ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
オリ設定!
オリ展開!
嫌いな人は読み飛ばし!
『ねぇアスフィ、もしかして今の僕ら
って相当ヤバくない?』
「もしかしなくてもヤバイですよ!」
この馬鹿神っ!ただでさえ農家さんに
嫌われてるから紅魔や疾風に敵視され
てるって言うのに、繚藍に麗傑に、
テルスキュラのカリフ姉妹?
女神の戦車はさっさと最短距離を駆けて
17階層に行ったけど、残った高レベルの
面子が皆して馬鹿神を敵視してるじゃない!
「と言うか絶†影!あっちのパーティを
呼び込んだのは貴女なんだから、
あっちに居ないとダメでしょうが!」
何でコッチに居るのよ?
責任もってコントロールしてよ!
「無理でござるよ~。アレン殿が居ないとは
言え、レベル6が3人にレベル5が1人。
さらになんか知らないヤツも居ますし~。
ナァーザ殿もレベル4あるし、春姫殿は
そもそも護衛対象だから良いでござるが、
拙者が側に居ると「何だコイツ?」って
視線がくるんでござる~。視線に圧力を
感じるくらい実力差があるんでござるよ~」
絶†影は疾風を知らないの? いや、確か
彼女たちは最近迷宮都市に来たんだものね。
しょうがないと言えばしょうがないか。
ちなみにアレもレベル4なんだけど、
あの面子だとソコソコでしかないのよね。
そりゃ視線すら圧力になるわ。
しかし、なんかコッチをチラチラ見て
『18階』とか『まだ待て』とか
言ってるのって、明らかに殺る気よね?!
わざわざ声に出すって事は『今なら見逃す』
って事でしょ?!逆に言えば18階層に
到着したら殺るって事でしょ?!
「ヘルメス様、今回は洒落になってません。
逃げましょう。今なら助かります」
『・・・彼女たちは本気でボクらを
殺る気なんだね?』
「その通りです。イケニエとか素材とか
言ってますがアレは事後の私たちの
使い途を相談してるんですよ!」
『しーっ!声が大きいっ!』
「何を今さら・・・」
どーせ警戒されてるからばれてますよ!
そもそもあの連中は私たちを味方と思って
いないわよね?タケミカヅチファミリアは
繚藍の知り合いだからアレだけど、私や
ヘルメス様やヘスティア様はただのゴミ
だと思ってるわよね?!
夜叉姫もなんか私が持つ薬を警戒してる
みたいだし、明らかに味方を見る目じゃ
無いわよね?!
『あ、アスフィ君?どうしたんだい?!』
「どうしたもこうしたも有りませんよ~
足手まといでお荷物の痴女神さま」
このクソ痴女神が!
『えぇ?!君までそんなことを?!いや、
確かに迷惑はかけてるけどさ!』
だったら帰れこの処痴女!そもそもコイツが
無駄に騒ぐからウチの馬鹿神が便乗した
んじゃない!1日くらいで騒ぐなよ!
その程度の覚悟なら最初から冒険者なんか
させるなよ!眷族を持つってそう言う
ことでしょ?
フィルヴィスや疾風みたいに仲間が全滅
することだって有るんだからね!
一応唯一の救いがあるとすれば、あっちの
面子の決定権を繚藍が持ってることよね。
あくまで連中は繚藍の護衛らしいし。
それで、繚藍は絶†影の依頼で来てるから、
対象のパーティを助けるまでは敵対しない。
そして、敵対しないウチに逃げないと死ぬ。
あぁもう改宗したい!私もソーマファミリア
とかで静かにお酒を造りたい!
確かにヘルメス様には感謝してるけどさぁ。
敵が多すぎるのよ!さらに大き過ぎるのよ!
味方はいないし、いても使えないし!
今さらタケミカヅチ?何になるって言うの?
「とりあえず絶†影はさっさとあっちに行って、
未完の少年の探索をしてもらって頂戴」
「えぇ?!」
無理とか聞いてないから。アンタの責任で何とかしなさい!
それに連中は明らかに違う目的で
動いてるわよね?特にカリフ姉妹と疾風。
つか疾風、アンタ何しに来たの?いや、
あくまでベル・クラネルの探索だって言う
ならこっちにいる必要はないんだけどさ。
確かにこの馬鹿神とかあの痴女神を守る
必要なんてないんだけどさ!
だいたい夜叉姫もあっち側だしねぇ。
実質私とタケミカヅチファミリアで
足手まとい二人抱えてる状態よ?!
疾風と夜叉姫有りきっていう大前提
がもう崩壊してるんですけど?!
