IS〈インフィニット・ストラトス〉 剥奪人形の選ぶ道 作:エヴァンジル
……人形劇を始めよう
……開幕の鐘は赤き夢
……演じるは只一人
……役割を与えられた人形は
……その始まりを憎悪と呪詛で心を満たし
……その終わりは空虚に心を染められた
……知らぬうちに終わりを告げた人形劇
……哀れな人形は滑稽な道化へと姿を変える
……眼に映るもの全てが偽だと気づかず
……道化に劣る道化を演じ
……黒より黒い闇を見ず
……白より白い光に眼を向ける
……人形は道化を演じ続ける
……純白の髪に無慈悲な陽光を受けながら
……人形は道化を演じ続ける
……緋色の瞳に残酷な青い空を映しながら
……人形は道化を演じ続ける
……手にした温もりが仮初めだと知りもせず
……剥奪された悲劇を取り戻すまで
「全員整列!」
千冬の号令により、IS学年一学年の生徒が一瞬にして列を完成させる。それを確認すると千冬は再び口を開く。
「ここが今日から三日間お世話になる花月荘だ。全員、従業員の皆様に迷惑をかけないよう心掛ける事!」
『はい! よろしくお願いします!』
返事を確認すると千冬も隣に居た着物姿の女将に礼をする。
「今年も世話になります」
「はい、こちらこそ。今年も皆さん元気があってよろしいですわね」
「それが取り柄の子供ですので。……では、学園生は荷物を受領後、指定された部屋へ向かえ。以後の予定は事前に連絡したとおりだ、以上!」
生徒達がそれぞれ荷物を受け取り部屋へと向かう中、響と一夏は千冬に呼ばれたのでそちらへ向かう。
「あら、こちらが?」
気づいた女将が千冬に尋ねる。
「はい。件の男二人です。能天気な顔をしているのが織斑一夏。子供にしか見えない顔をしているのが皇響です。今年はこの二人のせいで浴場分けが難しくなって申し訳ない」
「いやちょっと」
「すみませ~ん」
「いえいえ、そんな。良い男の子達じゃないですか」
「感じがするだけですよ。お前達、挨拶しろ」
一夏の抗議は軽くスルーされた。納得がいかないがい一夏と一緒に響は女将に頭を下げる。
「別に能天気じゃない織斑一夏です。よろしくお願いします」
「能天気なルームメイトに苦労している同い年の皇響です。よろしくお願いしま~す」
「おい!?」
慌てて抗議する一夏を適当にあしらう響を見て、女将は手を口に当て上品に笑った。
「面白い子達ですわね。それにやんちゃそう」
「あまり褒めないで下さい。調子に乗りやすいのが一名いますので」
「ち、千冬姉!」
「……一夏、抗議するって事は自分だって言ってると同じだよ~?」
「あ……」
しまった、と唖然としている一夏を余所に千冬はため息一つ。そんな様子を見ていた女将はくすり、と笑うと響達を促した。
「では皆様もお部屋へどうぞ。何かご不明な点があればいつでもお尋ねくださいね」
最後の言葉は一夏と響に言ったのだろう。基本的には女子生徒が使う事をメインに旅館側も準備しているので、一夏達が戸惑う場面もあるだろうという気遣いだ。
一夏と響ももう一度礼を言うと荷物を持って部屋へと向かう事にした。
「ところで俺達の部屋はどうなるんだ? 一覧には載ってなかったよな」
「確かに載って無いけど、仕方ないと思うな~」
「え?」
響の答えに一夏はおろか、未だに部屋に行かず周りで聞き耳を立てていた生徒達も首を捻る。実際の所、響は護衛の都合上どうなるかを知っているのでこう言えるのだが。そう考えるとなんだか一人だけズルをしている様な気分になるが今更の事だ。
「織斑と皇はこっちだ。着いてこい」
千冬に呼ばれ二人が連れてかれた先、そこの扉には『教員室』と書いたプレートがついている。
「えっとこれは……?」
「元々はお前達二人で一部屋だったが、それだと就寝時間を過ぎても女子が押し掛けるのではという話になってな、織斑は私の部屋。皇は山田先生の部屋と同室となった。文句は無いな」
「そういう事か。響と同じ部屋なら色々遊べると思ったんだけどなあ……」
