ご~るでん☆れとりば~ず!   作:カール・ロビンソン

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4・G41はいけないことを思いついてしまいました(その2)

 突然ですが、G41はいけないことを思いついてしまいました!

 

 G41はご主人様に誓約して貰いたいです。

 でも、ご主人様は借金があるから、と誓約してくれません。

 

 ご主人様の借金はとっても多いですが、カリーナさんに聞いたら一年前の事件と、ここ最近起きた二つの事件の特別報奨で半額ぐらいを返せているそうです。後、幾らか事件が起きたら返済できると思います。

 なので、G41は作戦を立てて、ご主人様に誓約して貰おうと考えています。とにかく、ご主人様に誓約するって言って貰いたいのです。

 

 もちろん、ご主人様を引っかけるのは悪いことです。

 でも、ご主人様は戦場においては策にかかるやつが悪い、騙されるやつが悪い、と言ってました。そして、恋は戦争と言います。なので、ご主人様は引っかけても怒らない、と思います。

 

 というわけで、早速G41はご主人様の所に行きます。幸い、ご主人様は一人で座ってお茶を飲んでいました。仕事が一段落したみたいです。そして、一〇〇式(モモ)ちゃんはお使いに出ているみたいです。チャンスです。

 

 というわけで、早速作戦を開始します。

 

 まず、G41はご主人様のところに走って行きました。

 

「ご主人様~」

 

「おお、G41! おいでおいで!」

 

 G41を見るなり、ご主人様は手招きをして迎えてくれました。作戦の第一段階は成功です!

 

「ご主人様! まず、褒めて!」

 

 作戦は第二段階に入りました。まず、G41はご主人様に褒めの言葉をおねだりします。

 

「ああ。G41は今日も可愛いな」

 

 ご主人様はいつものように褒めてくれます。作戦の経過は順調です。

 

「頭撫でて!」

 

 次になでなでをおねだりします。耳を寝かせて頭を差し出してみます。

 

「ああ。よしよし」

 

 ご主人様はG41の頭を優しくなでてくれます。気持ちいいです。G41は幸せです。

 でも、作戦を忘れてはいけません。ここからが肝心なのです。

 

「ご主人様、超褒めて?」

 

 G41はおねだりをグレードアップさせます。これが作戦の内容です。

 おねだりをグレードアップさせて、最後に誓約して? っておねだりすることで、なし崩し的にうんって言って貰うことです。名付けて、雪だるま作戦です!

 

「ああ。G41は本当に可愛いな。お前は俺の天使だ。宝物だ」

 

 ご主人様はG41を超褒めてくれました。嬉しいです。

 ご主人様は順調に作戦に引っかかってくれています。ご主人様は数多くの敵を作戦で引っかけて倒してきました。その凄いご主人様が作戦にかかってくれています。一生懸命考えた甲斐がありました! えっへん!

 

「ご主人様、超撫でて?」

 

 G41は勢いに任せてそう言いました。

 

「おお! よ~しよしよしよし!!」

 

 ご主人様はG41の頭を抱えてわしゃわしゃしてくれました。超嬉しいです。

 G41は幸せいっぱいです。これ以上の要求はないので、いよいよG41は作戦の締めにかかります!

 

「ご主人様、誓約して?」

 

 G41はご主人様を見上げてそう言いました。ここまで来たら作戦はきっと上手く行く、と思いました。

 

「こら、G41!」

 

 でも、ご主人様はそう言ってG41の頭をぺちっとしました。

 とっても優しいぺちっだったので痛くはないです。でも、作戦は失敗でした。

 G41は少し残念でしたが、でもしょうがないと思いました。ご主人様は賢いので、G41の作戦を見抜いてしまったのです。もっと上手に作戦を練らないといけません。

 

「全く、借金を返し終えるまで無理だって言ってるだろ?」

 

「でも、G41はご主人様に誓約して貰いたいです」

 

 G41はご主人様に正直に言います。G41はご主人様とずっと一緒がいいです。だから、誓約して欲しいです。

 

「まあ、それはもう少し待つんだ。代わりによしよししてやるから」

 

 そう言って、ご主人様は椅子に座って膝をパンパンします。お膝の許可が出ました。G41は喜び勇んでご主人様のお膝の上に座ります。

 

 ふと、G41は思いつきました。今日もご主人様はミミをはむっとしてくるかもしれません。なので、最初に言っておくことにします。

 

「ご主人様? ミミをはむっとしないでね?」

 

「ああ。G41が嫌だというならやらないよ?」

 

 ご主人様がそう言ってくれたのでG41は安心してご主人様のお膝を満喫します。幸せです。

 

「G41、なでなでしていいか?」

 

「はい、ご主人様!」

 

 ご主人様の言葉にG41は喜んで頷きます。ご主人様になでなでしてもらうと幸せだからです。

 ご主人様はG41の頭をなでなでしてくれます。気持ちいいです。G41は幸せ100%です。

 

「G41、ゴロゴロしていいか?」

 

「はい、ご主人様!」

 

 ご主人様の言葉にG41は喜んで頷きます。ご主人様にゴロゴロしてもらうと幸せだからです。

 ご主人様はG41の喉を撫でてくれます。とても気持ちいいので、ゴロゴロと喉を鳴らしてしまいます。G41は幸せ120%です。

 

「G41、はむはむしていいか?」

 

「はい、ご主人様!」

 

 ご主人様の言葉にG41は喜んで頷きます。ご主人様にはむはむしてもらうと… あれ?

 次の瞬間、G41の背筋に電流が走るような感覚がしました。

 

「うわぁ!」

 

 G41は驚いて素っ頓狂な声を上げてしまいます。

 

「ご主人様? はむってしないでって言ったのに…」

 

「いや、はいって言うから嫌じゃなくなったのかと思ってな」

 

 膨れるG41に、ご主人様はしれっとそう言います。確かに、ご主人様は嫌ならやめる、と言ってました。そして、G41はあまりよく分からないうちにはいって言ってしまいました。

 なんと、G41はご主人様の作戦に引っかかってしまいました! 流石ご主人様です!

 

 というわけで、G41はご主人様に負けてしまいました。

 でも、ご主人様にたっぷり甘えられたのでとっても幸せでした。なので、作戦は部分的成功でした! まる。

 


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