ご~るでん☆れとりば~ず!   作:カール・ロビンソン

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6・はたらくG41(その2)

 今日はみんなで巡回任務の日です。メンバーは私とFALさん。それにSOPMODちゃんとステンちゃんとスコーピオンちゃんです。

 一〇〇式隊所属の私とAR小隊所属のSOPMODちゃんは普段巡回任務には出ないのですが、最近事件がなさ過ぎてつまんないので出させてもらうことにしました。FALさんは引率です。

 

 ダミードールを引き連れて、無事帰還です。みんな傷一つありません。戦闘はなかったからです。鉄血は最近本当に勢力を減退させています。巡回に出ても、雑魚さえ出てきません。SOPMODちゃんはつまらなさそうです。

 でも、G41は久しぶりのお外で楽しかったです。ステンちゃんやスコーピオンちゃんも最近は後方任務ばっかりだったのでお外は楽しかったようです。やっぱり散歩は大事だと思います。

 

「みんな、お帰りなさい」

 

 副官の一〇〇式(モモ)ちゃんが玄関までお迎えに来てくれました。

 

「あ、一〇〇式(モモ)ちゃんだー!」

 

 SOPMODちゃんが嬉しそうに言います。G41も嬉しいです。二人とも一〇〇式(モモ)ちゃんが大好きだからです。

 

「「一〇〇式(モモ)ちゃ~ん!!」」

 

 嬉しかったので二人で突撃しました。その後ろをダミードール×8が追従します。

 

「「一〇〇式(モモ)ちゃん~」」

 

 そして、二人×5で一〇〇式(モモ)ちゃんをもみくちゃにします。舐めたり、スリスリしたり、髪を弄ったり、無駄に上着を脱がしたりします。

 

「あ、あの… G41ちゃん? SOPMODちゃん?」

 

 一〇〇式(モモ)ちゃんが戸惑うように言いますが、G41達は止まりません。一〇〇式(モモ)ちゃんが大好きだからです。もちろん、一〇〇式(モモ)ちゃんを虐めているわけじゃありません。じゃれているだけです。

 

一〇〇式(モモ)ちゃん~」

 

 G41は遠慮なく一〇〇式(モモ)ちゃんのほっぺを舐めまくります。一〇〇式(モモ)ちゃんのほっぺはぷっくりしてて気持ちいいです。それに、桃ちゃんと名前が似ているせいなのか、なんだか甘い気がするからです。

 

「こら、そこまでにしなさい二人とも」

 

 FALさんがそう言うと、G41とSOPMODちゃんはすぐに一〇〇式(モモ)ちゃんから離れます。一〇〇式(モモ)ちゃんは怒らないですが、FALさんが怒るとげんこつされます。

 げんこつは痛いので嫌です。なので、FALさんに怒られないようにしないといけません。

 

「FALさん…」

 

一〇〇式(モモ)、嫌なら嫌って言いなさい。この二人、悪気はないけど遠慮も際限もないんだから」

 

 FALさんはSOPMODちゃんのダミーから上着を取り返して、一〇〇式(モモ)ちゃんに着せてあげながら言います。

 FALさんの言葉に、G41とSOPMODちゃんはしゅんとします。もしかして、一〇〇式(モモ)ちゃんに嫌われてしまったのでしょうか?

 

「いいえ、FALさん。嫌じゃないですよ。…二人とも大切な友達ですから」

 

 一〇〇式(モモ)ちゃんの言葉にG41達は笑顔になりました。嬉しかったのでもう一度じゃれに行きたかったですが、FALさんに睨まれたので止めておきます。

 

「みんな、おかえり」

 

 しばらくすると、ご主人様も来てくれました。G41とSOPMODちゃんは喜色満面です。

 あまりにも嬉しかったので、二人でご主人様に突撃しました。その後ろをダミードール×8が追従します。

 

「ご主人様~!」

 

「しきか~ん!」

 

「おっ、二人共ご苦労だったな!」

 

 突撃する二人×5をご主人様は両手を広げて迎えてくれます。さすがご主人様です!

 

「ご主人様~、全員の頭撫でて~」

 

「指揮官、だっこ~」

 

 G41&SOPMODちゃん×5はご主人様を遠慮なくもみくちゃにします。でも、ご主人様は、

 

「ははははは、こぉいつぅ~」

 

 とっても幸せそうでした。流石ご主人様です。

 

 ふと見ると、ステンちゃんが何だか羨ましそうにこっちを見ています。ステンちゃんもご主人様が大好きだからだと思います。G41とSOPMODちゃんに遠慮して来ないのだと思います。

 

「ステンちゃん! 一緒にあまあましよ!」

 

 なので、G41はステンちゃんを呼びました。ご主人様は凄い人なので全員でもみくちゃにしても大丈夫です。なので、ステンちゃんも一緒がいい、と思いました。G41にとってステンちゃんもお友達だからです。

 

「…うん、ステン-MKⅡ、行きます!」

 

「…じゃあ、私も行こうかな」

 

 ステンちゃんだけでなく、スコーピオンちゃんもご主人様にあまあまするみたいです。ご主人様は何だかとんでもないことになっていますが、幸せそうです。なので、遠慮しなくていいと思います。

 

「はい、みんなそこまで」

 

 でも、FALさんから待ったがかかって、みんな動きを止めました。G41とSOPMODちゃんも離れます。

 FALさんの口調は怒ってそうじゃないですが、言うことを聞かないとげんこつされてしまいます。FALさんを怒らせないようにしないといけません。

 

「もう、指揮官もいい加減にしてよ? いつまでも報告できないじゃない」

 

「すまんな、FAL。あまりに幸せだったからな」

 

 FALさんの言葉に、ご主人様は笑って服装を直します。FALさんもそれを手伝ってます。なんだか、お父さんとお母さんみたいです。G41達には両親はいないですが、何となくそう思いました。

 

「で、指揮官。仕事は終わったの?」

 

「大体な。後は情報処理セルが妙なものを見つけて来なければ、お仕事は終わりだ」

 

「なら、この娘達の相手をしてあげて? 雑務は私と一〇〇式(モモ)でやっておくから」

 

 FALさんの言葉に、みんな笑顔になりました! FALさんはやっぱりいい人です。G41はFALさんのことも大好きです!

 

「みんな、ダミードール置いて、一応診断と消毒だけは受けて、それから指揮官に甘えなさい?」

 

「「「「は~い!!!!」」」」

 

 FALさんの言葉に、みんな素直に従います。FALさんは厳しいことも言いますし、怖いこともありますが、でもみんなのことを思いやってくれます。みんなFALさんが大好きです!

 

「あ、そうだ。FAL」

 

「何? 何か忘れ物?」

 

 立ち去ろうとするFALさんにご主人様が近づいて行きます。

 

「ありがとうな、FAL。助かるよ」

 

 そう言って、FALさんをなでなでしました。何だか珍しい光景です。

 

「ちょっ!? し、指揮官!? もう…」

 

 FALさんは顔を真っ赤にして驚きましたが、嫌がったりせずにご主人様になでなでされてます。やっぱり、FALさんもご主人様が大好きです。

 

 みんなもご主人様が大好きで、ご主人様もみんなが大好きです。G41達は幸せです。ご主人様も幸せです。そんな幸せで平和な日々が続いて欲しいな、と思いました。まる。

 

 あ、でも、何か事件が起こらないとご主人様がいつまで経っても借金を返せません。ほどほどに事件も起きて欲しいです。


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