ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない 作:カツヲ武士
オリ設定!
オリ展開!
嫌いな人は読み飛ばし!
なるほど、わかるようなわからんような。
「とりあえず、そちらの目的は出来るだけ
早く地上へ帰還して布と洗剤を確保する
ことなんだな?」
筆頭殿を待たせるのは不味いと言うのは
わかる。それにこの二人にしたら色々
借りがある相手でもあるからな。
「ですねー」
「ならばここで話してる時間も惜しい。
見ての通りゴライアスはこっちで
片付けたから急いで向かうと良いだろう」
全員いてもしょうがないし、さっさと
行かせた方が良さそうだ。
「団長、どうしましょうか?」
「ゴライアスがいないならそれが妥当だろうね。
よろしく頼むよ」
「「了解!」」
流石は勇者中々の決断の早さだ。
ま、これくらいはして貰わんと困るがな。
「それに筆頭殿が布を所望と言うなら
ウチの連中にも手伝わせよう」
単純に人手があった方が良いだろうし。
18階層に白兎が居るならコイツらは
不要だ。さっさと帰らせてマードゥオや
カラス?とか言う黒いガーゴイルについて
報告させた方が良いだろう。
・・・恐らく知性ある魔物だよな?
つーか話を聞く限り普通に知性あるよな。
それを調教の一言で済ませるのはどうなんだ?
いや、筆頭殿に関しては深く考えたら
負けだと言うのはわかるんだがよ。
「聞いた通りだ。お前らは直ちに地上へ戻り、
筆頭殿のこととヘファイストスファミリアの
ヴェルフ・クロッゾが無事に保護された事を
フレイヤ様に伝えるように。言うまでもない
ことだが、筆頭殿に関しては極秘案件の為
フレイヤ様への報告以外での他言を禁じる。
あぁ、帰りの道中でリリルカ先輩や春姫殿
と会ったら二人には報告しろ。無論救援対象
である他の連中のこともな」
「「「はっ」」」
「何度も言うが、へルメスやヘスティアは
もちろんのことタケミカヅチファミリアや
他にいる連中にも筆頭殿の情報が知られる
ことは許さん。情報の漏洩が認められた場合
フレイヤ様より厳罰が下る事を忘れるな。
では行け」
「「「はっ!」」」
さてこれで良し。最初に筆頭殿絡みの案件を
確認するためにと言って向こうに喋らせた
のは正解だったな。まさか奴等の手元に
白兎とヘルメスの眷族と所属不明の鍛冶師
という扱いでヴェルフ・クロッゾが居るとは。
ま、ロキファミリアの連中にしたら白兎は
フレイヤ様が目をつけてる冒険者であり、
ヘルメスの眷族とパーティーを組んでる
怪しい冒険者だ。こんな何時炎上するか
わからん厄介な火種なんざ、さっさと
こっちに引き渡したいだろうさ。
「なるほど、鍛冶師はヘファイストス
ファミリアのクロッゾだったのか・・・」
ん?勇者はクロッゾを知らなかったか。
まぁ名前は知られていても所詮レベル1の
鍛冶師だからな。顔までは知らないのが
普通ではある。
「確か魔剣を打てるクロッゾじゃったの。
・・・エルフ連中は引き離した方が良い
かもしれんぞ」
ガレスもそれくらいは知ってるか。
「そうだね。椿がその辺を上手く捌いて
くれれば・・・いや、僕たちもすぐに
戻ろう。リヴェリアに優先的に魔法を
使って貰ってから隔離した方が良い」
ん?魔法?重傷なのか?そのわりには……
あぁそうか。遠征で消耗品を失ったか。
「ヴェルフ・クロッゾに関しては、フレイヤ様
はあくまで友義だが、リリルカ先輩が直接
神ヘファイストスより救助要請を受けている。
よって回復が必要ならこちらで用意してある
ポーションを使ってくれ」
死んでたら諦めるが、生きてるなら責任を
持って持ち帰るだろうからな。
「それはありがたい。じゃあとりあえず下に
行くから、移動がてらそっちの事情も聞か
せて貰えるかな?」
「ふむ。しかたあるまい」
さて、どこまで話たモノやら。筆頭殿が
師匠の公認の正妻だって話はコイツらに
しても良いモノなのかね?
いや、まぁ春姫殿とカリフ姉妹が来れば
バレる話では有るんだが。
・・・俺もソレで気付いたしなぁ。
――――――――――――――――――――
「(# ゜Д゜)」
「いや、そんな「余計なことを」みたいな顔されてもねぇ」
下からティオナさんとティオネさんが来た
から先行して接触してみたら、筆頭様の
情報だけじゃなく白兎の保護までしてた
情報をもらった件について。
「そうだよ!別に好きで保護したわけじゃないんだしさ!」
それは確かにそうでしょうけどね?
