ハゲ時々タツマキ注意報   作:はか

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怪人協会突入の流れは村パンマンの手順でやらせてもらってます

S級、A級、B級、C級連合が怪人協会突入

因みにオロチ、ニャーンはいない前提で進めてく予定です


6話中編

玄関先でゴタゴタがあったがフブキのお陰でタツマキは落ち着きを取り戻した

 

それ自体は暴れられ新居を破壊されることを最も恐れていたサイタマにとって喜ばしいことではあったのだが

 

「お客様にお茶だしなさいよハゲ」

 

我が家のようにサイタマの部屋で当然のようにお茶をねだるタツマキ

 

その説明をするために家にあげる流れになってしまったのが唯一の不満であった

 

現在はテーブルにつきサイタマの隣にフブキ、その対面にタツマキが座ってる状態だ

キングは完全に背を向け我関せずといった風にテレビゲームを初めている

 

フブキはB級に成り立てで勢いのあるサイタマをフブキ組に勧誘しようとしたことを説明、なんやかんやで現在でも繋がりをあることを伝える

 

「フブキ。お姉ちゃんまず言いたいことがあるんだけど、自分より弱い奴に勧誘されてその下につくわけないでしょ」

 

諭すように言うタツマキに対しフブキは言葉を返そうとするが、

普段ぶっとんだ言動をする癖に珍しくまともすぎる正論に返答出来ない

 

フブキは話を反らすためにタツマキに逆に気になったことを聞いてみることにした

 

「…お姉ちゃんはサイタマと何で会うようになったの?」

 

「フブキと喧嘩した時にハゲもいたでしょ?

あの時有耶無耶になっちゃったから決着つけようとしただけよ」

 

「え?でも何度も会ってるんでしょ?」

 

会った理由はそれで説明になるが何度も会う理由にはならない

 

「負けたからサイタマが何度も挑んでるってこと?」

 

「いや負けてないから、それに俺そんな暇じゃないし」

 

「は?アンタ私が暇だっていいたいの?」

 

「そんな事言ってねえだろ」(オモッタケド)

 

今の話から姉の方から会っているのがわかる。

その前にキングからも言われていたがやっぱり信じられない

 

(まさかお姉ちゃんが負けたの!?)

 

何事にもやる気を感じられないサイタマが負けて勝負を挑むより、負けた姉がサイタマに勝負を挑む方が性格的に辻褄が合う

 

だがサイタマがいくら強くても姉が負けるのは想像できなかった。

前回サイタマと姉が戦ってた時、サイタマが食い下がっていたがそれでも本調子なら姉の方が上だと思っていたからだ

 

「…じゃあお姉ちゃんが負けたの?」

 

恐る恐る聞いてみる。姉が負けたかもしれないと思うとフブキなりにショックは大きい

 

姉は絶対的強者であり自分に頻繁に干渉してきて生きづらい思いさせられてきたがそれ以外のことでそれほど嫌っていたわけではない。

強いお姉ちゃんでいてほしいという気持ちは内心で持っていた

 

「…ハゲに聞けば?」

 

「は?何で急に俺なんだよ」

 

フブキから視線を反らしボソッとそれだけいう

タツマキの視線の先に別段興味を引きそうなものはなかったがしばらく待っても視線を戻そうとしない

フブキはサイタマの方に今度は視線を向けるとサイタマはため息をつきながら答えた

 

「…引き分けだな。一応…」

 

「…ふん」

 

答えたサイタマにタツマキは視線を向け鼻を鳴らす。

お互い複雑そうな顔だが、要はなかなか決着がつかないらしい

 

それはそれで驚きなのだが、それだけの関係のハズがタツマキとサイタマが妙に仲良さそうにみえた(フブキの主観)

 

というか何なのだろうかこの空気は

 

特に姉に違和感を感じる。

あんな顔をする姉など見たことがないし、いつもの姉なら私の話など聞かずに玄関で暴れまわってたのではないだろうか…

 

(えっ!?まさかお姉ちゃんとサイタマが…始まっちゃった!?)

 

まさかと思うがそういう関係なのだろうか

 

姉に限ってまさかと思いつつ一度気になると聞かずにはいられない

 

「何か二人とも随分仲良さそうに見えるけど…」

 

一旦言葉を切って言い淀むが勇気をだして聞いてみる

 

「付き合っ…たりはしてな「ないわよ」「ねーよ」あ…はい…。」

 

フブキとサイタマが同じ質問された以上に即答だった

 

「あのねフブキ…どうしたら私とハゲがそうなるとか思えるのあなた本当に大丈夫?」

 

(お姉ちゃんだって私に同じこといったじゃない!!)

 

自分も似たような質問をしたくせに本気で心配してくるタツマキに怒りが湧いてくる

 

でも安心した本当に何もなさそうだ

 

だがそうなるとこの姉の違和感は何なのだろうか

 

(もしかして友達になったとか!?)

