皆可愛くてたまらん( ´∀`)
出来ればアニメ版のPVも見たいと思うのはワガママだろうか(´・ω・`)
《ダイヤ視点》
「ここにいたんですね、ダイヤさん」
「・・・希さんの仰った通り、本当に来ましたわね」
「ん?何か言いました?」
「いえ、こちらの話ですわ」
溜め息をつく私。
まさか本当に来て下さるとは・・・
「それより、よくここが分かりましたわね?」
「希ちゃんのことだから、風に当たれる眺めの良い場所に連れて行くだろうと思って」
「どうして分かりますの!?」
「それでダイヤさんのことをいじった挙句、カッコ良いこと言って立ち去ったんでしょう?『後は天くんと話してな』とか言って」
「エスパーですか!?」
「いや、カバンには入れませんけど」
「エスパー●東のことではありませんわよ!?」
ツッコミが止まらない私。
勘が鋭いなどというレベルではありませんわね・・・
「希ちゃんとは長い付き合いですから。それくらい分かりますよ」
「そ、そういうものですの・・・?」
それにしても、希さんのことを理解されすぎているような気が・・・
まぁ、これ以上は考えないことにしましょう・・・
「・・・座りましょうか」
「・・・えぇ」
お互いベンチに座り、海を眺める。
そういえば、あの時も・・・
「そういえば・・・前にもダイヤさんと、こうして海を眺めたことがありましたね」
「フフッ、ちょうど私も思い出していたところですわ」
スクールアイドル部に体験入部したルビィを追いかけて、淡島神社へ続く階段を上って・・・
その途中にあるベンチに座って、二人で夕陽に照らされる海を眺めて・・・
「あの時は、天さんに怒られてしまいましたわね。『言葉にしなくても分かるだなんて、そんなのはただの甘えだ』って」
「言いましたねぇ・・・先輩を相手に、ずいぶん偉そうなことを言ったもんです」
「ですが、そのおかげでルビィと向き合うことが出来ました。感謝してますわ」
微笑む私。
「あの時、天さんに初めて呼び捨てにされましたわね。タメ口も使われました」
「・・・ホントすいませんでした」
「フフッ、怒ってませんわよ」
申し訳なさそうにする天さんの頭を撫でる私。
「嬉しかったですわ。先輩や生徒会長としてではなく、黒澤ダイヤという一人の人間として見ていただけた気がして・・・」
「ダイヤさん・・・」
「今にして思えば・・・私が天さんに心を開いたのは、あの時からだったのかもしれませんわね」
自分では『いつの間にか』などと思っていましたが、思い返してみればちゃんとしたキッカケがあったのですね・・・
「本当に・・・天さんの仰る通りですわ」
「え・・・?」
「言葉にしなければ伝わらない・・・それなのに、言葉にすることもせずただウジウジして・・・これではダメですわ」
私は深呼吸で気持ちを落ち着かせると・・・
両手で勢いよく自分の頬を叩きました。
「ちょ、ダイヤさん!?何してるんですか!?」
「自分に喝を入れました。天さんには天晴れを差し上げますわ」
「どこの張●さん!?っていうか頬大丈夫ですか!?」
心配して下さる天さん。
私はそんな天さんの顔へ手を伸ばし、両頬に手を添えました。
「ダ、ダイヤさん・・・?」
「・・・ダイヤ」
「え・・・?」
「ダイヤ、と呼んで下さいな。敬語も不要ですわ」
それは私が、ずっと思っていたこと・・・
Aqoursメンバーの中で、私だけが天さんにさん付けと敬語を使われていて・・・
私も他の皆さんと同じが良いと、ずっと思っていたのです。
「・・・『ダイヤちゃん』じゃなくて良いんですか?」
「他の皆さんをちゃん付けで呼ぶなら、それでも良いですわよ?」
「今さらそれはないかなぁ・・・」
「でしたら、呼び捨てですわね」
クスクス笑う私。
天さんも苦笑し、一つ息をつくと・・・