『……とりあえず今は先に進もう。そして
道中でベル君達を見つけたら保護は連中に
まかせてさっさと逃げるぞ!』
「はい、問題は18階層までいっても
見つからなかった場合ですが」
死んでる場合もあるけど、その場合は
エマも死んでるから馬鹿神が気付くはず。
そしたら連中にバレる前に逃げるけど
最悪は18階層にいる場合なのよね。
当然何か考えてるんでしょ?
『その場合は・・・どうしよう?』
・・・もうやだ!おうちかえる!
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『あ”~風呂は良い。風呂は良いなぁ』
さらにアイツがいないから自由だし。
あ”~確かに汚れを落とすのは大事だ。
「マードゥオさんって物凄く強いのに
すっごく大人しいですよねぇ」
ふ、強者には余裕があるのだよ。
『無駄に騒いでもしょうがないだろう』
煩いって言われて怒られるしな。
「たしかにそーですけど」
『それより・・・何といったか。
白いのとやらはまだ来ないのか?』
ソイツに魔石を喰わせてレベルアップ
させんとやっぱり怒られるんだが・・・
「あぁウィーネちゃんですよね?
あの子はロキファミリア?とか言う
ニンゲンが帰るまで巣からは出ない
んじゃないですかねぇ?」
あぁそうそう、ウィーネだ。
なんでもアイツもまだ見てなくて、旦那
から白くて小さいとしか言われてない
らしいからな。アイツはそれで理解
できてもコッチはさっぱりわからんよ。
しかし、ココでもロキファミリアか。
見つかっても撃退はできるかもしれんが
下手に目立って討伐部隊を差し向け
られても面倒だからな。隠れるのも当然か。
『全くロキはどこにいてもロクなことをせんな』
あっちでもこっちでも・・・本当に邪魔だ。
褐色姉妹以外殺して良いんじゃないか?
「んん?その言い方だと、あれですか?
マードゥオさんはそのニンゲン達に
ついて何か知ってるんですか?」
『ん?あぁ、ちょっとな。昨日まで
エインが調教した魔物ってことにして
側で連中を観察してたんだ』
いや、まぁ実際調教されてるが・・・
だからといって独立運動的なことを
しようとも思わんのだよな。
そんなことしても「そうですか」って
無視されてそのまま放置されそうだし。
んで旦那様に「コイツです」って言って
見せたら殺されるんだろ?
もしそれから逃げれたとしても、それ
からどうしろってんだよ。
何が悲しくてダンジョンの奥地で一匹
寂しく孤高を気取らねばならんのだ。
「あー流石エインさんですよね!
それに今回もこんなに凄い魔石を沢山
持ってきてくれたし!」
うむ。58階層の赤蜥蜴がメインだからな。
この階層の人魚にしてみたら食料と
言うよりもはやお宝だろう。
『今までは自分が運んでたが、俺に載
せれば良いってことに気付いたからな。
まったく、竜使いの荒いヤツだ』
別に大した重さじゃないし、ついでと
思えば問題ないんだが。
「いや、普通は集めることが大変だと
思うんですけど、そこはとっくに
超えてるんですね!
流石エインさんのお友達!」
・・・おい待て。俺まで常識崩壊
してるような言い方はヤメロ。
だがまぁ、
『あの程度が雑魚なのは確かだな。
だからお前もさっさと食ってレベル上げろ』
今回のはコイツとウィーネをレベル
アップさせるためのモノらしいからな。
足りないならまだしも、喰ってもいない
なんて知られたらその口を切り裂かれて
無理やり詰め込まれるぞ?
「どこまで入りますかね?」とか
「噛まなくても効果は出ますか?」とか
そう言う実験もされるだろうよ。
「あーエインさんに言われたしなー。
だけど他の人たちにも食べさせて
あげたいんですよねー」
そういうのは良いから。つーか
この人魚はそこらの人間より
気遣いが出来てるな。
マッポーの世と言うが、世知辛い
世の中になったもんだ。
・・・いや、人間はいつも争ってるか。
『時間が経てばいくらでも出て来る
奴らだ。後からでも補給は出来る。
むしろエインの指示に逆らったって
判断されて「もう持ってこない」とか
言われたらどーするんだ』
アイツはヤるぞ。普通にヤるぞ?
「あ!それもありますね!それは
困るから食べますよ!・・・もし
レベルが上がらなくても、マリィは
ちゃんと食べたって伝えて下さいね!」
なんか真顔で戦地に向かう兵士みたいな
ことを言ってるが・・・美味いメシ
食うだけだからな?
それだけエインが怖いんだろう。
気持ちはわかる。普通にしてればむしろ
付き合い易いんだろうが、その普通が
俺たちとかけ離れてるからな。
何が逆鱗になるかわからんのだ。
とりあえず旦那に関しては触れない。
褒めても貶してもダメ。
キサマニナニガワカルって
言われて刻まれるからな。
しかし旦那に側室を持たせようとしている
のはわかるが、自分がダンジョンにいて
どうやって後宮の管理をする気なんだ?
