ハゲ時々タツマキ注意報   作:はか

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第2話

A市は少し前に宇宙人の襲来により壊滅的ダメージを受けた。

 

その後、メタルナイトにより持てる技術を駆使し僅か一週間で新しいA市を造り上げた

 

他の市とは比べ物にならない最高峰の耐震性能、最高峰の防衛性能を誇り造り出したメタルナイトの名声を轟かせヒーロー協会にその技術力を更に信頼させる結果になった

 

その偉業を一瞬でゴミクズにしたのが

 

 

【挿絵表示】

「言っとくけど前の私と同じだと思わないほうがいいわよ?」

 

 

【挿絵表示】

「そうか」

 

この二人である

 

S級2位戦慄のタツマキに街ごと揺らされヒビを入れられ、A市に帰って来たハゲに90億相当の防衛ロボットをたくさん破壊され耐震、防衛技術双方にケチをつけられたメタルナイトは今ヒーロー協会に支援金の減額を検討されている。メタルナイト可哀想

 

話はかわるが結局面倒臭がっていたサイタマが折れたため、場所を移しA市の外に来ていた。A市の都市から離れたこの場所は宇宙船の砲撃により未だにクレーターが残り生々しい爪痕が残され今では誰も住んでいない暴れるには絶好の場所だ

 

「何その態度?怪我のことがなければアンタ何て余裕なんだから、

今のうちに謝っといた方がいいわよ?」

 

「いや、もうそう言うのいいから」

 

「本当に頭にくるハゲね。まあアンタの頭には何も無いんだけどね」

 

自分のことを中傷してくるタツマキに対し自分と過去に何かあったのでは?と本気でサイタマは考え始める。

そのくらいタツマキからの悪口が酷く道中も止まらなかった

 

「まあいいわ。それじゃあとっとと掛かってきなさいよ」

 

先程とは変わり真剣身を増した目でサイタマを見つめた。

お先にどうぞっと言わんばかりの態度、自分の力への絶対的な信頼による余裕

自分が負けるなんて微塵も考えてない。

実際に怪人協会戦で不覚は取ったものの正面から戦えば災害レベル竜複数を相手取れ、慢心できるほどの実力がタツマキにはあった

 

「おい、俺からやる気はないぞ」

 

タツマキにはサイタマの言ってる意味がわからなかった、じゃあどうするのか

 

「この前の続きなんだろ?だったら前と一緒だ。お前が暴れ疲れるまで俺が相手する。

それで気がすんだらすぐ帰れよ」

 

心底どうでもいいようにサイタマはタツマキにそう言う

 

言われたことがタツマキの脳内に反復され、その言葉をリピートするたびに凄まじい怒りが込み上げ思考がグチャグチャになっていく

 

何なのコイツ

私を誰だと思ってるの

私は強い

ふざけんじゃないわよ

私のこと見くびりすぎ

絶対許さない

どっちが上かわからせてやる

頭眩しい

おっぱいパーカーダサすぎ

 

「頭来た…こんなに頭に来たのは始めてよ。

わざわざそんなパーカーにまで着替えてどこまで馬鹿にすれば気がすむのよ!!

最初から全力でやってやるわ!死んでも文句言うんじゃないわよ!!」

 

 

 

 

 

 

「いやこれ普通の外出用の服だから!」

 

着替えたおっぱいパーカーを貶されてサイタマは誠に遺憾であった

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