ダンジョンにこだわらないのは間違っているかもしれない   作:カツヲ武士

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散々引っ張ってようやく18階層!

登場人物多すぎっ!


オリ設定!
オリ展開!

嫌いな人は読み飛ばし!


第117話

なになに?ことの発端はベル少年達に怪物

進呈をしたことに責任を感じたタケミカヅチ

ファミリアの絶†影とか言う冒険者が友人の

繚藍に救助の手助けを要請したこと?

 

いや、それなら最初から怪物進呈なんか

するなよ。

したならその罪悪感を抱えたままで冒険者

をするか冒険者を止めるかを決めるべき

じゃないか?

後になって不安になり、後味が悪いから救助を

手伝ってくれって・・・冒険者辞めろよ。

 

それとベル少年が一日経っても帰って来なかった

ことに対して不安を抱いて、無駄に焦った神

ヘスティアがギルドとナァーザにベル少年の救助

を依頼した?

 

いや、一日くらいでガタガタ抜かすな。

まぁ最初で唯一の眷族だから拘るのは

わかるけどさ。だけどそれがよりにも

よってフレイヤのお気に入りでヘルメス

が主人公にしたがってて、ウチのアイズに

弟子入りして鍛えて貰ったベル少年かよ。

 

既に突っ込みどころが多すぎて、もう

なにがなんだか・・・

 

その後、繚藍は要請に快く応じイシュタルに

その旨を伝えたところ、イシュタルは最近

物騒だからと言う理由で護衛を用意した。

 

本来は麗傑とフレイヤファミリア所属で

レベル4の繚藍の弟子を護衛につけるつもり

だったが、偶然香辛料と野菜を買いに来ていた

テルスキュラのカリフ姉妹がダンジョン探索

に興味を示したためコレに便乗。

 

ちなみにアレンはフレイヤからの指示で

ヘファイストスファミリアの鍛冶師である

クロッゾの救援とついでに繚藍の護衛

として参加。かわりに元々予定されてた

弟子は今回は待機になった。

 

(そもそも絶†影が繚藍に協力要請をした

とき、繚藍の弟子が話を聞いてたらしいね)

 

ついでにベル少年達を助けるために救助隊が

編成された。メンバーはヘルメスと万能者。

タケミカヅチファミリアにナァーザともう一人

援軍を加えて現在中層を捜索中。

 

それでリリルカさんはベル少年の救助を

依頼された側らしいけど、ベル少年より

繚藍に何かあったら困るから繚藍のそば

に居るわけか。

 

さらに何故かベル少年の主神である

ヘスティアまで便乗してダンジョンに

潜ってる?

 

コイツらなにしてんの?

 

・・・うん。とりあえずヘルメスは殺そうか?

 

――――――――――――――――――――

 

「いや、もうわけがわからないね。

ナァーザが来たらお茶を買いたいん

だけど持ってきてるかな?」

 

冷たいのを一気飲みしたい。

 

「知るか」

 

つ、冷たいなぁ。確かに元々僕たちは仲良く

お話するような間柄では無いけどさぁ。

 

しかし胃薬くらいは持ってきてくれてると信じたい。

 

「だけど、ヘスティアはともかくヘルメス

はなんで殺して無いんだい?君たちにとって

も邪魔な存在だと思うんだけど?」

 

ヘスティアはロキの知り合いらしいし

積極的に殺したいとは思わないけど、

ヘルメスは生かす理由がない。

 

今まで散々悪巧みしてきた実績があるし、

最近では都市外でゼウスやら何やらと

コンタクトを取ってるっぽいし。

 

僕たちやフレイヤファミリアにしたら

存在自体が殺すべき害悪だよね。

 

「・・・それか。リリルカ先輩がギルドから

「ヤツは生かして連れて帰って来るように」と

依頼を受けたらしくてな」

 

ギルドからの依頼?悪巧み仲間を殺させない

ためにウラノスが手を回したか?

それともロイマンあたりが罰金狙いで?

