IS-北欧好きな転生者   作:悪神ロキ

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第四話 前夜

side優人

「よう龍一、今日も来たぜ。早速はじめようか。」

「何度言ったらいいんだい優人?この世界では一応僕の名前はなぎさなんだよ。学校の子に聞かれたら

どうするんだよ?」

 

ドアから出てきた彼(彼女)は少々困っている顔でおこってはいない。よかった。

 

「いや~。なんか慣れっていうか元の世界でずっとそう読んでたからなかなか直せないんだよ。」

「しょうがないな優人は二人だけの時にしてくれよそう呼ぶのは。」

「ああ、合点承知の助だ。」

「今日も訓練だね?。」

「そういうことこんな日までごめんな。」

「いいよ親もいないし大した予定もないから逆に自分の成長になってうれしいよ。」

「年頃の女の子はクリスマスイブにもっと時めくもんじゃないのか?」

 

そう今日はクリスマスイブ、それも「中学三年の」だ。

原作ではあと数か月で織斑一夏が男性にしてISを動かすことになっている。

まあ俺には関係ない話だが。

 

「それよりも訓練だ訓練。早く行こうぜ。」

 

なぎさと一緒に訓練場(一昨年見つけた訓練にうってつっけの山)へと歩き始める。

 

「でも優人、君って今日アメリカに行く予定じゃなかったの?」

「あ、そうだったな。俺としたことが。でもここを発つまであと六時間以上あるから大丈夫だよ。」

「家族と会うんだから準備しないとだめだよ。」

「じゃあさ一回だけバトるっていうのはどうだ?」

「まあいいけどお互い怪我しないようにしようね。特に君はひさしぶりに親と会うんだろ。」

「そうだけどさ。まだ一度も俺ってなぎさに勝ったことないからな。」

「負けず嫌いだね、優人は。」

 

二人で会話をしながら山へと歩くそんな中一人の女性が横を通り過ぎる。

 

「ッ!!!」

 

突然「直感」が発動する。なぜだ?確かに「直感」は経験によって精度を増していくが「人とすれ違う」

程度で発動なんてするわけがない。

 

「どうしたの優人?いきなり立ち止まったりして?」

 

俺の異常に気が付いたなぎさが言葉をかけてくる。

対してすれ違った女性は何事もなかったかのように歩いていく。まあ「直感」も完ぺきな能力じゃないんだ。誤作動もあるだろう。

 

「なんでもないよ。ちょっとアメリカへの荷物を考えてたんだ。」

「びっくりさせないでくれよ。」

 

再び俺となぎさは山へと歩いて行った。

 

◆二時間後◆

「あ~あ。こりゃまた完敗だったな~。」

 

山でなぎさとバトッた後彼女を家に送り帰っている途中。俺はひとりごちっていた。

山での戦いはさっき言った通り完敗だった。この世界でなぎさと出会った後約三年彼女からいろいろと教えてもらっていたが前世でちょっとしかケンカすら経験したことのない奴が前世ではその腕で己の存在をかけて戦っていたものに勝つのは当然難しいことである。

 

「ただいま~。」

「お帰り優人。ちょっとこっちに来て。」

 

リビングから優花の声が聞こえてくる。なんだろう?荷物持ちについてかな?

 

「姉さん、荷物は二人とも同じ分だけ持つって……」

「いやいや荷物のことじゃないよ優人。」

「人の言葉の途中からしゃべるな!」

 

全く人の話をスルーする技術はあるんだなこの人。

 

「お姉さんにだってほかの取り柄はあるよ!」

「地の文まで読むな!」

 

頭にチョップを入れる。ちょっと強めに。全くどこまで突っ込めばいいんだこの人は。

 

「で、なに?何の用?」

「そんな焦らないでよ。これこれ。」

 

優花は箱を取り出し俺に渡してきた。

 

「クリスマスプレゼント?」

「そうそう。結構いいやつだったから気にいるよ。」

 

俺は箱を開けてみる。そこには桜色のマフラーが入っていた。

 

「どうどう気に行ってくれた?早速つけてくれない?似合うと思うんだ。」

 

マフラーを取り出し首に巻く。

 

「おお~!似合う似合う!かっこいいよ優人!」

「ありがとう。」

 

近くにあった鏡で自分を見た俺の感想は、

(俺が芳乃零二と似てることもあってfortissimoのロキみたいだな。)

この世界にあのゲーム(世界)はないため俺だけがコスプレをしている気分になる。

今度なぎさにあった時に見せてみよう。

 

「姉さん、もうそろそろ出発だけど準備できてる?」

「うん、ばっちりだよ。」

「じゃあ行こうか。」

 

玄関から出て鍵を閉める。これで準備は万端だ。

 

「「いってきます!」」

 

姉弟で家に向かって行ってみる。

こうして俺のクリスマスイブは終わった。




どうも久しぶりなロキです。最近はテストでなかなか描けなかったのですが何とか書くことができました。
後ここから少しこの後のネタバレ?になりますので「それはちょっと……」という方はみないほうがいいかと。
オリISを次回でやっと登場させられるようになって私は今大喜びでIS学園での話ももうすぐかけると思っていたんですが少し困ったことになりました。この話のみならずすべての小説・アニメ・漫画に必要なもの……ヒロインです。一応ハーレムにしないことは決まっているんですが(ハーレム王は一夏くんで十分)誰にするかは決まっていません。皆さんの意見をどうぞお聞かせください。また感想もよろしくお願いします。ではまた今度。
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