久々の投稿でふのでお見苦しい文章になっているかもしれませんが、勘弁してやってくだせぇ。
誤字・脱字は是非ともご報告を!!
エッシェンバッハ城/謁見広間
それから暫くして___
カトルから声がかかった者達が謁見広間に集まってきた。
まず、パスティヤージュ公国第一公女であり君主でもあるクーベル・エッシェンバッハ・パスティヤージュ。
パスティヤージュ晶術騎士団・エッシェンバッハ騎士団指揮隊長、キャラウェイ・リスレ。
同じくパスティヤージュ晶術騎士団で飛空術騎士団隊長、リーシャ・アンローベ。
パスティヤージュ公国晶術研究学院・主席研究員、ノエル・クグロフ。
多くの晶術騎士団隊長、晶術研究学院の研究員・・・
そしてパスティヤージュ公国・晶術騎士団特別顧問、カトル・エッシェンバッハ・パスティヤージュ。
パスティヤージュ公国の主だった人物が集まったのを確認するとクーベルは口を開いた。
「皆の衆、よく集まってくれたのじゃ。今日はお兄ぃが皆に報告したいことがあるからそれを聞いてほしいのじゃ」
彼女はカトルに視線を向けると彼もそれに気づいたのか頷いてそれに答えた。
「急遽だが集まってくれてありがとう。まずは僕から礼を言わせてくれ。さて、集まってもらったのは他でもない。旅の中で耳にした話だと隣国のビスコッティとガレットで数日後、勇者とその知人を迎えての戦興行を行うそうだ。そこで僕達、パスティヤージュもその戦興行に参加しようと思う。新生パスティヤージュ晶術騎士団のお披露目としてはどうだろうか?」
皆に提案すると一斉に広間はざわつき始めた。その中で飛空術騎士団隊長であるリーシャが声を荒げた。
「ちょっ、ちょっと待って下さいカトル様!!いきなり勇者だの戦興行だの言われましても・・・」
同じく彼女の意見に賛同するかのように主席研究員のノエルもカトルに向かって叫んだ。
「そうだぞカトル!!ちょっとはお前さんの成果物を分析・解析して頑張っとるワシ達の身にもなってくれよぞ。体が持たん!!」
一気に賑わいを見せ始めた広間。あーだの、こーだのとあちらこちらから賛否両論の声が上がりいよいよ収集がつかなくなってきた。
「うーん・・・こんなつもりじゃなかったんだけどなぁ」
予想外の出来事に自らの耳を手で押さえつけるカトル。その顔をもう苦笑いしかなかった。
キャラウエイもこの様子を見かねて周囲を落ち着かせようと努力をするも空しく、一向に収まる気配はなかった。
一方でこの状況を見ていたクーベルだったが、ついに彼女は我慢の限界を超えて痺れを切らせた。
「こりゃぁぁぁぁぁ!!落ち着かんか、このアホンダラ!!騒いでは話すものも話せんじゃろうが!!」
「「「「「えっ!?」」」」」
格闘戦の一歩手前、まさしくノエルがカトルの首元を掴み殴りかかろうとしたそのときだった。
椅子に足を載せ、胸の前で拳を作ったその姿は彼女の後ろで黄色に何かが燃え上がっているようにも見られた。
普段温厚な可愛く幼い領主が日常会話では使わないような汚い言葉を身内とはいえ公衆の前で大声で叫んだのだから周囲が驚かないのも無理がなく、皆目を点にした。
「人の話は最後まで聞けと普段から耳にタコが出来るほど言っとるのは何処のどいつじゃ!?」
正論、誰もクーベルに何も言えなかった。
心当たりが多々あるキャラウェイにリーシャ、自分の話を聞いてもらえず毎回怒るノエル。
そして普段から自分の話を聞いてくれと進言するカトル。
「・・・お兄ぃ、話の続きを」
「あ・・あぁ・・・」
クーベルの一言で落ち着きを取り戻した広間でカトルは再び、話を始めた。
---何でこうもウチの国の人達は話を聞かないんだろう
公女といい身内といい個々の喜怒哀楽によって振り回されるカトルであった。
新キャラ登場!!
設定については後日、掲載予定です!!
=訂正履歴=
2012/9/9 主人公及び登場人物一部の名前を変更