 

「生きてるだけで良いらしいから、両手

両足を奪って歯とかも全部叩き折り、金庫

に入れてギルドに差し出す予定らしい」

 

「なるほど、ソレから農家くんの指示を

仰いで、殺すか放置かを決めるわけか」

 

更に罰金も取ってるし、最後まで搾り取る気

だな?流石はリリルカさん。容赦ないけど、

神相手にはソレくらいしないとダメなのは

闇派閥と戦ってきた僕たちが良く知っている。

 

「ちなみに万能者はどうするんだい?」

 

普通なら激しい抵抗をしそうだけどそれ

だけの面子が居たらどうしようもないよね。

 

「今のところサツガイ予定だが、その前に

どうするかはわからんな」

 

その前?あぁ、神秘持ちだからね。

ヘルメスを神質にして延々とアイテムを

作らせたりするのかな?

 

もしヘルメスが今さらゼウスやヘラの復権を

狙っているなら奴等は立派な闇派閥。

 

骨の髄まで使ってから殺すのは何も間違ってない。

 

「ならウチもヘルメスを発見次第捕縛する

ように団員に指示を出しておこう」

 

ヘルメスが面白半分でエインさんに絡んでも

面倒だし、万が一水浴びを覗くなんてしたら

普通に18階層から上が消えるからな!

 

「そうしてくれると助かる。とりあえず俺は

リヴィラに行って春姫殿とリリルカ先輩の

宿の確保に動く。そのあとで筆頭殿に挨拶

したいから、筆頭殿が用意すると言う布の

保管場所を教えて貰えるか?」

 

あぁ、彼の立場ならアイサツしないと

不味いよな。

邪魔したら僕たちまで怒られそうだし。

 

「了解した。ただ、細かい場所はまだ聞いて

ないんだ。大まかな場所は教えるから、

エインさんに会う気が有ればあっちから

接触してくると思うよ?」

 

これは情報の漏洩になるのか?いや、

あくまでエインさんの教えを受けた

彼がアイサツに行くだけだし!

しかも布や洗剤も用意してくれるから、

きちんとした場所は知らないと駄目だよね!

 

「ふむ。それもそうだな。接触してこない

場合は寝てたりしてる可能性もある、か。

とりあえず騒がしくない程度に動くとしよう」

 

このフレイヤ第一主義にしてレベル7に到達

したアレンにここまで気を使わせるなんて。

 

やっぱりエインさんは凄いよなぁ。

 

――――――――――――――――

 

 

ヘルメスが逃げ、リリルカがソレを追い、

ヘスティアとタケミカヅチファミリアが

寂しそうな目でこちらを伺ってますが・・・

 

「ナァーザ。連中のフォローはしなくて

良いのですか?」

 

この中で奴等とまともな接点があるのは

貴女だけでしょう?

 

「いや、ヘルメスに頼まれたのは貴女もでしょう?」

 

ふっ、そのヘルメスは依頼は達成された

と判断して地上へ逃げましたし、そも

そも私が依頼されたのはヘルメスではなく

灰色です。

 

「私はベル・クラネルの無事が確認できた

時点で任務完了してますからね。連中の

帰路を守るのは貴女の仕事でしょう?」

 

実際レベル2が二人とレベル1が一人で

来るような階層でもありません。

ロキファミリアもコイツらを守る理由が

ありませんからね。

 

下手したらまた帰りに違うパーティに

怪物進呈しますよ?

 

「いや、正確には私ではなく春姫さんです。

ヘスティア様は守る必要があるでしょう

けど、そっちはベルがロキファミリアに

保護されていると言うことですから特に

問題はありませんね」

 

・・・そう言えばそうでした。

 

絶†影があまりにもアレだから忘れがち

ですが、あくまで我々はついでであって、

メインは眷族の救助を依頼した痴女神と

泥棒狐に護衛を依頼した、タケミカヅチ

ファミリアなんですよね。

 

「しかしそうなると正妻さんのことが

タケミカヅチファミリアにバレるのでは?」

 

基本的に彼は情報の漏洩を嫌いますし、

その内容が正妻さんでしょう?

 

「そうなんですよねぇ。春姫さんもエイン

さんにご挨拶する必要がありますから、

先に帰るとかはできません。

そうなると絶†影が春姫さんの側に居ること

になります。・・・私としても彼らをなんと

かしてロキファミリアに預けたいんですよ」

 

ふむ、ナァーザも色々考えてますね

 

「連中は毒妖蛆の毒に犯されてるそうですが、

対応出来る薬を作れたりしないのですか?」

 

レベル4の薬師なんてナァーザくらい

しか居ませんからね。噂のアミッドみたいな

特殊な回復魔法みたいに、特殊な調合とかは

無いんですかね?