「こればっかりは仕方ないよ~。でもずっと部屋に居なきゃならないって訳でも無いんだし我慢我慢~」
一夏とて通常で言うなら高校生。臨海学校や修学旅行の夜と言ったらやはり男同士で騒ぎたいという気持ちはあった。響もそれは分かるので、軽く慰める。
「……まあお前達とて女に囲まれっぱなしではストレスもたまるだろう。私達は教員会議もあるからその間にでもゆっくり話せばいい。幸い私の部屋なら女子もおいそれとは入れまい」
「成程! 流石千冬姉!」
ぺしん、と笑顔の一夏に出席簿が振り落される。
「織斑先生だ」
「痛って……ありがとうございます織斑先生」
頭を押さえつつも礼を言う一夏に千冬はうむ、と頷く。
「ではお前達も荷物を部屋へ入れろ。山田先生も……山田先生?」
『?』
眉を潜めた千冬の視線を追って一夏と響が視線を向ける。
「お、男同士でお話!? 二人きり!? ま、まさか二人が……? けどあんなに喜んでいるなんて本当にっ!?」
赤くした顔を抑えながら妄想を垂れ流す教師がそこに居た。
「……こ、更衣室に行こっか~」
「……そうだな、海で泳いで今の事は忘れようぜ」
「羽目を外しすぎるなよ」
「「はい」」
響と一夏は部屋に荷物を置き、荷物の中から水着等が入った軽めのリュックを取り出し
大海原へと向かったのだった。
「う~……、失敗した~」
眼を輝かせ海へと向かったはずの響だったが一夏と別れ千冬の元へと向かっていた。
理由としてはごく単純、海水浴に必要な水着を忘れてきてしまったのだ。
「昨日の内にちゃんとリュックに入れたと思ったのに~……はあ~、もしかしなくても見学だね~」
海辺の旅館とはいえ売店にも水着は置いておらず打つ手無しの状態、響は頭を垂れながら教員室へと向かう。
「あ~、ひっきーだ! そんなに落ち込んでどうしたの~?」
「あ~、のほほんさん聞い……て、よ……」
響が落ち込んでいるところにクラスメイトである本音が声をかける。
自分の名前を呼ばれ響は涙が浮かぶ眼を彼女に向けたものの彼女の姿を眼にした瞬間に涙が乾いた。
「……のほほんさん、その格好は~?」
「これ~? これは水着だよ~、ちゃんと撥水性も防水性も完備した高性能水着~」
「そ、そうなの~」
響は本音の水着姿に一言返すのがやっとだった。
何故なら本音の水着は着ぐるみのような水着だった、そのモチーフは狐。水着に必要なのかと指摘したくなる狐耳のカチューシャにゆらゆらと動く尻尾。それに加え泳ぐのには不適切な本音使用の異常に長い袖。
(溺れたら大変な事になるんじゃ~……)
「大丈夫だよ~、ちゃんと泳げるから心配むようだよ~」
「………………」
いつも半開きの眼だが鋭い観察力と洞察力をものほほんさん、どうやら自分の表情から思っていた事を読み取られたらしい。
響は苦笑いを浮かべながら頬を掻く。
「それで~? 水着わすれちゃったの~?」
「そうなんだよ~、だから織斑先生の所に行って見学でも言いですかって聞きに行こうかな~って」
「ISスーツでも良いんじゃないかな~」
「おれもそう思ったんだけど明日までに乾くか心配でね~」
今日は自由時間で海水浴を楽しむ事はできるが明日からは企業から依頼、提供された各種装備の機能点検がある。
只でさえ着づらいのに水分を含んだISスーツは更に着づらくなる、予定もつまりに詰まっているので少しのタイムロスでも千冬から大目玉を食らうのは簡単に想像できた。
「じゃあ~、わたしの貸してあげる~」
「ぶっ! おれに女の子の水着を切れって言うの~!」
見た目が子供っぽいとはいえれっきとした男である自分がそんな物を着てしまえばはっきり言って変態にしか見えない。
「大丈夫~、私と同じ着ぐるみタイプだから~」
「あ……もう一着あったんだ~」
「これとどっちにしようか迷ったんだよ~、さ~時間ももったいないし早速お着替えだよ~!」