折角引き延ばして時間稼いでたのに、
ここに来て白兎の生存情報って。
筆頭様の情報だけで十分ですよ!
「いや、そっちにしても面倒事の種だから
さっさと引き取れって言うのはわかるん
ですけどね」
特にヘルメスの眷族が。
「うん。否定はしないわ」
「だね。正直白兎君より筆頭様だし」
気持ちは良くわかりますよ!しかしまさか
18階層に筆頭様が居るなんて予想外です!
「・・・てゆーかアンタ、何でヘルメスなんか
連れてきたのよ?普通に矯正されるわよ?」
「勝手についてきたんですよ!」
これじゃあ明らかにリリが怒られますよね!
「敵とじゃれあうな。故に矯正」的な感じで
殺られますよね?!
「今からでも殺ったら良いんじゃないの?」
「・・・ギルドからは生かして連れて帰る
ように言われてるんです」
失敗でしたかねぇ。いや、黙認したのが
バレたら罰金ですし、先生の獲物を勝手に
収穫するわけにも行かないし。
「なるほど、罰金狙いか。それはわかった
けどなんでヤツらまで来てるのよ?」
ヤツら?あぁ痴女姉妹ですかね?
「久しぶりではあるけど、今は話とか戦闘を
してる余裕なんか無いからねー。襲いかか
ってきたらリリルカさんが止めてよー?」
「えぇ、それは勿論です。ですがその心配はありませんよ」
アマゾネス同士で何かあるかもって思って
ましたけど、やはり知り合い。しかも戦う
ような間柄でしたか。
しかし今回は戦いにはならないでしょう。
「へぇ?自信が有るみたいね?」
そりゃそうです。アイツらの目的を考えたら
すぐ下に主目的である筆頭様が居るのに
わざわざここで汚れるような真似をする
はずがありません。
もしもソレをヤったら、上着まで
着込んできた意味が有りませんからね。
それにこの二人は筆頭様の為に動いてる最中。
つまり邪魔をしたら印象を悪くすることに
なりますからね。
「こっちにも色々と事情がありましてね。
とりあえず情報ありがとうございます」
知らなかったら18階層を素通りしてたかも
しれませんでした。そうなったら無駄足
ですからねー。
「えぇ。私たちは地上へ戻って布と洗剤を
用意してから来るから二日か三日はかかる
と思うわ。まずは一回目の受け渡しだから
筆頭様も18階層で待ってると思う」
なるほど。洗剤良くわかりませんが布は
知性ある魔物用ですよね。
普通なら魔物に服なんか着せないので
しょうが何せ先生からの依頼ですからね。
自分が保護した魔物を、調教したと言う
扱いで認知させ、自然に保護すべき魔物で
あるとロキファミリアに認識させましたか。
そりゃ、魔物が小綺麗な服を着てたら誰でも
「あれ?」ってなりますよ。
流石の知恵ですよねぇ。しかも調教の仕方
に一切違和感が無いってどうなんですかね?
手加減したら魔物が命乞いって・・・もう
「流石筆頭様」としか言いようがありません。
「了解です。とりあえずの返礼として、
深層まで行くと思って用意してた回復薬や
毒消しをロキファミリアさんに寄贈しますよ」
ここまでで良いなら残りは荷物にしか
なりませんからね。
先生の毒消しなら毒妖蛆の毒程度普通に
治療出来ますし、恩を売っておきましょう
「あーそれは助かるね!毒とはいえ仲間が
無様な姿を晒してるところを見せたくないし!」
ですよねー
「そうねぇ。しかも毒に掛かってるのって
ヘファイストスファミリアの上級鍛冶師
が多いから、邪険にも出来ないのよね」
お客さんですからねー。ロキファミリアの
連中を「情けない!」って叱ったら鍛冶師の
立場がないですもんね。
「ま、リリにしても上級鍛冶師を助けるのは
ヘファイストス様の手前悪くはありませんし」
恩は売れるときに売るんですよー。
もちろん最高値で(ФωФ)
冒険者を助ける鍛冶師なんか死ねば良いの
ですが、今回は許してやりますよ!
