孤島鎮守府の奮闘   作:画面の向こうに行きたい

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皆様大変お待たせしました。

予告していた「ハイスピードゼカマシ」を投稿します。

お待たせしてしまったので、今回はシャワーシーンの描写があります。

お楽しみに!


ハイスピードゼカマシ

まだ太陽も顔を出さないヒトヨンマルマル。オレも後少しの起床時間まで安らかな眠りを貪っていた。しかし、

 

パパラパッパパー♪

 

室内に響き渡る起床ラッパ!反射的に飛び起きる。そこにはラッパを持った島風が立っていた。

 

「提督、朝ですよー!」

 

「まだ夜明け前じゃないか」

 

「だから誰よりも早く起きれますよ。早起きすること島風の如しです」

 

寝ぼけた頭で何故こんなことになっているのかを考えていた。

 

昨夜

 

「島風、明日はキミ一人で秘書艦をしなければならないけど大丈夫かい?」

 

日頃から秘書艦をすることが多い時雨が心配している。

 

「まぁ、私たちが遠征に行っている間だけだし、そもそも島風の艤装が壊れちゃったから仕方ないでしょ?」

 

昼の遠征中、スピードを出し過ぎた島風は敵艦に体当たりするような形でぶつかってしまい、艤装が壊れてしまった。現在、妖精さん達によって急ピッチで進められている。

 

「大丈夫!島風がビューンと秘書艦を務めてみせるから!」

 

「本当に大丈夫かなぁ?」

 

 

そういえば、今日の秘書艦は島風だったな。ようやく働き出したアタマが思い出した。

 

「さあ、早く起きて、朝のランニングがありますよー。」

 

早朝からランニングかよ!

 

「誰よりも速くなるためには努力は欠かせません!」

 

運動着に着替え、寝癖のままランニングする羽目になった。

 

 

「ふぅ、いい汗かきましたね!シャワー浴びて朝食の準備をしてくるので、提督もシャワー浴びてきてください」

 

 

SIDE島風

 

皆さまお楽しみのシャワーシーン!

大人の事情で肝心なところが湯気で隠れてはいるものの、生まれたままの姿を晒す島風。

 

シャー

ワシャワシャ

シャー

 

終わり。

シャワーも島風の如く速かった

 

SIDE OUT

 

シャワーを浴びて、司令室に戻ると、島風がもう朝食の準備が出来ていた。

 

「もう、提督おっそーい!」

 

テーブルの上には、インスタントコーヒーとコーンスープ、トーストが用意してある。鎮守府での朝食は和食が多いので珍しい。

 

「美味そうだな」

 

「いただきます」

 

 

すぐに朝食を食べ終え、遠征に行ったみんなを見送った後、午前中の仕事に取り掛かる。島風も真面目に手伝ってくれる。

 

「できたー!」

 

書類仕事を始めてから1時間。かなりの速さだ!島風って実はものすごく優秀なのか?

 

「見せてくれ」

 

書類を確認すると、島風の速さの秘密がわかった。

 

「島風、ここ、計算が間違ってる。こっちは書くところがズレている。この書類はハンコ押してない。それからここの記入欄が空白だ」

 

島風は速さを優先するあまり、ミスを連発していた。

 

「島風。どれだけ速くても、ミスが多かったら二度手間になって余計に時間がかかる。本当の速さには正確さも必要なんだ」

 

「本当の速さには正確さも必要。分かりました!確実にもっと速くなります!」

 

その後、島風の処理した書類にはミスがほとんどなくなった。

 

 

「提督、お昼ごはんにしませんか?」

 

島風はお盆を持って声かけてきた。

しかし、お盆に乗っているのは緑のためきだった。

 

「ほら、早く食べないと伸びちゃいますよ」

 

ま、まぁたまにはこんな昼食でもいいか。

 

「ひょっとして赤いけつねの方が良かったですか?でも、ためきの方が早いですよ!」

 

そういう問題じゃない!

 

 

昼食の後、残っていた仕事を片付けると、後は自由だ。島風はちゃんと確認して、ミスを減らす努力をしてくれた。

 

 

その後、島風には処理できない書類を片付けて、オヤツを島風と食べようと鎮守府内を探している。

 

「島風はどこに行ったんだ?」

 

廊下を歩くと、オレの私室のドアが開いていた。

おかしいな?出る時に閉めたハズなのに。

ドアを開けると、ベッドの上で連装砲ちゃんに囲まれるように眠っている島風がいた。

 

スヤ〜

 

寝顔がとても可愛いらしく、普段の速さバカとは思えなかった。早朝から色々頑張ってくれたからな。

 

おやすみ島風。

 

 

 

「お腹すいてきましたね。おゆはんにしましょう!」

 

島風が勢いよく手を挙げた。

 

「ノーマルとシーフードと塩どれにします?」

 

いかん!このチョイスはカップメードルだ!立て続けにカップ麺は勘弁して欲しい!

 

「島風、夕食はラーメン以外がいいな」

 

「とん兵衛にします?」

 

また蕎麦?何かほかの物にしないと!

 

「か、カレーはどうだ?」

 

カレーならおそらく島風でも作れるハズだ。

 

「カレーですか・・・そうですね。カレーにしましょう!」

 

そう言い残して、島風は厨房に向かった。

 

 

コンコン

 

やけに早いな?カレー作りでわからないことでもあるのだろうか?

 

「できた〜!」

 

早!

まだ10分くらいしかたってないぞ?

・・・まさか

 

「いただきます」

 

一口食べてみる。ご飯はおそらく、カトウのご飯。ルーはレトルト、ポンカレー!

 

「早くて美味しいねー!提督?」

 

満面の笑み。島風には悪気は無いけど・・・

オレは思わずorzのポーズを取った。

 

「???」

 

作ってもらって贅沢なのはわかってる。けど、カップ麺にポンカレーはあんまりだ!

ただ、ポンカレーに罪はないので一応完食した。

 

 

「ただいま〜!」

 

時雨達、遠征組が帰って来た。

 

「時雨以下5名。無事帰還しました。損害は、曙・漣・夕立が小破。以上です。戦果はこちらに記載してあります」

 

時雨が代表して、報告する。

 

「ご苦労。損害を受けた娘はすぐに入渠して来なさい。補給が終わったら他の娘は解散」

 

「は!」

 

時雨は敬礼して退室しようとすると、

 

バタン!

雷がすごい表情でノックもしないで入って来た。アレ?何かしたっけ?

 

「島風!何よコレ!」

 

雷の手には、昼食のためきのカップと夕食のカトウのご飯の箱、ポンカレーの袋が入ってるゴミ袋があった。

 

「今日のお昼とおゆはんだよ?分別それであってるよね?」

 

島風の疑問は的外れだったらしく、雷はそのまま、

 

「そうじゃなくて、こんなものばっかり食べさせてたら、司令官がビョーキになっちゃうでしょう!」

 

「でも速いよ?」

 

「そういう問題じゃない!」

 

雷は怒りが天元突破したのか、

 

「もう!島風には任せておけない!明日は私が秘書艦になる!」

 




「ハイスピードジーニアス」

ウィンドミルオアシスのゲーム

作者未プレイ

昔、友人から、
「超高速の天才ってどんな内容だよ」
と聞かれたことがある。誰か知っている方教えてください。

後、シャワーシーンはちゃんとあったでしょう?

さて、次回は、梅雨真っ只中ということで、梅雨閑話をお送りします。

次回、

「あめのみそらに」

そこんとこヨロシク!
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