本音はどこから出したのかもう一着の着ぐるみを取り出す、その手にある着ぐるみはやはりと言うべきか動物をモチーフにしたものだった。
「……これって、まさか……」
響は本音から手渡された着ぐるみをみて口元を引き攣らせる。
「ひっきーにはよく似合うと思うよ~」
そんな響を見て本音の眼は怪しく輝いていた……。
花月荘は別館に更衣室があり、そこで着替えを済ませばそのまま海へ出れる造りとなっている。響と分かれて行動した一夏は近くで飛び交う女子達の黄色いガールズトークに頭を悩ませつつ、着替えを済ませ浜辺へと繰り出した。
「……暑いな」
どこか遠くを見つめる一夏。この暑さは太陽と砂浜のせいだけでない。悪いのは女子達のはしゃいだ声やガールズトーク。更には七月の太陽に照らされる砂浜で戯れる女子、女子、女子。普段学園で見慣れてるとはいえ、それは制服姿やISスーツの姿。スーツも中々に刺激的なのだが、それ以上に露出の高い水着だらけのこの光景は思春期の男には辛い。
「あれ? 一夏、響と一緒じゃなかったの?」
「っ! シャルロット、そうなんだよ。響のやつ肝心の水着を忘れてきたみたい……?」
一夏は首をふりピンク色の考えを頭から追い出し声をかけてきたシャルロットに向きなおる。
「どうしたの?」
「いや……そのだな」
急に挙動不審になった一夏にシャルロットが首を傾げる。
それもそのはず、今のシャルロットは響が選んだ黄色を基調とした水着を着ている。傷一つない白い肌が映えるスラリとした体躯。もはや男装する事も無いので解放された胸は、普段のISスーツの上から見る時よりも大きく見える。
そんな魅力的な彼女の水着姿を見て見とれないわけがない……のだが、一夏の視線はシャルロットではなくその後ろに隠れるように立っている白い何かだった。
「後ろのその不審人物は何なんだ?」
それは確かに不信感丸出しの人物だった。なにせ全身を何枚にも重ねたバスタオルで多いその身を隠しているのだ。
シャルロットも「ああ」と思い出したのかそのバスタオルの塊の手を引いて連れてくる。
「ほら、おいでよラウラ」
「し、しかしだな」
「ラウラ? これが?」
確かに声はラウラの声だったが何故こんな奇天烈な格好をしているのかと疑問に思う一夏にシャルロットが答える。
「せっかく水着に着替えたのに、恥ずかしがってこの調子なんだよ」
「や、やはり私には無理だっ!」
「そんなことないって言ってるのにな」
どうやら水着を着たが良いが、人前に――というか恥ずかしくて見せられない状態に陥ったらしい。そういえばバスの中から様子がおかしかったがもしかして緊張していたのだろう。
しかし恥ずかしがりながらもここまで来ていると言う事は、やはり海で泳ぎたいのだろう。一夏はシャルロットが救いを求める様な視線を向けている事に気づく。
一夏も頷き、ラウラに話しかけた。
「ラウラ、一緒の遊ぼうぜ。大丈夫だからさ」
「しかしやはり私には……」
「ラウラだって一夏に見てもらいたいんじゃないの?」
「う、だが笑われたりしたら私はもう」
「大丈夫だよ。一夏はそんな人じゃないって事は知ってるでしょ?」
「う、うむ……」
「ほら、早くしないと僕が一夏と遊んじゃうよ」
「わ、わかった。お前がそこまで言うなら信じよう! ええい!」
気合いを入れ直したラウラは一夏に自分の水着姿を披露するため全身に巻いていたタオルを勢いよくかなぐり捨てる。
「おお」
「わ、笑いたければ笑うがいい……!」
ラウラが身につけていたのは黒の水着しかもレースをふんだんにあしらったもので、一見すると大人の下着にも見える。さらにいつも飾り気のない伸ばしたままの髪は左右で一対のアップテールになっておりなれない身だしなみに照れているのかもじもじち小さくなっている姿がよりいっそうラウラの可愛さを引き立てていた。
「おかしな所なんて無いよね?」
「お、おう。少し驚いたけど似合ってると思うぞ」
「なっ……!」
一夏の言葉に赤面するラウラ、予想もしていなかったような反応に一夏とシャルロットは小さく笑う。