今の側室、というか妾の狐殿とやらは
娼婦なんだろ?神に担当させる気か?
・・・アイツの考えることはわからん
から考えても無駄だな。
とりあえず風呂に浸かって汚れと
疲れを落とすとしよう。
蜥蜴臭いとか言われて正直ちょっとショックだったからな。
石鹸は・・・無いな。あ~確かあれは海藻と
灰と油をまぜるんだったか?
灰はそのへんの魔物を消し炭に
すれば良いな。
油は・・・そのへんの魔物を
生け捕って肝臓でも出すか。
後は海藻が・・・ここに人魚がいるな。
よし、コイツに持ってきてもらうか。
目指せ石鹸!ってな。
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「・・・ティオネ。あれって、マードゥオだよね?」
「・・・えぇ、そうね」
あの巨体にあの翼。赤褐色の鱗の色に
あの存在感。間違いなくマードゥオね。
ていうかこの階層にあのクラスの魔物が
マードゥオ以外に居たら大惨事よ。
いえ、マードゥオだけでも問題だけどさ。
……もしあれが暴れたらどうなるかしら?
筆頭様が調教した魔物だから
勝手に討伐なんか出来ないわよね。
それ以前に討伐自体がかなり難しいんだけど。
まぁそれは良いわ。問題は筆頭様と一緒に
上に行ったと思ったマードゥオがここで
何をしてるのかってことよね。水浴び?
「ん~水たまり作って、水浴び?でも
あの水から湯気が出てるってことは
お湯にしてる?つまりお風呂かな?」
・・・流石筆頭様が調教しただけの
ことはあるわ。まさかダンジョン内で
自力でお風呂を作って入浴するとは。
「筆頭様は居ないみたいだけど、上に行ったのかな?」
「おそらくそうね、37階層にも
いなかったし、18階層で買い物
でもするんじゃないかしら?」
大量の魔石を持って行ったから、多分買い物よね
ドロップアイテムは貰えたけど
魔石は貰えなかったのよねぇ。
魔石はマードゥオの餌にするらしいけど
あの魔石一つでどれだけの食材が
買えることか・・・
スケールが大きすぎてまともな判断ができないわよ。
団長も理解することを諦めたし。
流石筆頭様ね!
「ほぇ~筆頭様がいなくても大人しいのかぁ。
それに調教すると魔物ってあそこまで理知的に
動くんだねぇ」
ホントよね、水溜まりを作って水浴び
するくらいならまだしも、まさかお湯
を沸かすとは思わなかったわ。
「そうよねぇ。ただマードゥオは元々普通の
魔物より頭も良いみたいだから特別かもよ。
それと調教師の腕次第でしょうね」
筆頭様の場合は調教って言うかなにかが
違う気もするけど・・・いや、違う。
アレが本来の意味での調教なのよ!
一応、後でガネーシャファミリアが
調教した魔物を見せて貰おうかしら。
なんだかんだ言って団長もマードゥオに乗って喜んでたし。
やっぱり勇者とか英雄に竜は付き物。
私も竜を調教して団長にプレセント
出来れば評価はうなぎ登りよ!
「ま、調教云々は地上に戻ってからにしましょう」
今は急がないとね。
「だね。って言うかさー。毒妖蛆の毒くらいで動けないって・・・」
それについては私も思うところはあるけどさ。
「そりゃ深層の、さらに強化種の毒に
鍛えられた私たちとは違うわよ」
そういう愚痴は後で良いのよ。
私たちはまず団長に言われたように
先行しての安全確保が最優先。
それとキャンプ予定地の場所取りもね。
「あ!マードゥオに頼んだらまた
上に乗せてもらえないかな?」
「そのまま大瀑布の上までって?
それはそれで近道にはなるだろうけど、
他の団員の安全確保を考えたら勝手な
判断はできないわね。
そもそも筆頭様がいないときにあれに
近づいたら私たちがヤバイんじゃない?」
色んな意味で。
「あーそっかー。そーだよねぇ」
「頭が良いから、話せばわかるかもって
勘違いしそうになるのは私にも
わかるんだけどね」
ほんと、頼めば乗せてくれそうな
気がするから不思議よねぇ。
いやいや、今はそういうのは良いから、18階層に急がないと!
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ウカツ!まさか彼に正妻が居るとは!
見抜けなかった・・・・この私の
目を持ってしてもっ!
しかも彼公認で泥棒狐もその存在を
認めてる?神イシュタルや麗傑も?
