家族仲良く過ごしたい。   作:ト——フ

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 初めての小説です。拙い部分が多々ありますが、それでもいいよって方は見てやってくださいm(_ _)m


〜始まり〜
其之一 リスタート。


 ……今、なんか暗くて椅子が2つある場所に居るんだけど、この状況どっかで見たことあるな……。

 具体的には転生ものの小説のアレっぽい。もしかして俺亡くなった、のか……?

 

 確か最後の記憶は……ドラゴンボールの映画観た帰りにトラックが目の前まで近づいてきて……

 

「ちょっといいかな?」

 

「——っ!?は、はい!!」

 

 急に対面の椅子に現れるもんだからさ、いやホントびっくりするわ……

 

「まず自己紹介からかな。私は君達の言うところの神に当たる者です。よろしく」

 

「はっ、はい。よろしくお願いします」

 

 お、おおおお!!!神様!!?? 本当に存在した!!凄い!めっちゃ綺麗な人!ずっと見ときたい! !

 

 ——って違う違うそうじゃない。

 まずいきなり神様ですって言われたのに違和感すらなく受け入れている自分の状況が異常なんだけど……う〜ん……けど、目の前の人はなんか神々しいオーラ纏ってるし、何より初めて会ったっていうのに……なにか絶対的な安心感?を抱いてしまうというか。

 

 ……本当に神様なのかもしれない。

 まぁ結論出すのにはまだ早いし取り敢えず様子見といくかな。

 

 というか、本当に神様だったら今のこの状況……マジで亡くなった可能性が高い……。

 

「えっとね、突然だけど君は亡くなりました。死因はトラックに轢かれそうになってた子供を庇って、代わりに君が轢かれたって感じです。因みにその子供は君のおかげで無傷でした」

 

 ……そういえば。信号待ちしていた俺の横から男の子が飛び出して……気づいたら体が動いてて……。

 

 あー……完全に思い出した……。

 うわー……はあ……。

 いやホント我ながら何であんな無茶したかなぁ……まだまだ生きたかったのに……。やりたいこともたくさんあるし未練とか数えきれないくらいあるんだけど……。

 このまま化けて出てやろうかな……

 

 

 はぁ……。まぁけど………………まだあの子供が助かってくれたんなら良かった。せめて無駄死にじゃなかっただけマシだと思っとこう……。

 

 ──と、思ったけど、やっぱり堪える。なんせまだまだ生きたかったし。こんな現状にはどうしても溜め息を吐いてしまう……はぁ……。

 

「そして提案なんだけど……君はもう一度現世で過ごせる。異世界にだけどね。どうかな?」

 

「え……?」

 

 え、ま、マジ!?まだ生きれる!?

 っていうか、これが異世界転生ってやつですか!?

 なんか見たことあるシチュエーションだなーって思ってたけど……マジか! !

 

「あ、あの神様。ちなみにどこの世界に転生出来るんでしょうか?選べたりしますか?」

 

「あー、えっとね。これに関してはもう1つの世界に決まっちゃってるんだよ。だから君はその異世界で過ごすか、あの世に行くかで選んで欲しい」

 

 勿論まだ生きていたい!どんな世界でも……!

 まぁヤバすぎる世界観の所とかは嫌だけどね。

 だから一応確認しておこう。

 

「分かりました。因みにその異世界とは何処か教えてもらえますか?」

 

「うん。一応君の頭の中を覗いて、君が好きそうな世界をチョイスしたからね。で、その世界とは……」

 

(え?いや今頭の中覗いたって言った……!?

 さらって流したけどそれ結構重要なんじゃ……というか俺の好きな世界……ならToLOVE)

 

「ドラゴンボールの世界です!!」

 

「——っ」

 

 ドラゴンボール……だと!?

 ウソ!?え、マジで言ってる!!??

 うわあああああ!!!やった!!マジかよやった!!

 俺が一番好きな漫画!!

 転生先はドラゴンボール!やった!!(正直ToLOVEるも捨て難い……ナナに会いたいかった……っ!)