「しゃ、社交辞令ならいらん」
「社交辞令じゃねえって。なあ? シャルロット」
「うん、僕も可愛いって褒めてるのに全然信じてくれないんだよ」
「そうだったのか。あ、シャルロットも水着似合ってるぞ」
「うん、ありがと」
シャルロットは自分も褒められ照れたのか髪を弄る。その手首には響のチョーカーと同じ色の白銀のブレスレットが輝く。
「それどうしたんだ?」
「これ? これは響と一緒に水着を買いに行ったときに貰ったんだ。買い物に付き合ってくれたお礼だって」
ラウラ達と分かれた後、響に可愛いと何度も言われ黙り込んでしまったのを響が怒っていると勘違いし仲直りにと買ってくれた物だった。
仲直りも何も怒っていなかった、それに嬉しくてにやけてしまったのを隠しただけなのだから自分としては良い事ずくめである。
「それ錆びたりしないのか?」
「大丈夫だよ、来る前にちゃんと保護コートしてきたから。それに後でちゃんと塩水は洗い流すし……その、響が僕に買ってくれた物だから大事にするよ」
えへへ、と笑みを浮かべるシャルロットに一夏もつられるように笑みを溢す。
(シャルロットのやつこんなに喜んで、あとで響に教えてやらなきゃな)
「お、おい! 二人とも! 早く泳ぎに行くぞ」
「おっと、そうだったな。シャルロットも行こうぜ」
「あ、僕は響を待ってるよ。一夏はラウラと一緒に行ってあげて」
「そうか? じゃあ、また後でな!」
「うん」
一夏はラウラと一緒に海へと向かって走り出す。
するとどこからとも無く現れた鈴が一夏の肩に飛び乗りそれを近くで見ていたいセシリアが合流しなにやら揉めているような光景が眼に映った。
「ふふ、みんな一夏の事好きだもんね。やっぱり海で水着だと積極的になるよね」
シャルロットは一人砂浜でその微笑ましい光景に笑みを浮かべたがすぐに彼女の思い人である響の声がシャルロットの耳に届く。
「シャルは一夏達と一緒に遊ばないの~?」
「もう、響を待って……たん……だよ」
先程の一夏のように響の姿に声を失うシャルロット。
「あはは~……やっぱりおかしいよね~」
「………………」
響が本音に借りた着ぐるみタイプの水着、そのカラーリングは正面を白いく背中は灰色を基調としそこに黒い縦線が三本……響のイメージをそのまま形にしたような動物がモチーフとなっていた。
しかも、本音とは違い頭の先からつま先まで完全に覆われており出ているのは顔だけ、完全な着ぐるみだった。
それは手の平サイズの小動物で、その小さな身体にマッチする小さな手と丸い耳。昼は殆ど寝ていてご飯の時は元気に起きる、それに加え見ているだけで癒される完全無欠な愛玩動物……その名は、ジャンガリアンハムスター。
「のほほんさんに借りたんだけど動きづらくて、結局泳げそうに無いんだよね~」
響は両手をパタパタと動かし稼働領域が狭い事をシャルロットに教える、足の部分もハムスターのぽてっとした下半身を再現してかちょこちょことしか歩けないようになっていた。
「響……」
「これだと織斑先生にも怒られちゃうよね~、着替えるの手伝って――うぷっ!?」
響は背中にあるチャックを下げて欲しいと後ろを向こうとしたがそれよりも早くシャルロットがいきなり抱きついてくる。
「すっごく可愛いよ!!」
「へっ?」
「うわぁ、着ぐるみの毛も本物みたい。それに抱き心地ももふもふしてて気持ちいいね」
「あの……恥ずかしいんだけど~」
「何言ってるのさ! 似合ってるんだから全然恥ずかしがる事なんて無いよ!」
「いや、着ぐるみの事じゃなくて~……」
自分の姿に眼を輝かせているシャルロットの顔が目の前にある、それこそ息がかかるくらいの近い距離。シャルロットは気づいていないようだがはっきりいって近すぎである。誰かが背中を軽く押すだけでキスができてしまう距離感……非常にまずい状況だ。
(あ~! 近い近い近い近いぃぃ! 顔が近いよ、シャル~!!)