彼が二人を身請けをしなかったのも
ソレが理由?
それにイシュタルファミリアの娼婦は
正妻を差し置いて自分が正妻になろう
とは思ってない。
むしろ正妻に認めてもらおうと
挨拶に行こうとしていたって。
カリフ姉妹も、彼との結婚は求めて
ないが、こ・・・子種が欲しい?!
その許可を貰いに行くぅ?!
あの万年発情期のアマゾネスが、
他人の夫だろうと彼氏だろうと
構わず襲うような性欲の権化が、
よりにもよって許可を求めるぅ?
正妻はそれだけの存在だというの?!
「エロフは心配しなくても良いですよ。
筆頭様は深層で修行してますから、
エロフ一人じゃ辿り着けませんからね」
「ぐっ・・・」
た、確かに私一人では深層には行けない。
「私には彼を巡って争うだけの
資格が無いということか・・・」
なんという無力感。コレが敗北っ。
「いや、元々お前にそんなの無い
ですし?いまだに手すら繋いだこと
無いエロフなんか、筆頭様にして
みたらまさしく眼中にないのでは?」
「ぐはっ!」
いや、ご飯食べてる時とか、
買い物に付き合ってもらった時とか
偶然!道端で会った時とか、色々
機会はあったかもしれないけど
一体どうやって手を繋げと言うのか!
頭の中でアストレア様やアリーゼが
行けっ!って言ってくるけど、そんな
簡単に行けるかぁ!
「その上、先生の敵を助けに来て、
そんな冒険者丸出しの格好です。
ついでにお土産の一つも持って来て
ないから便乗すら出来ませんねー」
「・・・」
そうなんですよねぇ。アマゾネスで
すら上着を羽織ってるというのに
私と来たら薄汚れたローブとマスク。
足を丸出しの短パンルック。
絶✝影ですら足は隠してるのに。
神ヘスティアと万能者に次いで
露出が大きいって。私、これでも
エルフなのになぁ。動きやすさより
優先するモノってありますよねぇ。
実際リリルカは露出なんてないのに
動きやすい格好してますし。
こういう服があるって知ってるん
だから私も作るなり買うなり
するべきでしたよねぇ。
そしてお土産・・・なんでも、あの
女神の戦車ですら自分の師匠の正妻
相手と言うことで持ってきてるとか。
それでヘルメスや万能者は正妻の
ことすら知らないって?
・・・今の私は客観的にみたら
明らかにアッチ側ですよねぇ。
「ちなみにその正妻とやらには何か
好みとかあるんですか?」
18階で買えないでしょうか?
もしくは万能者を殺った時に
何か持ってないかな?
「【様】を付けろエロフが(#゚Д゚)、」
コイツっ!
だが実際その正妻が彼公認と言うなら、
彼を諦めるか、泥棒狐のように正妻に
認められて後宮に入るしかない。
もともと私が彼を独占できるなんて
考えてないし。それにこれからの
長い人生を考えれば・・・
あれ?もしかして今の段階で認めて
貰えば、寿命の問題でいずれ私が
一番になれるのでは?
神イシュタルは例外ですけど、
ソレはまぁシカタナイですよね?
うむ。これはアピールポイントですよ!
正妻がどう思うか知りませんが
彼に対しては間違いなくアピールポイント!
伝説の騎士のように謙虚にアッピル
とか言ってる場合ではない!
ああいや、彼に対してはともかくとして
問題は今の状況ですよ。
彼公認の正妻にアイサツ出来ないのは痛い。
だがこのメンバーが居れば私も普通に
深層に行けるから、便乗すれば
アイサツは出来るかもしれない、か。
服に関しては、もう18階層で探そう。
あとはお土産です。
ヘルメスは殺してはいけないので、
土産になるものが万能者しかない
というのは・・・
しかもその万能者は皆の共有すべき
財産ですからね。
私が独占出来るものでも無い。
あとはこの木刀くらいですが・・・
どこの世界に中古の木刀をお土産に
する阿呆が居るんですか。
温泉のお土産だって新品ですよ。
・・・そういえばヘスティアが居ますね。
今回シルに頼まれたのは少年の保護で
あって、お荷物の保護ではありませんし。
それに彼の正妻なら神は素材でしょ?
しかもダンジョンに乗り込んできた。
ギルドも特にアレについては明言して
来なかったし・・・つまりはそう言う
ことですよね?
別に、アレを殺してしまっても構わんのだろう?
セクスィメガネ、ロックオン
解除を頑張る。
マダオ、温泉に入る(自作)
エロフ、目をつけるの三本。
ロキファミリアがちょっと遅れてる?
それとも救助隊が早すぎる?
微妙なラインってお話。