速さを追及したいのでゲーム内最速を目指します。   作:黒三葉サンダー

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久しぶりにこっち書くわ(真顔)

いやーアニメが始まった影響か、サンダー以外にも続々と二次が増えてきて嬉しい限りです。二次創作がこの作品だけだった頃が懐かシージ……

そして長期放置されていたにも関わらずお気に入りが増え、なおかつ評価ついてたので期待に応えたいと思っとります(応えるとは言ってない)

え?他の作品と比べてサンダーが大人しい?それが黒三葉サンダー的キャラということです。この作品の前書き後書きは実際謙虚である。

と言うわけで初投稿です。


敏捷特化と防御特化

ノノが耳を澄ますと、馴染みのある声が空に響いた。

 

『兎さぁぁぁぁぁぁぁん!!』

 

「……ん!」

(この声は、楓ちゃん!楓ちゃんの声だ!)

 

それが幼馴染みの声であると理解した瞬間、ノノの表情は目に見えて明るくなり、声のした方向へと夢中で駆け出した。

進行方向には雑木林が広がっているが、先程まで木々をアスレチックのようにして遊んでいたノノにとってそれらは何の障害にもなり得なかった。

 

『スキル【八艘跳び】を取得しました』

 

システムボイスがスキル取得の旨を伝えているが、それを確認することもせず器用に枝を利用して跳び移っていくノノ。何やら今までより体が軽く感じられるが、ノノの心境はそれどころではなかった。

 

「……!」

『楓ちゃん!早く会いたい!』

 

たった数時間とは言え、人見知りが激しいノノにとって顔見知りがいないという時間は何よりも恐ろしいものだ。そんな孤立無援状態で漸く幼馴染みに会えるのだ。

ノノが急いで向かってしまうのも仕方ない。

 

 

 

───────

─────

───

 

 

 

本条楓ことメイプルは現在悲しみに暮れていた。

痛いのは嫌だからという理由で気軽にVITへポイントを極振りした彼女は、偶然にもノノが近くにいる森へとやってきていたのだが、そこで事は起きた。

 

てくてくと亀のような速度で歩くメイプルの前に立ち塞がったのが角の生えた兎、ノノが倒したあの兎と同種である。

兎は勇猛果敢にメイプルへと跳び掛かっていくが、防御力が自慢の大楯装備かつVITへと極振りされたメイプルのステータスの頑強さに敵う筈もなく、何度体当たりを繰り返しても反射ダメージを食らうだけだった。

 

メイプルも初めは兎からの攻撃に驚き反応出来ず、諸に体当たりを食らったものの痛みもなくノーダメージであることに気付くと、兎が反射ダメージを食らっているとも知らずに兎とじゃれている気分になっていたのだ。

 

その結果、メイプルが取得したスキルを確認している間に兎が反射ダメージによって倒れ、それに気付いたメイプルの悲鳴が響いたのだ。そのお陰でノノがメイプルが近くにいると気付くことが出来たのが幸いだろう。

 

「うぅ……兎さん……どうして……」

 

「かえ、で……!」

 

「うぇ!?」

 

膝をついて項垂れるメイプルが声の方へと顔を上げると、メイプルに向かってノノが木の上から跳び降り、メイプルへひしっ!と抱きついた。

跳び降りるのを見たメイプルは咄嗟にノノを受け止めることに成功していた。

 

「かえで……!かえで……!」

(うぅ!良かった!ほんとに楓ちゃんだ!)

 

「わわっ!?のどか?のどかだよね?って何で泣いてるの!?」

 

孤独から解放されたノノはあまりの安心感から涙がポロポロと溢れ、メイプルはアワアワと混乱するしかなかったのだった。

 

 

 




とりあえず久しぶりなんでここまでにしとくかんな!
待て次回!
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