 

「是非!!ドラゴンボールの世界に行きたいです!!!!」

 

「お、おぉ。好きだって分かってたけど、こんなに反応するとは。あ、でも原作に存在しない人が居たりとかで完全に原作遵守の世界じゃないんだ。それでもいいかい?」

 

 ふーむなるほど。原作遵守ではないと……。

 まぁ、それでもドラゴンボールの世界で過ごしてみたいし、もちろん返答は

 

「はい、大丈夫です」

 

「うん、了解です。それと転生特典を1つ付けてあげるから、なんでも言ってね 」

 

「転生特典……!」

 

 出た!異世界転生お馴染みの転生特典!うわぁ〜憧れてたんだよなぁ。エミヤの『無限の剣製』とか、アクセラさんの『反射』とか生きてる頃どれだけ夢見たものか……

 

 ——っとその前に色々確認しとかないと。俺の知識の異世界転生と違うと困るし。

 

「神様。確認したいことがあるのですが、私が転生するとして、記憶は引き継がれますでしょうか?そして私の転生先はどうなっていますか?」

 

 この異世界転生の事情が俺の知ってるやつと同じとは限らんしね。

 それに転生先の自分の立場を踏まえた特典がいいし。

 

「残念だけど、記憶はリセットされるね。それと君はバーダックっていう男の息子として転生してもらう予定だよ。別に憑依とかじゃなくオリ主ってやつだね。下にラディッツとカカロットっていう弟がいるよ」

 

 ——ッ!?なにぃ!?!??

 まさかの主人公の兄ポジション!?

 これはなんとも……慎重にいかねば……。

 

 ってか俺の来世サイヤ人か。サイヤ人になることが前世の俺の子供の頃の夢だったけど死んでから叶うことになるとは……。

 

 ——っと、忘れてた。後半があまりにもインパクトありすぎて前半のことが抜けてた。

 う〜ん……しかし記憶が引きつがれないって結構痛いよなぁ。あの世界での原作知識の重要性はかなりあると思うし。しかも記憶が抜けてるってことは下手したらフリーザ様に惑星破壊される時に巻き込まれるし危ないよなぁ。なにより家族揃って助かりたいし……。

 

 それに、記憶をリセットするってことは、もしかして今の自分っていう自我が無くなってしまうのでは……? その辺の頭の構造とかは詳しくないからあれだけど……もしそうだったのなら、嫌だ。俺という自我が消されるくらいなら転生したって意味なんか無いし。

 

 ならば────

 

「転生特典は『記憶の引き継ぎ』でお願いします」

 

「オッケー!了解! じゃあ特典も決まったし、早速で悪いけど今から転生させるね」

 

 いきなりか!

 まぁ神様だから忙しいんだろうし仕方ない。

 

 ——っあ〜〜!!それにしても今から前世で夢見た世界に行けるって思うとワクワクしてきた。

 なにより俺バーダック一家が大好きだったんだよな。pixivとかtwitterでバーダック一家のお話・イラストを何度漁ったことかと……。

 

 バーダック一家が仲良く過ごしてる感じのお話とかさぁ……尊過ぎませんか??なんでしょうかアレ??素晴らしすぎませんかね……。マジでもっと増えてください(懇願)

 

 ——という訳で……よし、んじゃ原作知識を元になんとか家族仲良く末永く過ごせるように頑張ろう。

 

「はい、分かりました! ありがとうございます!

 それでは第2の人生……行ってきます!」

 

「うん、いってらっしゃい。楽しんでおいで」

 

 そう言って神様は俺を送ってくれた。あとずっと思ってたけど、なんか温かい人だった。イメージ通りの神様っていうか。もっとお話ししたかった気持ち、も……。

 

 って……なんか考えてる内……に意識がボヤけてきた……。

 次起きた……時はドラゴンボールの世界か……楽しみ……

 

 

 ——そうしてバーダック家の長男『ロコン』として第2の人生を歩むことになるんだけど……。

 

 ロコン……とうもろこし……コーン……そっか……。……や、まぁ俺とうもろこし好きだし多分神様が汲み取ってくれたんだと思う……。多分。

 あとバーダック家の子なのに根菜類の名前じゃないのは異分子っぽい感が漂ってるような気も……

 

 ま、まぁ何はともあれ……スタートです

 

 次回も絶対ェ見てくれよな!

 

 




 ブロリーの映画を観てつい衝動的に……。

あと第1話の締めは悟空っぽくやりたかったんです……。
気が向けば次回も読んでやってくださいm(_ _)m
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