゃん。

 

 「働くことは出来ないけど、お邪魔して大丈夫かな?」

 

 「大歓迎です!館長にも伝えておきますね!」

 

 「水族館かぁ・・・楽しみだね、果南ちゃん!」

 

 「フフッ、ルビィちゃんったら嬉しそうだね」

 

 目を輝かせるルビィの頭を、クスクス笑いながら撫でる果南。

 

 「お魚食べたいずらぁ・・・じゅるり」

 

 「花丸はFishが食べたいの?それなら今度、マリーの家で夕飯食べる?シェフにリクエストしておくわ」

 

 「鞠莉ちゃん大好きずら!」

 

 鞠莉に抱きつく花丸。

 

 「果南ちゃん・・・鞠莉ちゃん・・・」

 

 それぞれの様子を見ていたダイヤさんが、何やら小さく呟いていた。

 

 「ダイヤさん?」

 

 「っ・・・な、何ですか天さん!?」

 

 「いや、何か様子がおかしいなって・・・どうかしました?」

 

 「な、何でもありませんわよ!?」

 

 「そうですか・・・?」

 

 「そうです!それより日曜日、楽しみですわね!」

 

 「えぇ、まぁ・・・」

 

 慌てて笑みを浮かべるダイヤさん。

 

 本当にどうしたんだろう・・・?

 

 「・・・何かおかしいよね、ダイヤ」

 

 柔軟体操に戻るダイヤさんの背中を見ていると、不意に果南が近付いてきた。

 

 「・・・果南もそう思う?」

 

 「うん、鞠莉も気付いててさ・・・後でそれとなく、探ってみようと思ってる。ここは私達に任せてもらって良いかな?」

 

 「・・・了解。頼んだよ」

 

 頷く俺なのだった。




どうも〜、ムッティです。

進撃の巨人、終わっちゃいましたね・・・

まぁ全然追えてなかったんですけど(´・ω・`)

しっかり追えてたのはアニメ二期までで、三期以降の内容はたまにチラ見してたくらいです。

原作なんて全然追えてないし・・・

ちなみに推しキャラはジャンです。

最初は『コイツ・・・』とか思ってましたけど、物語が進むにつれて『ジャアアアアアンッ!』って感じになってました(笑)

やっぱり最初からガッツリ読み直そうかしら。

さてさて、本編ではやはりダイヤさんの様子がおかしい模様・・・

果たしてどうなるのか・・・

それではまた次回!以上、ムッティでした!
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