「それで良いわよ。お互いが得してるんだし。
じゃ、こっちも急ぎだからそろそろ行かせて
もらうわ。お薬宜しくね」
「アルガナとバーチェにも宜しく言って
おいて貰えると助かるよー」
あぁ、後から面倒事になりますからね。
「ちゃんと伝えておきますよー。
あぁそうだ。上に行くならアッチから行けば
我々のパーティーとはかち合いませんから
少し遠回りですけど結果的には時間短縮に
なると思いますよ」
「あら、その情報はありがたいわね」
「おぉー流石リリルカさん。そんじゃ
宜しくねー」
「オタッシャデー( ・ω・)ノ」
ふふふ、良い情報が手に入りましたよ!
―――――――――――――――――
「( ・∇・)♪」
「いきなり先行して行ったと思ったら妙に
上機嫌ですね?何ですか?何か貴重な
アイテムでも手に入りましたか?
それならお土産にするからよこせ」
何寝言をほざいてるんですかねぇ?
お前はコレから地獄に落ちるんですよ?
あぁ、その前に連中に最後の機会を与えて
やりましょうかね。
「春姫さ~ん。情報ですよ~(* ̄∇ ̄)ノ」
「えっ?私は無視?!」
お前は虫ですよ。お邪魔虫!
「ほぇ?情報ですか?」
まずは捜し物からです。邪魔者がいたら
筆頭様も気分が悪いでしょうからねぇ。
―――――――――――――――――
「アスフィ殿っ!一大事でござる!」
「な、なに?!とうとう動くの?!」
これまであっちの連中に張り付いてた
(繚藍から離れられなかった)絶†影が
飛び込んでくるくらいの一大事って何?!
「ベル殿一行が18階層にてロキファミリア
に保護されたそうです!三人とも命に別状
は無いとのことでござる!」
「なんですって?!」
『『な、なんだってー?!』』
ソレが本当なら・・・助かるわっ!
『命君!ソレは確かな情報なのかい?!』
そ、そうよ。痴女神に従うのは癪だけど
情報の真偽を確認しないと!
「何かを察知したリリルカ殿が、先行した
先でロキファミリアの大切断と怒蛇に遭遇
したそうです!」
何かを察知した?気配的な何かってこと?
それに、ここでロキファミリア?なんか
タイミング良すぎない?
「・・・ここであの二人に?遠征の帰り
だとして、他のメンバーは?」
どういうこと?普通なら中層は二軍
の連中を前に出して経験を積ませてる
んじゃなかったっけ?
「え~何でも遠征の帰還中、下層で毒妖蛭?
の大量発生に見舞われたらしくて、
ヘファイストスファミリアの鍛冶師達が
特殊な毒を受けて苦しんでいるとか」
「あぁ、なるほど。毒妖蛭の毒か」
あの毒は普通の毒消しじゃ対応出来ないから
先行して地上へ戻って、専用の毒消しを
買い漁るつもりか。
それなら敏捷が高いであろうレベル6の二人が動くのもわかる。
つまり本当にベルクラネル達は保護されてる!
「ヘルメス様!」
まさかこの状況で18階層に行くなんて
言わないわよね?私は帰りますよ!
『わかっているさ!流石に今回は洒落になら
ないからね!さっさと帰るぞ!』
よし、それで良いのよ!今なら先行した二人
を追う形で馬鹿神一人なら抱えていける!
『「はぁ?!」』
「何よ、未完の少年達が無事ならそれで
良いでしょ?帰りだって私たちと一緒
よりは、ロキファミリアと一緒の方が
安全だし」
普通なら見捨てられるだろうけど、
今回はヴェルフ・クロッゾがいるからね。
ヘファイストスファミリアの鍛冶師を
見捨てたりはしないだろうし、何より
紅魔は神ヘファイストスと直々に契約を
交わしてるから!
「しかし、18階層には貴女方のご同輩がいるのでは?」
ぐっ、痛いところを突いてくるわね!
『いやいや、僕としては眷族を大っぴらに
特別扱い出来ないからさ』
さすが馬鹿神!屁理屈言わせたら迷宮都市
でも勝てるヤツは居ないわ!
乗るしか無い!このビックウェーブにっ!
「そ、そうよ!差別になっちゃうから駄目
なのよ!本人の為にもならないし。
あくまで陰からサポートするだけなの!」
実際自分が特別扱いされてるって思うと
駄目になるからね!
『いや、けど今から戻るのかい?聞く
ところによると18階層は安全地帯で
街まで有るって言うじゃないか?
アスフィ君だって疲れてるだろうし、少し
休ませてあげたらどうだい?』
この処痴女神が知ったような口をっ!
ここで少し休んだらそのまま目覚めること
なくオダブツよ!素材にされちゃうわよっ!
