孤島鎮守府の奮闘   作:画面の向こうに行きたい

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今年もやって参りました。
一応毎年更新している孤島鎮守府のお時間です。

劇場版コ○ンみたいに年1のお楽しみみたいな?

なら劇場版のボリュームを寄越せと言わないでくださいね。

今回は天体観測です。



見上げてごらん夜空の星を

『続いて天気予報です。今夜から明日にかけて全国的に晴れる見込みです。今夜は星空が綺麗に見られる所が多いでしょう」

 

ガチャ

 

天気予報のラジオを切った。

今日はみんなで天体観測をするのに絶好のチャンスだった。

 

「提督ー。まだー?」

 

島風があちこち走りながらはしゃいでいる。

 

「しれぇ、望遠鏡の準備できました」

 

「星がよく見えるよ提督」

 

時雨と雪風が望遠鏡の準備をしてくれた。

 

「もっちー。重い」

 

「邪魔だからさっさと退きなさい」

 

漣と曙がシートを広げているが、望月がさっそく寝転がっているようだ。

 

「寝心地のチェックだよ」

 

「楽しみっぽい」

 

夕立も待ちきれないようだ。

 

奥では雷と朝潮が夜食の準備をしていた。

 

 

「アレがこと座のベガ。アレが白鳥座のデネブ。向こうが鷲座のアルタイルでこの3つを結ぶと夏の大三角です」

 

雪風が星座の説明をしている。

 

「織姫と彦星。ボクと提督の星だね」

 

時雨のいつもの冗談をみんな聞かなかったフリをしていたのだが、

 

「つまり時雨は年に1度しか司令官に会えなくてもいいんだ?」

 

「なっ!」

 

望月に茶々を入れられて、時雨は怒りと羞恥心で顔を真っ赤にしながら、

 

「望月!」

 

「わー」

 

望月を追い回した。

そんな2人を放っておいて、夕立が、

 

「ねぇねぇ提督さん。あの、お星様がぐるーって円を描く写真って撮れるっぽい?」

 

と聞いてきた。その質問に雪風が代わりに答えてくれた。

 

「この鎮守府にはカメラがありませんので撮れません。本当は望遠鏡も安いモノではないんですけどぉ、海軍では、天文学って必ず覚えないといけませんからねぇ。ですよね?し、れ、え?」

 

「ああ。うん」

 

みんなで天体観測をしていると、奥から声がした。

 

 

「みんなー。豚汁出来たわよー」

 

「おにぎりもあります」

 

雷と朝潮の声にみんなが集まる。

 

「みんなで素敵な豚汁パーティしましょう」

 

「お腹すいたー」

 

「こんな時間にあんまり食べると太るわよ」

 

「ぼのたんはいらないの?」

 

「食べるに決まっているでしょ!」

 

「おにぎりの具はなんですかぁ?」

 

「塩むすびですよ」

 

ワイワイ

 

「あ、流れ星」

 

雪風のその一言にみんなが豚汁から目を離して星空を見上げた。

 

「どこですか雪風さん?」

 

「もう消えちゃいましたよ」

 

「流石、流れ星!消えちゃうのも早ーい」

 

「まぁ、また見られるからさ」

 

「ボクも見たよ」

 

「くっ。この幸運艦どもめ」

 

「夕立も見たかったっぽい」

 

「司令官がダメ人間になりますように。司令官がダメ人間になりますように。司令官がダメ人間になりますように」

 

「ちょっと怖いわよ雷」

 

そんな星の綺麗な夜だった。

 

雷のお願いは聞かなかったことにしよう。

 




「見上げてごらん夜空の星を」

プルトップのゲーム。

ヒロインの1人が「ころな」ちゃん。

疫病前のゲームですし、ヒロインが天体関係の名前なので、太陽のコロナからきているのですが・・・

ファンディスクで攻略できる後輩がかわいい。

ひなみんサイコー。
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