孤島鎮守府の奮闘   作:画面の向こうに行きたい

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皆さまあけましておめでとうございます。今年も画面をよろしくお願いします。


・・・もう2月やん!

すみません。職場環境が激変しまして、あまり執筆時間が取れず、遅くなりました。マジすみません。

尚、先月、「孤島鎮守府の奮闘」は一周年を迎えました。
これからも拙くはありますが、一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いします。

今回は朝潮ちゃん視点のお話です。


朝潮ちゃんの鎮守府事情

おはようございます。朝潮型駆逐艦一番艦、朝潮です。

私は過日、海の上を漂っていたところ、拾われて、孤島鎮守府に配属になりました。

 

鎮守府のみなさんとは挨拶をしたのですが、特に司令官とはお忙しいのか、まだひととなりがわかりません。怖い人ではなさそうですが・・・

 

あれ?

 

グラウンドを走っているのは島風さんですね。そうだ!島風さんに司令官のひととなりを聞いてみましょう!

 

 

「し、島風さん」

 

私が来るまでずっと走っていたのに、ペースが落ちていません。ついていくので精一杯です。

 

「あの、司令官ってどんな人なんですか?」

 

島風さんは走りながら、

 

「提督?いい人だよ?私が速いの認めてくれるし。もうすこし、速かったらもっといいと思うけどさ」

 

な、なるほど。

 

「ハァ、ハァ、ハァ」

 

 

とうとうついていけなくなりました。

島風さんはまだ走っています。毎日こんなに訓練されているなんて!この朝潮も見習わないと!

 

 

それはそれとして、汗をかいてしまいました。朝食の前に汗を流しておきましょう。

 

大浴場には先客がいました。望月さんですね。彼女にも司令官のひととなりを聞いてみます。

 

「あの、望月さん、司令官ってどんな人なんでしょうか?」

 

「ん?あぁ朝潮か。おはおは。何、司令官?」

 

望月さんは少し考えた後に、

 

「まぁいいヤツなんじゃない?みんなのことをちゃんと気にしているし、権力をタテに威張り散らしたりしないしね」

 

「な、なるほど」

 

「あーでも」

 

「司令官はセクハラしてくるから気をつけてね」

 

えー!

 

どどど、どうしましょう。セクハラはいけません。でも、上官の命令は絶対ですし。

 

「望月の言ってることはあまりアテにしないほうがいいよ」

 

 

 

入り口から声がしました。時雨さんです。

 

あのおっぱいはほんとうに同じ駆逐艦なのでしょうか?

 

「提督の望月への接し方はコミュニケーションの一環だから気にしなくていいよ」

 

「そうなのですか?」

 

何食べたらあんなにおっきくなるのでしょう?

 

「提督は望月には気安く話しかけるからね」

 

それよりも時雨さんにも聞いてみましょう!

 

「あのあの、時雨さんは司令官をどう思っていますか?」

 

「頑張っていると思うよ。辺鄙な島に送られて大きな鎮守府とは勝手が違うのに。夜遅くまで仕事している時もあるみたいだしね。でも」

 

そこまで言った時雨さんの表情に影が落ちた。

 

「ボクがいるのに提督ったらほかの娘ばかり可愛がって。気の多い浮気者だから・・・ぶつぶつ」

 

えー!これはいわゆる、ひるどら。ってヤツなんじゃ!はわわ!この朝潮にはまだ早すぎるんじゃ。でも興味あります。

しかし、望月さんが

 

「あー、時雨のコレはビョーキみたいなモノだから気にしなくていいよ。時雨は司令官のコト好きすぎるからね」

 

よかったです。時雨さんと司令官は恋人さんではなかったのですね。それはそれとして、私はこの鎮守府でやっていけるのでしょうか?

 

 

着替えて食堂に向かいます。今日の朝食当番は雷さんです。

炊きたてのごはんに豆腐とわかめの味噌汁。ほうれん草のお浸しにアジの塩焼き、お漬物。

私が朝食当番の時、同じくらいのメニューを用意できるでしょうか?

雷さんにも聞いてみましょう。

 

「雷さん、司令官についてなんですが・・・」

 

「司令官は頑張りすぎ。もーっと私に頼ってくれてもいいのに!」

 

なるほど。司令官が頑張りすぎて倒れたりしないように気をつけましょう!

 

「朝起きなくてもいいし、ごはんだって雷がアーンって食べさせてあげるし。むしろ、お仕事しなくても雷が養ってあげるのに!」

 

いえ、それは人としてダメダメなのでは?