「じゃあ、改めてよろしくね・・・ダイヤ」
「っ・・・」
顔が赤くなるのが、自分でもよく分かります。
少し気恥ずかしいですけれど・・・
それと同時に、嬉しさがこみ上げてきました。
「フフッ・・・こちらこそよろしくお願いしますわ、天さん」
「・・・天、で良いよ」
「え・・・?」
ポカンとする私。
天さんは悪戯っぽい笑みを浮かべています。
「あれ、俺だけ呼び捨てで呼ばせるつもりなの?」
「っ・・・」
そのセリフに、初めて天さんとお会いした日の記憶が蘇ってきました。
『これからよろしくお願いしますわね・・・天さん』
『よろしくお願いします、会長』
『ダイヤ、で結構ですわ』
『え・・・?』
『あら、私だけ名前で呼ばせるつもりですの?』
『・・・まさか。よろしくお願いします、ダイヤさん』
『よろしい』
どうやら、天さんに一本取られてしまったようですわね・・・
「・・・まさか。よろしくお願いしますわ、天」
「よろしい」
満足そうに笑う天。
「敬語も要らない・・・って言いたいけど、それがダイヤの素だもんね」
「えぇ。ですが、少々砕けた口調でも構いませんか?」
「勿論。遠慮しなくて良いからね」
天はそう言うとベンチから立ち上がり、私に手を差し伸べてきました。
「一緒に戻ろう?皆心配してるから」
「えぇ」
天の手を取り、ベンチから立ち上がる。
「皆さん、ちゃん付けで呼んで下さるでしょうか・・・」
「大丈夫だよ。まぁ善子は呼び捨てにしそうだけど」
「フフッ、確かに」
私は小さく笑うと、天の手をギュッと握りました。
「・・・しばらく、このままでも良いですか?」
「・・・勿論」
天は照れ臭そうに笑うと、私の手を引いて歩き出しました。
ドキドキしている一方、不思議と安心感もあって・・・
(・・・困りましたわね)
そんなことを思いながら、一人苦笑してしまいます。
(こうもハッキリと、自分の気持ちを自覚してしまったら・・・逃げられませんわ)
私は今、自分の中に芽生えた気持ちをハッキリと認識してしまいました。
『す、好きと言っても・・・こ、恋では無いというか・・・!』
『ふ~ん?』
『た、大切な方ではあるのですが・・・!』
『へ~?』
『あ、あくまでも仲間として・・・!』
『ほ~?』
『ニヤニヤするの止めていただけます!?』
先ほどの希さんとの会話を思い出します。
天に対しての『好き』は恋ではないと、そう思っていた・・・
いえ、そう思おうとしていた・・・
ですが・・・
(・・・認めざるを得ませんわね)
私は、天に・・・
家柄や立場に関係無く、黒澤ダイヤという一人の人間に向き合ってくれるこの人に・・・
こんな私を大切にして下さる、この殿方に・・・
惚れてしまったのだと。
(これが恋、ですか・・・)
これ以上無いほど胸がドキドキしているのに、天の手から伝わる温もりに幸せを感じてしまいます。
表情が緩んでしまいそうになるのを必死で堪えながらも、天の手を離すまいとしっかり握り直す私なのでした。
エンダアアアアアイヤアアアアア!!!!!
いや、結ばれたわけではないですけど(´・ω・`)
どうも〜、ムッティです。
遂に天とダイヤさんが、お互いを呼び捨てにするようになりました!
そしてダイヤさんは、天への恋心を自覚・・・
梨子ちゃん・鞠莉ちゃんに続いて三人目ですね!
果たしてヒロインレースの行方やいかに・・・
っていうか、凄く今さらなんですけど・・・
自分、今までずっとダイヤ『さん』呼びでしたね(´・ω・`)
何かダイヤさんだけ年上のお姉さん感がハンパなくて・・・
これを機にダイヤ『ちゃん』呼びにしたいと思います(本当に今さら)
恐らく次の話でダイヤちゃん回は終了かな?
多分その前に、善子ちゃんの誕生日回を挟むと思います。
・・・間に合うと良いなぁ←
それではまた次回!以上、ムッティでした!