 

大したことないようなことに思えるがこと姉に友達が出来たとなると大問題である

フブキの友達すら不要といい無理矢理切り捨てさせようとした姉である。

そんな姉に友達などいるわけがなかった

姉に友達が出来たとなれば心情に多大な変化が会っても可笑しくない

 

(散々私のことただの知り合いって言っててお姉ちゃんは友達だっての!?)

 

未だにあのときサイタマに【ただの知り合い】と言われたことをフブキは根に持っていた

 

いつものボケぇとした顔をしフブキが睨んでるのに気づいてるのか気付いてないのか、

とにかく気にもとめないサイタマ

 

「私は大丈夫よお姉ちゃん、それに本当に仲が良さそうに見えたから…

恋人じゃないならお友達になったとか?」

 

「別にハゲと仲良くも友達でもないわよ」

 

「うん、友達とかねーわ」

 

二人がそう答えてくれてホッとする。

先に関わったフブキよりも姉の方が先に友人関係になるとかフブキのプライドが傷つく。

姉の違和感の原因はわからないがフブキは安心した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

「え?」「え?」

 

と思ったら短く発せられたタツマキの怒り混じりの声色にフブキもサイタマも困惑した

 

流石に普段他人の機敏に疎いサイタマですらタツマキが怒ってるのが分かったからだ

 

「…アンタの方はちょっとはそう思ってたりしたっていいんじゃないの?」

 

「え?」

 

そういうとフブキの方をみて(こいつ何いってんだ?)と言わんばかりの表情をするがそんなものフブキが聞きたい

 

顎に手を当て珍しく真剣な表情をするサイタマ

しばらく考え数分後にゆっくり顔をあげてタツマキの方に向き合った

 

「いやねーよ。絶対ねえから、あれで友情が芽生えるとかひと欠片もないから」

 

「はあああああぁぁぁぁぁ!?」

 

そこからタツマキからサイタマに烈火の如く罵倒の嵐が飛んで来る

 

「???」とタツマキが何故怒ってるのか全然わからないサイタマ、フブキも捲し立てる姉に混乱していた

 

止まない罵倒にいい加減うんざりしてきたサイタマが口を開く

 

「ちょっと待て」

 

「…何よ」

 

肩で息をつきながらタツマキは聞き返した

 

「お前さ俺のこと友達だと思ってるの?」

 

「そんな訳ないでしょハゲ!!ナルシストでハゲとか死になさいよ!!」

 

イラァと顔面がひくつくがグッとこらえる

 

「…だよな。そして俺もお前のこと友達だと思ってない。

俺もお前も両方思ってないんだから何も問題ないよな?」

 

「ふざけんじゃないわよこのハゲ!!」

 

「フブキ…お前マジで大変だったんだな」

 

「…でしょ?」

 

発言が矛盾しまくりのタツマキに訳がわからないよといった感じに途方にくれるサイタマ。タツマキの罵倒はまだまだ続くが流石に付き合いきれなくなったサイタマも言いたいことを言い更にヒートアップしていった

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッドッドッドッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『タツマキちゃんはサイタマ氏に友達だって思ってほしいんだよ。

自分でそれを認めたくないから自分は違うっていうけど、ちょっとしたツンデレ心だよ』

 

等とヒステリックに喚くタツマキにビビりキングエンジンを鳴らしながら思っていたキングだったが言えばタツマキに死ぬほど怨まれそうなのであえて黙っていることにした

 

「大体なあ、お前勝手なことばかり言うし人の話聞かないし人ん家の扉は壊すしハゲハゲって人の頭のこというしよぉ」ドッドッドッドッ

 

「扉は…弁償するわよ。後あんたハゲじゃないのよ」ドッドッドッドッ

 

「…俺のことハゲって呼ぶ奴とは仲良くなれないから」ドッドッドッドッ

 

「…何よそれ、頭だけじゃなく心まで淋しい奴ね。抜けるのは髪の毛だけにしなさいよ。

そんなんだから友達いないのよ」ドッドッドッドッ

 

「お前が言うな」ドッドッドッドッ

 

サイタマ、タツマキ共に言いたいことを粗方いい終えたのかタツマキが息をついた

 

「ふぅ…そう言えば言いたいことがあるんだったわ」

 

「今度は何だよ?」

 

「うっさい、アンタじゃないわよ」

 

「私?」

 

フブキが答えるが違うと首を振った

 

「アンタよキング。アンタがフブキを怪人協会のアジトに連れ出したんだってね?

人の妹を危険な場所に連れだしてどういうつもりかしら?」

 

色々ありすぎて忘れかけてたが鳴り響いたキングエンジンにより次に会ったら絶対キングに問い詰めてやろうと思っていたことがあったことを思い出す

 

自分が参加メンバーから外させたフブキを密かに連れていきS級ヒーロー達と合流せずに個人行動をとったキングに今度は先程並みかそれ以上の怒りの矛先が向けられた

 

 

 

 




評価赤くなっててびっくり嬉しいです。

ちょっとweb板ネタが多くてわかりずらいかも知れませんが村パンマンしか見てない人もweb板の方も読んでくれると嬉しいなあ
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