外国人は人と触れ合うとき日本人よりも距離感が近いと聞くがまさにその通りだった。
それも海辺の太陽が照らす美少女の陽光よりも眩しい笑顔を近づけられ響は指摘の言葉を思わず飲み込んでしまう。
「ほらほら、みんなにも見せようよ。せっかく可愛いんだからさ!」
「それ理由になってないよ~、むしろ男としては残念な理由――」
「良いの! 可愛い事は何よりも優先されるんだよ!!」
「シャルがおれの話を聞いてくれない!!」
シャルロットは響の言葉を聞き流しいつの間にかビーチバレーで汗を流す一夏達の下へ響を引っ張っていく。
思うように歩けないのだがそんな姿が一層響を小動物としての愛らしさを滲ませる。
「一夏、見てよ。響の水着可愛いよ!」
そのシャルロットの声にビーチバレーをしていた一夏だけでなく他のメンバーであるラウラと鈴も響の姿に眼が釘付けになる、対戦相手だった千冬と真耶、そして女子生徒の一人と周りにいた女子生徒(クラスメイトの大半)の視線が響に集まる。
「「「「「「………………」」」」」」
「あ、あの、みんな眼が怖い……気がするんだけど~」
「そんな事無いってば! みんな可愛い響に釘付けなだけだよ」
響の愛らしさに興奮が治まらないのかシャルロットは人目もはばからず響をギュッと抱きしめる。
「シャルさーん!」
響は金切り声をあげ千冬からの叱咤に涙を浮かべた……が、その眼に信じられない光景が映った。
「良いか、皇の写真は一人十枚までだ。学園外に持ち出す事は禁止するが自分で見て楽しむぶんには許可する。あと皇を抱きしめたい者はデュノアの後ろに並べ。順番は護るように」
「何してるんですかあぁぁぁぁ!」
携帯端末を手に写真を撮る多数の女子、そして本人無許可の写真撮影を終了した女子生徒は未だに自分を抱きしめているシャルロットの後ろに続々と並んでいく。
しかも、いつもなら助け船を出してくれる千冬が率先して列整理をしている。
「織斑先生までからかわないでくださいよ~! 海まで来てこんな事されたらおれ泣いちゃ――」
「皇、私も順番で頼む」
「………………」
普段と変わらない気むずかしい表情の中で瞳が異様な輝きを見せる千冬の表情を緋色の瞳に映し、唯一の救いが消えた瞬間をその眼と千冬の声で理解した響、着ぐるみ姿の撮影会と握手会ならぬ抱きしめ会は自由時間終了時刻まで続くのだった。
お久しぶりです!
前回の投稿から一ヶ月近く間が空いてしまいましたが仕事の合間やお休みの間にこつこつ文字を打ち込んでみました。
恒例な言い方になりますが、感想と評価の方なにとぞよろしくお願いします(^^)/