 

 

 

少し食べ過ぎてしまいました。この調子では太ってしまいそうです。おっぱいが大きくなればいいのですが。

 

花札をする漣さんと曙さんがいます。お話を聞いてみましょう。

 

「赤タンで私の勝ちね」

 

「むきぃ!猪鹿蝶が!」

 

「アンタはいつも大物手ばかり狙い過ぎなのよ」

 

「あ、あの!」

 

「あら、朝潮じゃない。どうしたの?」

 

「あの、司令官についてお伺いしたいのですが」

 

「ご主人様?」

 

漣さんは曙さんの方をチラッと見た気がします。

 

「秘書艦になったら夜のお勤めは大変よ?」

 

よ、夜のお勤めですか!あわわ!えっちなのはいけないと思います。でもちょっと興味あります。

 

「この前も夜遅くまで大変でさー。私が、疲れた寝たい。って言っても、激しく寝かせてくれなくてさー」

 

あわわ。

 

「ち、ちょっとアンタ、クソ提督と一体何してるのよ!」

 

曙さんが真っ赤な顔をして漣さんに詰め寄ります

 

「何って、格ゲーだけど?」

 

かく、げー?

 

「あれー?ぼのたんは何を想像したのかなー?このムッツリー」

 

曙さんは呆れた表情で呟きます。

 

「あんまり朝潮をからかったらダメよ」

 

そうですよね。そんなコトあるわけありませんよね。ちょっと残念かもしれません。

 

「ご主人様のコトなら私よりぼのタンの方が詳しいよ?」

 

そうなのですか?

 

「ぼのタンはご主人様のコトだーい好きだからねぇ」

 

「はぁ?べ、別にアイツのコトなんて好きでも何でもないわよ!」

 

「そうなの?」

 

「そうよ!そりゃ、ちょっとかっこいいし、優しいところもあるけど、朝はちゃんと起きられないし、脱いだシャツは裏返しのままだし、部屋も散らかしっぱなしだし。大体アイツは、デリカシーのないトーヘンボクなのよ!!」

 

「ね?」

 

漣さんがウインクします。

なるほど。曙さんは司令官のことが大好きなのですね。この朝潮にもわかります。

 

・・・本当に私、この鎮守府でやっていけるのでしょうか?

 

 

「ぽーい。ぽーい。ぽーい!」

 

夕立さんがお散歩してます。

 

「あの、夕立さん」

 

「ぽい?朝潮ちゃんもお散歩するっぽい?」

 

「いえ、あの、司令官についてお聞きたいのですが」

 

「提督さん?いい人っぽい。夕立と遊んでくれるし、お菓子もくれるっぽい」

 

夕立さんは歩きながら話します。この朝潮もついてゆきます。

 

「みんな提督さんが大好きっぽい。朝潮ちゃんもきっと好きになると思うっぽい」

 

それは朝潮も思いました。みなさん司令官のコトが大好きなんですね。

 

「それよりも、夕立、朝潮ちゃんが来てくれて、とっても嬉しいっぽい!末っ子みたいなモノだから、妹が出来たみたいな」

 

え?夕立さん末っ子なのですか?が時雨さんと同じくらいおっぱいが大きいのに?

 

「長女が時雨ちゃん、次女が曙ちゃん、三女が漣ちゃん、四女が望月ちゃん、五女が島風ちゃん、六女が雷ちゃん、七女が夕立っぽい!」

 

「あの、それはこの鎮守府に着任した順番なのですか?」

 

「うーん?まぁ、一緒に生活してたらわかるっぽい」

 

しかし、夕立さんはどこに向かっているのでしょうか?

 

「着いたっぽい」

 

ここは食堂ですね。夕立さんごはんまだだったのでしょうか?

 

「ほらほら、今日は朝潮ちゃんが主役っぽい!」

 

え?何なのでしょうか?

 

パパパパパン!!

 

「「「朝潮、孤島鎮守府へようこそ!」」」

 

みなさん集まってクラッカーを鳴らしています。

夕立さんに引っ張られてテーブルの端、お誕生日席に座らされます。

 

「はい。朝潮、いっぱい食べてね」

 

はわわ。滅多に食べられないケーキまであります!

 

「い、いただきます!」

 

口いっぱいに広がるクリームの甘さ!はう〜!幸せですぅ!

 

私この鎮守府が大好きですー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「倉野くんちのふたご事情」

キューブの作品。

例の友人が、「髪の色素薄い双子の妹」という説明を読んで興味深々だったのに、実際は「双子の姉」の誤植だったことにおにおこだったゲーム。

内容は面白いんですよ?



さて次回は、

人生の夏休み、大学生活!
もしも、キャンパスライフに鎮守府のみんながいたら、

次回、

「CAMPUS」

ソコんとこヨロシク!

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