 

「私も以前に深層でエインさんや先生と

籠ってましたからね。調合もできますし

今持っている毒消しも普通に毒妖蛆の

毒くらいなら消せますよ」

 

「・・・ならばそれと交換で良いのでは?」

 

普通に十分な条件だと思うんですけど。

 

なんなら毒で苦しむ連中を前にして

「お荷物を抱えるのと苦しむの、

どっちが良い?」と言いながら薬瓶を

揺らすくらいしても良いと思いますよ?

 

なんたってロキファミリアには当時

散々邪魔されましたからね。

・・・闇派閥とは関係ないところも

潰した私が悪いんですけど。

 

「んーリリルカさんから恩を売りたいから

可能なら無料配布をして欲しいって頼まれ

てるんですよね」

 

リリルカめっ、余計なことをしやがる!

 

「・・・それなら無料は九個までとかは

駄目ですかね?」

 

伝説の謙虚な騎士は九個で良いって

言葉を言い残しています。連中の中には

エルフの九魔姫やその取り巻きも多数

居ますから当然この話も知ってるはず・・・

まさか【九】魔姫と言うのはそう言うことか?

 

実は十二の魔法が使える?

 

あぁいや、今はソレはどうでも良いです。

タケミカヅチファミリアをどうするか

なんですよ。

 

「あ~確かに私は薬師ですから無料配布

ではなく有料での販売が普通ですし、

一般には貴重な毒消しですからね。

個数制限は悪くないアイディアです」

 

ですよね。それに貧乏神が真面目にポーション

を造るようになったらしいですからね。

ロキファミリアもナァーザが真面目に商売を

しようとしてるのを邪魔はしないでしょう。

 

「では、その方向で春姫さんと話をして

みますよ。ただ・・・」

 

「ん?なんですか?」

 

私を見てそんな風に言われると流石に

不安になるのですけど?

 

「いや、私がロキファミリアに薬を処方する

ことになれば、誰がリューさんをエインさん

に紹介するのかなぁ?って思いまして」

 

 

 

・・・リリルカめ!逃げやがったなっ!

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

「ふむぅ。確かに正妻様は見世物ではありませんね!」

 

そんなことになれば、いくらお優しい正妻様

でも春姫を許してはくれませんよ!

 

「そうなんですよ。ロキファミリアは

既に接触してるみたいですけど、先生の

正妻さんって扱いは知らないみたいだし」

 

むぅ。そうなればなおさら桜花様達とは

別行動をしなくてはなりません。

 

何せ情報漏洩は処刑案件ですからね!

 

ん~だけどどうしますかね?

私たちは深層に行くと言っても、肝心の

正妻様が18階層に居ると言うのであれば

別行動も不自然ですよねぇ。

 

そうなると白兎さんと合流させてさっさと

地上へ返すべきなのでしょうけど、では

皆様が地上へ帰還するまで正妻様をお待たせ

することになるんですか?

 

いや、正妻様はお優しい方ですから

そのくらいは笑って許しては下さるで

しょうけど・・・

 

いやいや、やっぱりダメです!そんなの

内縁の妻としてありえません!

 

私と命様のユウジョウより正妻様の御都合を

優先するのは当然のことです!

 

「とりあえず18階層に着いたら春姫たちは

即座に別行動を取ります。ナァーザさんは

タケミカヅチファミリアの皆様と一緒にロキ

ファミリアの皆さんと接触をお願いたいの

ですがよろしいでしょうか?」

 

ダメと言われたら・・・アイシャ様にお願い

して運んで貰いますか?でもアイシャ様も

正妻様へご挨拶しないとダメですよね?

 

「了解です。そのあとはベルたちと合流

して、出来るだけ早く撤収しますね」

 

良し、大丈夫でした!ナァーザさんには気を

使わせてしまい申し訳ありませんが、

そもそも地上にアレが単独で居ますからね。

 

彼女としても早く戻れるならそれに越した

ことはないと思うんです。

 

「そうですね。お手数をお掛けしますが、

ナァーザさんの為にもなりますし。

少なくとも正妻様がお休みの場所に彼らを

近付かせるような真似は慎まねばなりません!」

 

旦那様以外の男性を近付けるなど、正妻様と

旦那様のお二人に対する裏切りです!

