ナギサ忍法帖〜求めるは平穏〜   作:檸檬ソーダ

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前話から四年と半年経過ほどしています。


第二話 チャクラコントロール

  5歳になった。

 

  やなぎナギサとしての意識が覚醒したのがおそらくおよそ生後半年前後だとして、それから約四年と半年の月日が流れていた。

 

  もちろん、ただ何もせずに過ごしていたわけじゃない。NARUTOの世界なんて言えばいつ死んでしまうかわからないような世界ーー今の時代はわりとまともだが、それでも前の世界から比べれば雲泥の差だ。ちなみに今は第三次忍界大戦のあとらしい。

 

  そんな世界において重要なことは何か。それは自分の身をどれだけ守ることができるか、その守る力にあると思う。

 

  そんなわけで、この四年半僕はチャクラコントロールをひたすら練習していた。この世界の武器といえばチャクラとそれから生みだされる忍術なのだから、当然と言えるだろう。

 

  そして肝心のチャクラコントロールの修行内容だが、まず最初の半年をチャクラを練り込むことだけに費やした。

  身体エネルギーと精神エネルギーを混ぜ合わせチャクラにする。言葉にするとこれだけだが、どちらも前世では考えられなかったものだ。この過程はなかなか厳しいものがあった。

 しかし諦めることなどはできなかった、この修行には文字どうり自分の生死がかかってくるのだから。

 

  そうして半年間食っちゃ寝しながらチャクラを練る練習をし続けた結果、どうにかしてチャクラを練るという感覚をかろうじて覚えることができた。

 

  その後の四年間でもチャクラを練る修行を行い続けたので、五歳現在ではかなり無駄なくチャクラを練り上げることができるようになったと思う。

 

  チャクラを練ることについてはこのように順調に上達した。そうして練り上げたチャクラをどうするか。そう、次に練習するのがチャクラを使用する段階である。

 

  チャクラを使用する、つまり練ったチャクラを術などに変換させる作業だが、これが自分でもびっくりするぐらいーー才能があった。

 

  いや、そう言い切るのは少し早いかもしれない。実際にチャクラで忍術などを発動したわけではないのだから。

 

  どういうことかというと、僕はまず練ったチャクラを身体の部位に集めようとした。手や足の裏などだ。その結果、自分でも引くくらい簡単にコントロールすることができた。イメージした量を集めたい箇所に。まさに思いのままだった。

 

  実際、壁走りなどやろうとしたら、どの程度のチャクラを足に集まればいいのか、そこらへんはうまくわからないが、強弱のコツさえつかめればあとはイメージでどうにかなると思う。

 

  チャクラを身体の部位に集める修行?の後も様々なやり方でチャクラを扱ったが、特に難しいものはなかった。

 

  身体中にチャクラを巡らせたり、糸のように指先から放出したり、寝具にチャクラを這わせたりもしたが、チャクラを練る修行が嘘のようにスムーズにできたのである。

 

  ようはチャクラの形態変化の才能があったといえばいいか。あるいは、これこそが転生した時に授かった力なのかもしれないが。

 

  それならNARUTOの代名詞、螺旋丸できんじゃんとか思うかもしれないが、少し考えて見てほしい。螺旋丸はこの世界でも一部のものしか知らない高等忍術。ぽっと出の僕なんかがいきなりやったら速攻マーキングされるだろう。主に暗部とかに。

 

  螺旋丸がほんとにできるかどうかはさておいて、手ごろな修行をだいたいやり終えた僕は、残りの数年をチャクラを練り上げる修行に費やした。

 

  これにはある理由がある、チャクラの元となる身体エネルギーと精神エネルギーとは、修行や成長でしか増えないものであり、それらで決まるチャクラの総量は、それ自体で忍の優劣を決めないまでも、重要な要素であることは変わらないからである。

 

  そうして着々とチャクラ総量を増やしてきた僕、やなぎ ナギサ五歳はこの日、第二のステージ、チャクラの性質変化にとりかかろうとするのであった。

 

 

 

 

 




前書きに千文字ぐらい書き込んでました…コピペは偉大だ…
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