『ヘスティア。眷族に指示を出すのは
主神の仕事で僕の判断は帰還だ。君は君の
主観で僕たちの『戻る』という判断の邪魔
をする気かい?』
そうよそうよ!そもそもコイツに意見なんか
言う権利は無いんだから、黙ってなさいよ!
『い、いや、そんなこと言う気はないけどさ!』
だったら黙ってろ!ていうかそのまま寝てろ!
『なら黙っててくれ。別に君も無理やり
連れて帰るって言ってるわけじゃ無い。
君は君で好きにやれば良いさ』
「ですね。先ほども言いましたが戻りに
関してはロキファミリアが居ます。
未完の少年を保護してくれているなら
ヘスティア様も無下にはされないでしょう」
ギルドに帰ったら間違いなく捕まって
差し出されることになるだろうけど、ね。
『な、なるほど。確かにベル君は無事
みたいだし、ここまで運んで貰っただけ
でも十分だよね・・・』
よし、コイツも納得したし!私は帰還に
備えて馬鹿神の身を隠す装備を準備して
おかないと!
―――――――――――――――――――
ほほぅ。ヘルメスは帰ることにしましたか。
ま、帰るならさっさと帰れば良いですよ。
ギルドをどう騙すか知りませんが、何か
手が有るようですしねぇ。
しかしリリはどうしたもんですかね?
そもそも今回リリは筆頭様に用があるってわけ
じゃないんですよね。
リリとしてはヘファイストス様の眷族の無事を
確認できたから、このまま帰ってヘルメスと
痴女眼鏡を見張りつつ、地上付近で気絶させて
ギルドに差し出せば、褒賞金も出るし、先生の
敵を苦しめることも出来ますから、そっちを
選ぶべきじゃないかなぁって思うんですよ。
筆頭に挨拶が無いのも、先生の為に動きました!
と言えば、むしろ褒めてくれますよね?
ふむぅ……(ФωФ)
よし、帰りましょう!春姫さんの護衛もこの
面子で18階層なら別にリリが居る必要は無い
ですし!
そもそも護衛はアイシャさんや痴女姉妹に
アレンさんの仕事ですからね!
「ナァーザさん。リリはここで帰ります」
「えぇ?!いきなりどうしたんですか?」
「いや、どうやらヘルメスが逃げるみたい
ですから・・・・・・」
――――――――――――――――
カクカクシカジカ(゜-゜)(。_。)
まるまるうまうま(゜-゜)(。_。)
――――――――――――――――
「なるほど、確かに撤退するヘルメスを追い
込むならリリルカ=サンのアンブッシュが
有効ですね」
アンブッシュがわかりませんが、奇襲が
有効なのは事実ですね。
「そう言うことです。筆頭様にお会いしたら
リリはこう言う事情で挨拶出来なかったん
ですよーって伝えてもらえませんか?」
何も言わなかったら矯正されちゃう
かも知れませんからね!
「あ~了解です。先生の敵を苦しめることを
優先したって伝えておきますよ」
良し!コレで面倒事からは避けられますね!
筆頭様の保護した魔物についても、先生に
伝えておいたほうが良いでしょう。
詳しい内容はナァーザさんや春姫さんが
帰ってきてから聞けば良いですから、
リリはヘルメスを潰しつつ、先生に第一報を
届けて褒めてもらいますよ!
・・・そもそも先生は痴女姉妹が筆頭様に
挨拶しに来てるって知ってるんですかね?
―――――――――――――――――――
「はわっ、はわわわわわ!せ、正妻が!いや、
正妻=サンが18階層に居るですって?!」
予想外にも程があるっ!?お土産は?
服は?!それにリリルカは帰る?ナンデ?!
「リリにも色々あるんですよ。お薬とかは
ナァーザさんに頼んでおいたんで、お前は
特にすることはありません。
いや、無様な格好を晒して筆頭様からの
評価を落とせば良いのですyo (σ≧▽≦)σ」
くっ!こいつ、楽しんでやがるっ!
「いや、まって、何か、何かないの?ほら
私たちって何だかんだで付き合いが長い
・・・そう、友達でしょう!」
有るわよね!そう、ユウジョウが!
「(´・ω・`)凸」
セクスィメガネ、地獄の口から脱出。
だがしかし、後ろのリリルカに気付かない
限りダンジョンからの脱出は出来ないもよう。
リリルカ、ちゃんとギルドと鍛冶神からの
依頼を達成するつもりである。
エロフ、焦るってお話。
タケミカヅチファミリア?
今さら元凶のレベル1とか2に発言権が
あるとでも?力こそが正義なんだぜぃ?