 

宿とか取ってるのでしょうか?それとも

安全地帯を改良して過ごしやすい場所を

お作りなのでしょうか?

 

ふむぅ。場合によっては謁見するための

場を整えねばなりませんよね!

何せ急に押し掛ける形となってしまった

のですから。

 

う~ん。う~ん。あまりにも準備不足ですよねぇ。

 

「それでその、一つお願いがありまして・・・」

 

ほぇ?この流れでお願いですか?

なんでしょうかねぇ?

 

――――――――――――――――――

 

 

金髪少年が18階層に戻って来たかと

思えば、一緒に居るのは樽だけでなく、

猫耳ではありませんか?

 

ふむ。力はレベル7相当ですが、まだ

慣熟訓練は済ませてませんね?

 

それでもやはりレベルが2つ離れれば

技を潰されてしまいます。

伯師妹のレベルアップが間に合えば良いの

ですが・・・

 

今は最低限この烏と伯師妹とマダオの分の

布が有れば良いのですが、実際マダオには

どれだけの布が必要なんですかね?

 

調教した魔物を見てきた褐色姉妹ならその

辺の常識も理解してるとは思いますが。

 

・・・と言うかこの体の奥底から来る

イラつきはなんですかね?

 

烏も何かに耐えているような感じがしますし。

 

「烏。我々の本能が敵と見なす存在に

心当たりは有りますか?」

 

「・・・神ダト思イマス」

 

ふむ、神か。確かに魔物が冒険者に対して

本能的な殺意を抱くのは神の恩恵が関係

しているとのことでしたが、それなら

調教済みの魔物の存在に矛盾が生じます。

 

しかしこの問答無用の不快感を野生の魔物

が抑えられるとは思えません。

 

違いは・・・ダンジョン内だから?

 

空気の澱みと言うか、そう言うのが本能を刺激する?

 

これは旦那様にご報告する必要がありますね。

 

と言うより、さっさと17階層を消し

飛ばしたいのですが。

 

別に神に知り合いは居ませんし、犬の気配も

感じますけど、アレは旦那様に迷惑を掛ける

クズの下僕。

 

何人かいるが纏めて殺るか?いや、待て、

微かに感じるこの気配は・・・狐殿?

 

何故?いや、狐殿には狐殿の事情があって

ダンジョンに潜ることは有るでしょう。

そして猫耳が狐殿の護衛として来たなら

話は繋がりますが・・・この不快な気配は?

 

狐殿とコレを一緒にしてきただと?

 

猫耳には聞かねばならないことが出来ましたね。

 

金髪少年とは別行動を取るようですし。これは丁度良い。

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

ナニかとてつもなく強大な敵の気配がする。

 

本能は逃げろ!と伝えているが、ここで

逃げたらもっと悲惨な目に遭うんだろ?

 

俺は詳しいんだ!

 

「ふむ、覚悟が決まってるようで何より。

わざわざ追う手間が省けます」

 

や、やはり筆頭殿かっ!レベル7になっても

微塵も勝てる気がしないっ!!

しかもなんか怒ってないか?手間が省ける

って何だ!俺はまだ何もしてないぞっ!

 

「さて、猫耳。単刀直入に聞こう。貴様は

狐殿と一緒にナニを連れてきた?」

 

き、狐殿?春姫殿だよな?

 

「え?あ、いや・・・」

 

一緒に来た連中と言えば麗傑とカリフ姉妹?

やっぱり奴等はシツレイだったのか?!

 

「・・・質問に答える気は無い、と?」

 

「ち、違います!何故か居たんです!私は何も

知らなかったんデグレチャフっ!」

 

 

 

 

「烏、運びなさい」

 

「・・・ぐるぅぅ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イイワケハジゴクデキコウ




勘違いになるのかならないのか

エロフはどうなる?

猫耳が行方不明だとっ?!

魔物の本能なのかダンジョンの本能
なのかってお話
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