「ただいま。」
学校から帰り誰もいない家で私は一応声をかけると、すぐさま自分の部屋に入り
読書をする。
静寂が続く部屋でページをめくる音だけが響いていた。
夕方頃、私は近くのショッピングモールのイネスへ買い物に来ていた。夕飯は何にしようかなとかそんなことを考えてる時それは起こった。
買い物客たちの声が止まった。館内のBGMが止まった。誰も微動だにしていない。
どう考えてもあり得ない状況。例えるなら、まるで私以外の時が止まったような・・
そんな状態だった。少し考えた後、私は外に出ることにした。誰か一人でも動いてい
る人を見つけられれば・・、そんな考えで外に出た私は後悔した。
外は樹海の森になっていた。
「どうなっているのよ、これ・・。」
何故こうなってしまのか、そもそもここはどこなのか、何もわからないまま私は
途方に暮れる。とりあえず下手に動けば危険だと判断し、その場で辺りを観察する。
ただ、樹ばかりで何もない。
「見て、人がいる!」
急に聞こえた人の声。慌てて声がしたほうを向くと二人の少女がこちらへ向かっているのが見えた。1人はオレンジ色のひらひらした服装に長い棒を持ったボブカットの少女。
もう一人は黄色い服装に大きな盾を持ったポニーテール。
「こんにちは!アタシの名前は横手すず!よろしくね!」
「私の名前は桐生静。変身していないようだけどあなたも勇者なのよね。」
ボブカットの横手すずさんとポニーテールの桐生静さんか・・。なんかよくわからないけど凄そうな武器を持っている二人に少し慄きながらも私も自己紹介する。
「私の名前は薊 光瑠(あざみ ひかる)。あいにくだけど私は勇者って奴じゃないよ。気づいたらここにいただけのただの一般人。」
「そんな訳ないわ!勇者出なければこの神樹様がつくった結界の中には来られないはずよ。」
私は桐生さんが言った言葉に疑問を持っていた。
「勇者とは何なのか」と。
「とにかく教えてあげる。勇者ってのは・・」
桐生さんが勇者について私に教えようとしたときそいつはきた。
一目でわかる程に巨大で、まがまがしい謎の生物。
「静!きたよ!」
「えぇ!行くわよすず!」
二人は私に隠れていてと言い残し怪物の方に向かっていった。
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神世紀285年4月10日。
この日を境に私の運命の歯車は大きく動き始めた。
いつも教室の隅で本を読んでいる孤独な少女は、
世界の平和を守るために戦う勇者へと姿を変えることになる。
昔の私なら世界の平和を守り、皆から信頼される英雄に
れるチャンスを得たことを嬉しく思うだろう。そして
そんな存在になるために日々努力したかもしれない。
でも、今は決してそうならない。
そんな資格も、そうなりたい意思もない。
なぜなら私は人殺しであり、忌むべき存在なのだから。
第1話 序章ー①
LINQSと申します。
ゆゆゆの2次創作をしている友人を見て自分も作りたくなって始めた。
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勇者であるシリーズはアニメ本編とくめゆ、わすゆ、のわゆは
原作買って読んでます。
以後良しなに。
めざせ、1週間1本投稿。